我が家では半年のサイクルで家計を管理しています。2018年の下半期の予算は、7月~12月に該当します。ただし賞与については半期ずらして収入に数えることにしており、6月の夏の賞与は下半期の収入、12月に出る予定の冬の賞与は2019年上半期の収入に数えます。
夫婦であれこれ相談をして、2018年下半期の家計予算を決めました。
2018年下半期は、もともとおおきな出費の予定はなく、淡々と蓄える期間だと思っていたのですが、諸般の事情で急きょ庭の外構工事をすることになりまして、ちょっと悩ましい予算となりました。
2018年下半期の家計予算概要
収支の予算概要を整理しました。支出が収入を上回る予算になっています。
その差116万円。
見てのとおり、毎月の生活支出と投資活動は給与の範囲で賄えているのですが、特別支出が賞与の額を大幅に超過してしまっています。急きょ決めた庭の外構工事に160万円の予算を確保したのが原因です。
急きょ決まった外構工事の事情
家の目の前の細い道路を挟んだ土地を「庭」として手に入れ、水回りも整えて、四季折々に花を植えたり育てたり愉しんでいます。住宅街にぽかりと空いた一画で、景観が開けていて良かったのですが…。半年ほど前から、「庭」の隣地に業者が入って、プレハブを置くわ、コンテナを置くわ、みすぼらしい壁で囲うわ、「庭」の景観を台無しにしてくれているのです。とは云え互いに所有する土地の範囲のことなので文句も言えず。仕方ないので、こちらの側の範囲内できれいなフェンス…要するに目隠し…を設置することにしました。フェンスの素材を選び、その足元は花壇に、花壇に木々を植えて、…諸々盛り込むとおおよそ160万円になりそう、これが外構工事の予算です。
それ以外の下半期のイベント
上記の外構工事のほかには、以下のイベントを盛り込んでいます。
- 僕の誕生日の食事代
- 父母の古希祝い
- 義父母の一周忌
- 住宅ローンの繰上返済
- 固定資産税、自治会費、カード会費、NHK受信料、JAF年会費等、…等々の経費
2018年下半期の家計予算の詳細
もう少し細かく見ていきます。
2018年下期予算を上期実績、上期予算と対比したものです。
給与・賞与の所得は上半期とほぼ同様
毎月の給与の手取りは厚生年金、介護保険の控除が増えて減りましたが、賞与が昨年の冬に比べて少しだけ良かったので少しだけ上回っています。まあほぼ同様ですね。
投資成果は控えめに見込む、上半期実績の31.5%
投資成果としての収入は、予算上ではすでにおおむね計算できる配当収入と、おおよそこれくらいは安定して得られるであろう投機の成果を積んでいます。それ以上の投資成果をアテにして予算を組むことは危険なので、積んでいません。ただ、大赤字の下半期収支予算をもし逆転できるとしたら、投資成果の収入にかかっているのだと思っています。
住宅関係は上半期実績の318.7%!
ここに外構工事を計上しています。まあそりゃこうなりますね。
半年に1回、18万円の住宅ローン繰上返済もここに含んでいます。
食材・日用品は、従来実績に合わせて予算を改定しました
食材・日用品は上半期予算に対して72.7%と大幅削減しています。
ただし大幅削減したその数値が上半期実績の105.6%とほぼ上半期並みの設定です。
水道光熱費は、昨年下期の実績に合わせてみました
水道光熱費は、毎回予算が余る傾向にあり、あまーい予算設定になっていたので、今回、上半期予算の63.6%ときゅきゅっとシェイプアップしてみました。上半期予算に対しても79.0%となっているのですが、主に寒い季節の上半期と、主に暑い季節の下半期では、上半期のほうが毎年水道光熱費が嵩む傾向にあるので、ここの予算は昨年下半期の実績を参考に設定しました。
外食・遊興費は少し多めに予算設定
ここ最近外食費が予算を超過することが多く、外食を抑える=外出を抑える=家でうだうだしている、そういう暮らしもイヤなので、食材・日用品や水道光熱費を減らせた分、少しだけ毎月の予算設定を増やしてみました。
医療費は、上半期実績の129.6%
妻の検査・治療がまだ続きそうなので、通院を始めた上半期後半の支出を参考に多めに設定しました。
経費・交際費は、上半期予算の111.3%
主には父母の古希祝い、義父母の一周忌を積んでいます。
それでも上半期実績よりも少ない予算になっているのは、上半期に祝い事が重なったせいです。
その他は、上半期実績の30.8%
その他にはふるさと納税を計上しています。
上半期にはPCの買い替えや確定申告での納税などが重なっていました。
投資は、上半期実績の34.5%
毎月の積み立て額のみを計画しています。
FXや株の売買などで得た成果を再投資する場合には、この項目の実績が予算を上回っていくことになります。
そんなこんなの下半期の見通し推移
下半期の予算は、月毎のイベントに合わせて策定した予算を集計したものであって、詳細は下のグラフのように毎月の収支として整理してあります。
7月の時点で賞与を使い果たして、颯爽と赤字でございます。
その後もイベントが重なる8月は赤字、何かと出費の多い12月は収支ほぼトントン。
10月11月、急激に収支が回復するように見えますが、軸の設定の問題なので大した回復ではありません。
さて、ここからどこまで回復できるか、下期の家計管理が始まります。
コメントを書く