2018年11月のFXの成果を整理します。
2018年11月末時点での成果
2018年11月単月での成果は+68,147円
のんびりコツコツ積み上げるFX、2018年11月の確定損益の推移です。
11月の成果はALL USD/JPYで+68,147円でした。
利益は100% Long のものです。月間で9回しか決済していません。時間もあまりかけていません。レンジの下限と見込んだあたりに Long の指値を入れておいて、ほどよく騰がったところで利益確定。のんびりその繰り返しでした。
利益は出ていますが、pipsで言うと-177pipsと云う成績です。取引回数少ない中、塩漬けしていた Short を一部損切りしたためこんなヘンテコな数字になります。
毎月のお約束で、FXで得た確定利益は月末に出金して、WealthNavi で再投資します。
2018年の累積損益は+93万円
2018年の確定損益の推移です。
1月~11月の11ヵ月間で累計+931,107円の利益となりました。ひと月平均84,646円の利益となります。
わずかな収入ではありますが、そのわずかがバカにできません。これでも充分、投資の元ネタ作りに役立ちます。
FXは投資でなく投機だからと嫌うのは理解しますが、投資も投機も「億稼いだり億失ったりする人がやるもんでしょ」と触りもせずに忌避する人はまず己の無知を知るべきだし、「ちまちま少額稼いでセコくてめんどくさw」と言う人は、小額を積み重ねる以外の大金の稼ぎ方を10個例示してみたら良いと思います。誰を想定して煽ってるかと云うと、投資や投機を始める前のわたくし千鳥足、過去の自分自身なので気にしないでください。
さて、昨年は、11月末時点では+720,424円の利益だったようなので、前年同期比+29.2%と云う成果が出ています。今後も変わらずのんびりコツコツ積み上げて参ります。
2018年11月の為替相場
USD/JPYの2018年11月の推移
2018年11月のドル円の推移です。
月の前半は、米国中間選挙が想定の範囲内の結果となった安心感から、また米FOMCで漸進的な利上げ方針が維持されたことから、ドル円は114.20円まで騰がりました。英国EU離脱をめぐるポンドの下落もドル買い要因につながったようです。
月の中盤で株式市場の大幅下落、APECでの米中の衝突なのがリスクオフ要因となって112.3円台まで下げ幅を拡げました。
その後切り返して114円台再到達のあと、パウエルFRB議長が政策金利が中立的な水準に近付いていることを示唆したことで、113円台に値を戻して11月のドル円相場が終了しました。
僕は112円台、あるいは113円前半で Long で仕込み、113円台後半から114円あたりで確定する形でのんびり積み上げました。特に月の後半、112.7円で仕込み、114円チョイ手前で決済できたのは我ながらナイストレードでした。自画自賛w
先月時点での予想は当たったのか
わたくし千鳥足は、先月のFXの成果の報告で、11月のドル円の動きを次のように予想していました。初心者のくせに予想とか生意気言ってすみません。
11月6日の米国中間選挙までは方向感定まらず、10月後半に対し比較的広めのレンジで動くように思います。選挙と云うとFXを始めたばかりの頃の米国大統領選の値動きを思い出してしまいます。ここへきて共和党が勢いを得ていると云う報道はありますが、いずれにせよ当日は111円台割れも危ぶまれるような局面があっておかしくありません。
中間選挙を終えたあとは、結果がどう転ぼうと、あく抜けしてドル円は騰がっていき、115円近くまで伸びると推測します。楽観しすぎと言われるかも知れませんが、株式市場も中間選挙を境に落ち着きを取り戻すのではないかと思っています。
諸問題は何も解決していないので、長らく高値に留まるかと云うとそうはいかないでしょう。月末に開催されると云う米中首脳会談が近づくにつれ、リスクオフの動きもあるでしょう。結局のところドル円は10月と同じようなレンジの幅に収まって、11月の終わりを迎え、米中首脳会談の成否によってその先の振れ先が決まりそうです。
米国中間選挙の当日は確かにボラティリティ高めでしたが、111円台割れは絵空事でした。それでも112円台で Long できたので良かったです。
115円近くまで伸びるという推測も絵空事でした。ハイテク株の急落によってリスクオフが進んだことがあり、11月の高値は114.20円でした。
米中貿易摩擦の懸念が常に重しとなっていたのは合っています。パウエルFRB議長がわりと濃ゆくハト派的な見方を示したことがサプライズと言えばサプライズでした。
2018年12月の為替をイメトレする
ほぼ毎月外しているのですが、初心者の練習なので予想してみます。
G20、米中首脳会談の成果は…?
為替も株式市場も、米中貿易摩擦の懸念と楽観のはざまで右往左往している状況なので、この成果が見えないと短期的な動きも想像がつかないのですが、直近のニュースでは以下のような報道があります。
米、新たな対中関税を90日延期 首脳会談 不公正取引の改善へ協議継続
そもそも今回の米中首脳会談で全面解決!なんてことは誰も期待していなかったので、これは市場にとっては悪い材料にはならなさそうです。米国株式は素直に騰がりそうですね。でも技術移転の強制や企業への国家補助などについて、中国がすぐさま舵を転換させることもないでしょうから、90日間トランプのツイートを始めとするワイガヤが市場を左右することになりそうです。
パウエルFRB議長の発言はドル円の重し
いっぽうで為替、ドル円の動きは、パウエルFRB議長の発言が重しとなるので、株価が騰がることがあっても、連動した形でぐんぐん伸びると云うことは無さそうです。12月のFOMC会合の発表内容、その表現が注目されそうです。
EU由来のリスクオフ要因はドル円にはさほど響かない?
英国のEU離脱をめぐる英国議会の決定は、リスクオン要因を生むような結論に達しそうには無さそうです。
でもEU由来のリスクオフとなれば、ドルも円も買われてドル円としては動きが相殺されて、どちらかに極端に振れることはなく、ふわふわと方向感の無い動きになりそうです。
戦略は…
米国の利上計画に合わせて Long を放置しとけば良いやと云うぬるい雰囲気は一回忘れたほうが良さそう。
米国の利上げ減速が表現されると予想し、ドル円の上値は軽くなく、下値を拡げると推測します。上は行っても114円台半ば、下は112円前半あたりと予想します。
113円台で取引するなら小さめのLong玉を短期で、112円台に入ったあたりではもう少し大き目のLong玉をやはりこちらも短期で取引しようと思います。
素人のイメージ・トレーニングですごめんなさい。
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