家計を管理するようになる以前、おかねのことで嫁と揉めるのは、5月が多かったように思います。
5月は自動車税・自動車保険の更新・車検あるいは1年点検…と、車関係の出費が増えて、ただでさえ支出が嵩む月なんですよね。
加えて、何故か4月5月6月の付近は、何かが起きやすいです。
この季節には、夫婦仲を引き裂く何か強い磁場が働いているとしか思えません。
いまでは家計を管理しているので、支出を抑制とはいかないまでも「見える化」くらいはできています。そのためすぐに喧嘩におよぶことはありません。でも、かつてはこの時期は毎年おかねのことでギスギス喧嘩をしていたように思います。
そして姉さん、今年の5月もまた事件が起きました…。
それでは、2020年5月度の家計を報告します。
2020年5月度の収支実績
我が家では半年のサイクルで家計管理をするにあたって、次のルールを適用しています。
- 日常生活の「通常収支」、イベント・突発的事情に伴う「特別収支」とに分けて管理します。
- 賞与は翌サイクルの「特別収入」に数えます。2019年の冬季賞与は2020年上半期の特別収入です。
- 旅行用の貯蓄は積み立てた時点で支出と数えます。実際に旅行するときには支出に数えません。
- 投資目的の積み立ては支出には数えません。預金か投資か。収支の余剰をどの金融商品に充てるかだけの相違です。
このようなルールを適用した2020年5月度の収支実績は以下のとおりです。
収支計は+0.1万円!!ぎっりぎり薄氷の黒字です!w
特別支出が4月比で約3倍ですからね、そりゃ黒字幅も薄氷になります。
収入 61.8万円の内訳
収入の内訳を確認しましょう。
給与所得と毎月配当エリアの収入からなる通常収入が53.4万円、それ以外の収入である特別収入が8.3万円でした。
メルカリ:7.0万円
特別収入の大半は、メルカリの売上です。4月5月ぶんの売上7万円をまとめて銀行口座に移しました。
その他
それ以外はアクティブエリアからの配当収入が少々と、個人向け変動国債の利息が少々です。
支出 61.6万円の内訳
通常支出が43.4万円、特別支出が16.5万円、旅行積立が1.7万円でした。
特別支出の増は、車関係の支出に加えて、住宅関係の費用が嵩んだためです。
そう、事件は毎年この時期に起きるのです。
特別支出16.5万円の内訳は以下のとおりです。
車関係:8.1万円(一部予算外)
5月は毎年車関係の支出が嵩みます。
自動車税、自動車保険の更新が毎年。それから今年は嫁の免許更新がありましてその費用も車関係に括っています。
住宅関係:4.5万円(予算外)
はい、姉さん事件です。今年はトイレが壊れましたw
「1階のトイレの便座があたたまらない」と云う事案です。僕的には「えええ…別にこのままでも良いんだけど…」というレベルの事案だったのですが、「絶対直す」と嫁が立ちはだかります。
「トイレが冷たいと、わたし便秘で死んじゃう」
とまで言います。若干喧嘩になりかけました。
仕方なく点検をしてもらい、修理してもらいました。便座の交換だけでは済まず、基盤の交換までしました。便秘対策の下剤を買ったほうが安く済んだかも知れません。
外食応援:2.1万円(予算外)
新コロの緊急事態宣言も解除されましたし、特別定額給付金もいずれ入るようなので、ぼちぼち馴染みの外食店舗の応援に出向いています。
この2.1万円以外にも2.0万円をつかっていますが、それはクレカのポイントで得たVISAのプリペイドカードで払ったので、家計簿には載ってきません。ポイントでの支払いは家計簿的にはノーカウントの領域にしています。
ふるさと納税:1.9万円(予算外)
鹿児島県霧島市のしゃぶしゃぶ用のお肉にふるさと納税しました。
一昨日家に届いたので、今日の夜はしゃぶしゃぶを食べます。
ふるさと納税のお肉が届きました。今宵は初夏にクーラーを点けてふるさと納税のお肉でしゃぶしゃぶをすると云う庶民の贅沢を楽しみます。
— 千鳥足@投資初心者 (@chidoriashi_sh) June 7, 2020
収支項目ごとの予算対比
予算対比を収支項目ごとに整理しました。
収入はほぼ予算どおり、予算比101.0%
通勤手当のぶん、給与の手取りが予算対比で減っています。
投資の成果も、FXをやめたこと、5月は配当収入が前年対比で減少したことによって予算対比でだいぶ少ないです。
収入を救ってくれたのはメルカリの売上でした。嫁が熱心にメルカリしてます。
前々から言っていることですが、売り払うものぜんぶ売り切ったときの嫁の侘しげな佇まいを思うと切なくなります。
支出は実は予算比85.2%と大幅に少ない
支出の合計は61.6万円、予算比85.26%と、約15%ほど少なく済みました。
自動車関係、住宅関係で予算外の支出が多かった5月でしたが、実は予算化してたのに使わなかった支出も多かったのです。
大きくは通勤定期代と固定資産税です。
固定資産税は、たまたま引落日が5月ではなく6月になったため。
通勤定期代は、6ヵ月分の通勤定期を購入するつもりで予算化していましたが、買わなかったためです。勤務形態・場所がこれから先どうなるか分かりませんからね。
いっぽうで、テレワークが多くなると食費・日用品の支出が増えるという傾向は前月と同様でした。
収支計は黒字+0.1万円
薄氷の黒字ではありますが、5月の予算は-11.0万円の赤字だったので、予算対比では+11.2万円という好結果となりました。
支出が嵩みがちな5月を黒字で乗り切ったのは素晴らしいです。
2020年上半期の家計収支予実
2020年上半期収支の予算と実績・見通しをグラフにしました。
5月の収支が予算よりも好転したこともあって、実績+今後の見通し(緑の実線)が予算(赤い点線)に対し少し上振れ距離を拡げました。
このまま順調に暮らしたならば、半年間の家計収支は+300.1万円が見込まれていて、予算の+207.1万円をおおきく上回って終わることができると云う見通しになります。
なんでこんなに上振れてるんだっけ…?すっかり忘れていましたが、長期間加入していた生命保険の払い戻し金が1月の時点で約75万円ほど入っていたのでした。何かが節約できていたわけではないという裏事情を知り、この上振れもなんだか空々しいものに見えてきました。
暴落したこともあり、我が家の資産は2019年末対比でむしろ減っています。
それも少しずつ回復しているので…、上半期(1~6月)の間に
せめて家計収支のプラス幅と同じくらいの水準まで
回復してくれたら嬉しいのですが…!
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