長澤まさみさん主演の『コンフィデンスマンJP ロマンス編』を観てきました。ここまで騙し合いだとまるで『夢オチ』のよな驚きと拍子抜けで『ちょおおお?!』てなる。18歳で浅倉南を演じた長澤まさみさんも、いよいよ映画中でババア呼ばわりされる31歳の女性になりました。31歳て全然ババアじゃねえし…!
映画はいつも近所にあるTOHOシネマズで観ています。TOHOシネマズで映画を観るなら、シネマイレージカードがお得なのは常識ですね。なんたって映画を6回観れば1回タダで観れるのですから。
ここでは、そんなシネマイレージカードのこまかな補足事項を整理しておきます。
シネマイレージカードの基本のお得条項
映画好きにシネマイレージカードを知らない人はあんまり居ないと思うのだけど、一応基本のお得内容をまとめておきます。
- 映画を6回観ると1回無料で観れます。
- 観た映画の時間1分につき1マイルが貯まり、ドリンクやポップコーンと交換できる。
- 毎週火曜日はカードの提示だけで1400円で観れる。
- クレジットカード機能付きなら、永久不滅ポイントが貯まる。
こういう能書きはどこにでも記載されていますね。
シネマイレージカードを持つべき人
シネマイレージカードは映画館のCMでよく見かけるけれど、「手続き面倒だなあ」と云う面倒くさがり、「タダで得するワケがないからどうせ裏があるんでしょ」と云う疑い深い人もいて、検討してない人も多いんじゃないかなあ。
シネマイレージカードは、ズバリ年1本以上の映画を観る人なら持って良し、年3~4本の映画を観る人であれば必携と云うカードです。
もう少し言うと、2年間で7本以上の映画を観る人にとってお得なカードです。そこまで観ないや…と云う人にとっては、持っていて損はないけどそこまでお得ではありません。
何故なら映画を6回観ると1回無料で観れるのですが、この鑑賞ポイントの有効期限は鑑賞日から2年間なのです。2年間で6本観て、さらにもう1本を無料で観る、それくらいの本数は観るよって方は確実にお得なので持つべきです。
シネマイレージカードはクレジットカード機能付きがお得
シネマイレージカードには、クレジットカード機能無しのものと有りのものがあります。クレジットカード機能有りのものは、マスターカードかアメリカンエキスプレスかの2択です。
お得なのは圧倒的にクレジットカード機能有りのマスターカード版です。
タイプ | 年会費(初年度) | 年会費(2年目以降) | 備考 |
---|---|---|---|
クレジットカード機能無し | 500円 | 300円 | 有効期限は1年間 |
クレジットカード機能有り(マスターカード) | 無料 | 300円 | 年1回のショッピングまたはキャッシング利用で2年目以降も年会費無料 |
クレジットカード機能無し(アメリカンエキスプレス) | 無料 | 3,000円 | 年1回の利用有無に関わらず2年目以降は年会費がかかる |
クレジットカード機能有りのものは初年度の年会費が無料です。加えて、マスターカード版は年1回の利用で2年目以降も年会費が無料になります。つまり年1回利用すれば、年会費は一切かからないと云うことです。
クレジットカードを幾つも持つのはイヤだしなあ…と云う理由でクレジットカード機能無しのものを選ぼうと思う方もいるかも知れませんが、こちらは初年度500円、2年目以降も毎年300円かかってしまうので、却っておかねがかかります。「クレジットカード機能有り(マスターカード)」を選択しましょう。
家族カードは作成できない。夫婦/彼氏彼女で個別に持とう
シネマイレージカードは、家族カードは作成できません。そして鑑賞ポイントが貯まるのはカードを所有する本人の鑑賞分のみです。
なので、夫婦で観る方・彼氏彼女と見る方は、二人とも個別に作成するのがお得です。
もっとも彼氏彼女でともに持つ場合には、別れたときにイヤぁな思い出になる可能性も無きにしもあらずなのでそのへんは自己責任でお願いします。
二人で個別に作成したら年会費が倍かかるよね…と無駄に眉をひそめる方がいるかも知れません。でも大丈夫です。だって「年1回のショッピングまたはキャッシング利用で2年目以降も年会費無料」なのですから。
我が家は映画予約に僕カード、POP&COKEに嫁カード
「年1回の利用」を忘れてしまうと年会費がかかってしまうので、かからないようにするためには、映画を観るのに使うおかねはシネマイレージカードのクレジットカード機能で払うのだと決めてしまえば忘れません。
我が家では、映画を予約するときに僕のシネマイレージカードで払い、現地映画館でポップコーンとコーラを購入するときに嫁のシネマイレージカードを使うルールにしています。
これなら年に1回映画を観ている限り、年会費がかかりません。
シネマイレージカードを作成する!と決めたら、映画の半券を保管しておこう
申し込みをしてからカードが手元に届くまで若干の期間を要します。その間に見た映画の鑑賞ポイントはどうなるんかしら?
大丈夫です。カード申し込みから3ヵ月以内に、手元に届いたカードと鑑賞した映画チケットの半券を持ってTOHOシネマズに訪れれば、その分の鑑賞ポイントも加算してくれます。ただし、カード初利用のタイミングに限るようなので注意してください。
シネマイレージのマイルで交換できるもの
シネマイレージカードの特典で一番目立つのは6回観たら1回無料のサービスですが、別途マイルが映画1分につき1マイル貯まります。
このマイル、何に交換できるか気になりますよね。シネマイレージの会員サイトで確認すると、以下のようなものと交換できます。
- 300マイルで映画のプレミアイベントの抽選申込み権
- 300マイルで映画オリジナルのポスターやクリアファイル等グッズの抽選申込み権
- 1000マイルでポップコーンSサイズ、ソフトドリンクSサイズ
- 6000マイルで1ヵ月フリーパス(ただしこれは2019/12/31まで)
よっぽどのファンなら抽選でマイルを消費するのもアリでしょうけど、普通はポップコーンかソフトドリンクで消費しますかね。どちらも1000マイルです。
映画1本ざっくり120分だとして、8~9本の映画鑑賞をして1000ポイント(ポップコーンSまたはソフトドリンクS)に届きます。
マイルの有効期限は鑑賞した翌年の12/31までなので、鑑賞ポイントもマイルもフルに「お得」を取るのだ!と思うなら、年間4~5本の鑑賞が前提となりますね。
セゾン永久不滅ポイントで交換できるもの
シネマイレージカードのクレジットカード機能を使用すると、1000円の利用で1ポイントの永久不滅ポイントが貯まります。1ポイントはおおよそ4.5円に相当するので、0.45%の還元率です。
けして高い還元率ではないので、鑑賞ポイントやマイルが貯まらない一般のショッピング等で使用するには不向きです。なので永久不滅ポイントは映画鑑賞時に限り少しずつ貯まるものであって、ゆえに貯まるスピードはだいぶ遅いです。
でもこの永久不滅ポイントの用途は選択肢が広く、すこーし面白いです。
ポイント運用サービス
ポイントは貯めるだけでなく100ポイント単位で投資信託や株式を購入し運用できます。選択できる商品は以下のとおりです。
- 投資信託 日本株TOPIX連動コース
- 投資信託 アメリカ株(VOO)コース
- 投資信託 アクティブコース(外国株式・外国債券中心)
- 投資信託 バランスコース(国内債券中心)
- 株式(カルビー、日清食品、ホンダ)
これはいまこの記事書きながら初めて知りました。笑 セゾンらしい面白いサービスですね。
支払いに充当する
永久不滅ポイントは次月のカードの支払いに充当できます。
200ポイントで900円相当の支払いに充当できます。1ポイント4.5円の換算ですね。
景品と交換する
家電用品、グルメ商品などたくさんの中から選び交換することもできます。
各種ポイントや各種ギフト券にも交換できます。
シネマイレージカード特典フル活用時の還元率は?
- 6回鑑賞で1回無償になる鑑賞ポイント
- 映画1分で1マイル、1000マイルでポップコーンSと交換できるマイル
- 利用1000円につき4.5円ほど還元の永久不滅ポイント
クレジットカード機能付きのシネマイレージカードにおける還元は以上3点です。これらをフルにゲットした場合のシネマイレージカードの還元率を確認してみましょう。
映画1本観るのには一般1800円、1本平均125分の映画だとします。年間4本、2年で8本の映画を観るとすると映画鑑賞代は8回×1800円=14,400円です。
そうすると還元される金額は以下のように計算できます。
- 8回の鑑賞で1.33回の無償鑑賞ができます。1.33回×1800円=約2400円の還元。
- 8回×125分=1000分=1000マイル。ポップコーンS=320円の還元。
- 永久不滅ポイント1000円利用で4.5円程度、14,400円に対する単純計算で63円の還元。
合計すると、14,400円の利用に対し、2400円+320円+63円=2,783円、実に19.3%の還元率に達します。
これは中々凄いですね。映画好きなら必携のカードと言って良いでしょう。
まとめ
シネマイレージカードに関するまとめ
- クレジットカード機能有り(マスターカード)を選ぼう
- 映画を年1本以上観るなら持って良し、年3~4本以上観るなら必携
- ショッピングでの還元率は0.45%の低いが映画関連のお得をフルゲットなら還元率19.3%のスーパーカード
いやあ、映画ってほんっとに良いものですね。さよなら、さよなら、さよなら。
<関連記事>
水道光熱費に保険に通信費、まずは家計上の固定費から。銀行口座の引き落としをクレジットカード払いに変えるだけでこんなにお得。
コメントを書く