週末に5月の資産運用報告を取りまとめるに当たって、まず5月のFXの成績を確認しました。何故かと云うと、運用成績がたぶん相当ヤバイからです。涙
6か月間のドル円の推移
直近6か月間のドル円の推移です。
年初のフラッシュ・クラッシュの後、1月一杯はフラフラとしていましたが、その後華麗に持ち直し、4月の終盤から一気に崩れました。
米中貿易摩擦もたかがプロレス、金利据え置きで適温相場でぬくぬく行くのかと思いきや、GWの終盤、トランプ大統領のツイートと云うゴングが唐突に鳴らされて、米中貿易摩擦は貿易戦争と化しました。
このツイートが曲者で、中国に怒ってみたり楽観を述べてみたり、自由奔放すぎてそのたびに為替の動きは右往左往、ただでさえ投機のFXがすっかり運ゲーと化しました。
溜まっていたS玉・救出の期待と諦めの損切り
下手くそな僕は、1月4日のフラッシュ・クラッシュでそれまで溜まっていたS玉を一掃できてなお且つ若干の利益を得ると云う幸運を得たにも拘わらず、その後も1月の中盤、3月の下旬とS玉を溜めてしまっていたのでした。
日々膨らむマイナスのスワップ・ポイントに不安を感じながら、米中貿易摩擦による円高がきっと来るはずだ！とドル円の下落を待っていたのです。
そこへ来た貿易戦争の火種、よしキタァァァ！と思ってドル円の下落を見つめていたのですが、そうする内にもトランプ大統領の気まぐれな楽観視ツイートが流れたりもして、それがあんまり楽観的だったから、ツイートともにあがった火柱に「またマイナスのスワップ・ポイントに悩まされる日々が続くのか…！」と青褪めて、S玉をごっそり損切りしました。その額約43万円。
損切りの爽快と皮肉・そして不安
損切りした直後はすっきり。嗚呼爽快。
でもドル円はその後ちょっと持ち直したものの、いまはさらに下落して108円台じゃないですか。米中の態度はますます硬化するばかり。なんで損切りするとあざ笑うかのように切った方向に進むのかなァ。皮肉。
で、いまは、L玉を抱えながら、S玉を持たずにいることの不安に苛まれています。資金を足せば不安も薄らぐのでしょうが、拘束されるおかねを増やしてしまう結果になりそうで、敢えてしていません。
フラッシュ・クラッシュのような変動をまともに受け止めたら退場しちゃう水準。いちおう下方向に走りはじめたら売りを入れて両建てにする仕掛けは入れてみたけれど、不安に変わりはないですね。
ほんとうは米中貿易戦争の今後を思えば、戻り売りでS玉を握っておきたいのだけど、S玉でマイナスのスワップ・ポイントが嵩んでいく恐怖を連続で味わっているので戻り売りしても握力高く握っていることができません。
FXはやるもんじゃないね
こういう状況になって初めて思うわけではないのですが、FXなんて、やっぱやるもんじゃないですね。
良い子のみなさんはやってはいけませんよ。
FX戦士くるみちゃんみたいになってしまいますからね。
とりあえず、少しずつ売買を繰り返して、損切りした分を取り返します。
