2018年9月の「のんびりコツコツFX」、ドルの強さをまざまざと見せつけられる

2018年9月の「のんびりコツコツFX」、ドルの強さをまざまざと見せつけられる

2018年9月のFXの成果を整理します。

2018年9月の成果は+78,894円

のんびりコツコツ積み上げるFX、2018年9月の確定損益の推移です。

9月の成果はALL USD/JPYで+78,894円でした。
pipsで言うと、+374pipsになりました。

先月、Short の損切りを進めていくことを決意したのに、今月は損切りを進められませんでした。だって、後半で損切りしようと思っていたら、下旬でめっさドル高に傾きやがるのだもん。(;_;)

プラスはLongで、Shortは悉くうまくいかず、ぐずぐずに過ごしましたが、月終盤のドル高進行によって、まさに最終日の9月28日、7月あたりに積んでいた高値のLongが次々と指値に達し確定利益となりました。同日、9月中に貯まったスワップ益も確定しています。急速なドル高進行で確定利益が増えましたが、Shortが囚われの身として残っているぶん、含み損も増えています。とほほ。

毎月のお約束で、FXで得た確定利益は月末に出金して、WealthNaviで再投資します。

USD/JPYの2018年9月の推移

米中貿易摩擦に米トルコに米メキシコに…2018年9月のドル円の推移です。

前半こそぐずぐずとしていましたが、後半はこうして見ると、まさに綺麗な右肩あがりですね。

前半のぐずぐずは貿易摩擦懸念の影響です。「トランプ大統領が次に日本と争う公算を示唆」と報じられ110.50円まで下押ししました。日本経済がピンチとなる報道で円が買われるって不思議な値動きですよね。

それ以降のドルの伸びも実は貿易摩擦懸念の影響が強いです。もちろん、米国の経済指標が軒並み良かったこともありますが、米中貿易摩擦の懸念がドル買いと云う形で現れています。

月半ばにはトルコ中銀が利上げを発表したことがポジティブ・サプライズとなりました。南北朝鮮の融和の演出もありました。リスクオンによるドル売り・円売りが並行して進み、ゆるゆるとドル円が騰がりました。FOMCが通過してひと段落ついた後で、ドル買いが進行し113.69円の高値で月末を迎えました。

先月時点での予想は当たったのか

わたくし千鳥足は、先月のFXの成果の報告で、9月のドル円の動きを次のように予想していました。初心者のくせに予想とか生意気ですが。

 米中貿易摩擦、トルコリラを始めとする新興国通貨安、世界経済の懸念材料はたくさんありますね。ただいずれもみなトランプ大統領による中間選挙目当ての演出と思えば、これからがその演出が本格化する時期になります。要するに「アメリカ・ファースト」を地で行ってドル安・株高!米国万歳!そんな感じかなと勝手に妄想します。

つまり為替はリスクオフで極端に円高が進むことも無く、また極端にドル高が進むことも無いでしょう。ドル円の上値は112.2円、下値は109.8円の直近の値動きの範囲内で9月1ヵ月を終えると予想します。ただ北朝鮮の情勢がやや怪しく映っていまして、この伏兵が暴れだしたらこのレンジを軽く下抜けることもあるでしょうね。

ドル円は3月末の下値からのアップトレンドが続いていて、いまもほんとうはもっとドル高に走りたいだけの金利差があるのに、さまざまな懸念事項と中間選挙への思惑がそれを抑圧していると思っていて、それが解き放たれる年末頃には溜めたパワーが一気に噴出しそうな、そんな気がしています。ハイ、素人初心者の予想でした!

月間の安値は110.38円、高値は113.69円でしたから、レンジで云えばまるきり外してますね。

強いて言えば、「もっとドル高に走りたいだけの金利差があるのに、さまざまな懸念事項と中間選挙への思惑がそれを抑圧していると思っていて、それが解き放たれる年末頃には溜めたパワーが一気に噴出しそう」と云うのは、113円台後半まで一気に騰がった様子にかすってはいるかなあ。新興国通貨懸念後退、北朝鮮懸念後退、米中貿易摩擦は悪材料出尽くし!で、ドル円上昇と云う流れでした。

10月の為替を考えてみる

もう毎月外しているのですが、初心者の練習なので予想してみます。

経済指標や金利差などを思えばドル高円安進行が普通ですよね。
米中貿易摩擦は未解決だし、中国による米国中間選挙への介入による新たな火種も指摘されるなどしていますが、米中貿易摩擦の懸念は直近ではドル買いとして現れます。
結論先送りした日米通商協議はすぐに事態が悪化することも無いと予想します。

つまりドル円が下がる要素が無いのですよね。
なので、このままリスクオンでドル高円安が進行すると予想します。
ここまで来たからには、上値は2017年11月の114.74円を試しておかしくありません。
押し目買いをしてLongの建玉を厚くしていきます。

下がる要素があるとすれば、米国中間選挙で共和党の圧倒的不利が報じられたり、トランプ大統領がドル高に口先介入したりと云った場合が考えられます。下値を目指す事態となれば、112円台はほぼ空白なので、112円割れは軽くいきそうな気がします。

2018年累積損益、前年同月比

2018年の確定損益の推移です。

1月~9月の9ヵ月間で累計+779,051円の利益となりました。
ひと月平均86,561円の利益となります。
わずかではありますが、これでも充分投資の元ネタ作りに役立ちます。

昨年の9月末時点では、+609,692円の利益だったようなので、前年同期比+28%と云う成果が出ています。今後も変わらずのんびりコツコツ積み上げて参ります。

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