2018年6月の「のんびりコツコツFX」、貿易摩擦を巡る政治的発言が怖くてろくろくポジれない一ヵ月でした

2018年6月の「のんびりコツコツFX」、貿易摩擦を巡る政治的発言が怖くてろくろくポジれない一ヵ月でした

2018年6月度のFXの成果を整理します。

関東は7月を待たずに早々の梅雨明け。毎日暑い日が続きますね。

2018年6月の成果は+68,490円

2018年6月の確定損益の推移です。

6月の成果はALL USD/JPYで+68,490円、+107pipsとなりました。

L/Sともに含み損を抱えるポジションがある中、窮屈な取引は相変わらず。
米中貿易摩擦の懸念が深まったり薄まったりが、トランプ大統領や習近平国家主席をはじめ米中高官らの発言によって目まぐるしく変わるので、ポジション取りづらい月でした。

最後に利益を上げているのはスワップ・ポイントの振り替えを行ったためです。
それまでは見てのとおりなだらかな推移ながらもちょこまかと損切りしています。Lで+137pips、Sで-29pipsと云う成績でした。政治関連で為替が動くときは飛ぶときには物凄く飛ぶので、Sを踏まれて耐える勇気が無いと云う恐怖心が成績にあらわれていますね。

毎月のお約束で、FXで得た確定利益は月末に出金して、WealthNaviで再投資します。

USD/JPYの2018年6月の推移

海外の政治不安に右往左往する相場

2018年6月のドル円の推移です。

米朝首脳会談が政治ショー的に終わるのと同時に米国をめぐる貿易摩擦の懸念が深まりました。これは単にリスクオフを理由として為替を円高に導く働きをします。

いっぽうで米国金利の上昇ペースが速まるとの目論見と、日本の金融政策が当面引き締めには向かわないとの確信を得て、為替はドル高・円安に向かわせる働きをします。

両者が綱を引き合いけん制しあって、方向感の定まらないレンジ相場でした。
が、こうして一ヵ月間のチャートを見ると、じわじわと上に行きたがっている様子が見えますね。
そもそも本質的には、貿易摩擦の懸念が円高に働く理由は無いわけで、理にかなった動きであると思います。

ただ、このあと為替がどちらへ向かうかは、米中貿易摩擦次第としか言えず、なんとも想像がつきませんね。関税の掛け合いになれば米国からの輸入量が少ない中国はそもそも関税を掛けられる総量が少ないため不利ですが、ここへきて中国には人民元の引き下げや米国債売却と云うカードもあるとの観測が囁かれ始め…、そうなると大混乱になるわけですが、さすがにそこまでは激化しないだろうと楽観しています。

先月時点での予想は当たったのか

わたくし千鳥足は、先月のFXの成果の報告で、6月のドル円の動きを次のように予想していました。初心者のくせに予想とか生意気ですが、ろくに根拠のない「当てずっぽう」です。

 米朝首脳会談は予定どおり開催されそうです。非核化が一気に進むとは思えませんが、トランプ大統領が自信をもって語るとおり何らかの良いサプライズがありそうです。ここで若干相場は楽観の方向・すなわちドル高に走るかも知れませんが上値はいっても5月の高値111円台前半を越えないと予想します。欧州の政治不安とともに、米国を中心とする貿易摩擦の懸念が絶えず上値を重くすると思うからです。

米朝首脳会談と並行して、FOMCが開催されます。6月の利上げはすでに織り込み済みです。今後の利上げ計画に関してはやや消極的な意見が入り、一層上値を重くするのではないかと予想します。

結果的には、108円~111円の推移、短期カチアゲのドル買いとそれを抑えつけるドル売りが何度か見られるような気がしています。110円を超えたら売り、110.5円を超えたら追加売り、111円を超えたらガチ売りで良いと思います。L/S双方で含み損のポジション抱えているのでそんなに派手に売ることもできないのですが。

米朝首脳会談は何もサプライズが無い!と云うサプライズでしたね。笑
FOMCの利上げ計画に関してはまるで外しています。相場が安定していないし、結果的には年内3回の利上げで終わるような気がしているのですが、4回に傾いているとの報告でした。

実際には108円台を早々に上抜けて、109円~110.8円のレンジでの推移となりました。
上値はまだまだ重いものの、いつ上に走り出すか要注視の状況なので、「110円を超えたら売り、110.5円を超えたら追加売り、111円を超えたらガチ売り」と云うのは結果的にはそんなに外していませんが、売るにしてもストップも指しておかないと危険極まりないですね。

7月の為替が僕にはまったく見えない…笑

為替の動きは、もう7月6日に発動予定の米中の制裁関税の行方次第と思います。
その結末によって上に跳ねるかも知れないし、下に飛び降りるかも知れないけれど、制裁関税発動までに続くだろうギリギリの調整がどう転ぶかはちと分かりませんね。

下のほうにSポジを抱えていて毎日スワップ金利払っているので、理想は調整決裂・制裁関税発動で一気に円高が進み、その後あっさり和解してドル高ぐんぐん進むのが良いのですが、そんな都合よくはいかないでしょうね。笑

順調に回避できた場合には、5月高値の111.4円を越えて、さらに上に走りそうです。
上にしろ下にしろ直近のレンジを越えて、別のレンジに移行しそうな気がします。

もちろん、初心者が練習と思って予想しているストーリーなので、まったく信じてはいけません。

2018年累積損益、前年同月比

2018年の確定損益の推移です。

1月~6月の6ヵ月間で累計+571,609円の利益となりました。
ひと月平均95,268円の利益となります。

昨年の5月末時点では、+429,660円の利益だったようなので、前年同期比+33%と云う良い成果を継続できています。今後も変わらずのんびりコツコツ積み上げて参ります。

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