人手不足と働かないおじさん。始動する「おっさんリバイバルプラン」。

人手不足と働かないおじさん。始動する「おっさんリバイバルプラン」。

勝手にファンをしております こびと株 さんが、少し前にサラリーマンでありながら不労所得を得る「働かないおじさん」について記事を書いていました。

なるほど大企業には閑職がたくさんあるんですね~。

 
 

中小企業にも、「相対的に働かない」おじさんは居る

わたくし千鳥足の勤め先は中小企業なので、あからさまな閑職はそう多くはありません。閑職かかえているほどゆとりありませんからね。

それでも相対的に見れば働かないおじさんはいるんですね。

  • 役職を得て自ら手を動かす立場から早々に退き、各案件の様子を見に日々移動してお茶して直帰するおっさん。
  • 売上・利益を拡大するでもなく若手を育てるでもなく、誰でもできる保守案件に長らく居ついて、主(ヌシ)として君臨するおっさん。

IT業界、技術の進歩が激しいですからね、かつて輝いたリーダ層が、技術の進歩に追いつけず、かつ管理職としての研さんも怠けると出世ルートから外れてしまい、上記のようなおっさんが生まれます。

高止まりしたままのほどほどに良い給与を得て気楽に暮らし、まあそれだけならまだ良いのですが、ところ構わず会社の悪口を吹聴したりするので困ったものです。

人手不足、人材流出、採用不調…

昨今どの業界もそうでしょうが、特にと言っても良いでしょう、IT業界の人手不足はまじ半端ないです。仕事はある。でも人いない。どんどん体制が薄くなる。

大手に金で釣られて、人材の流出が多い。うちも金で釣ろうと思うが、30代管理職候補生とかは容易には採用できません。

今期も下期半ばを過ぎ、このまま人手不足の状態で次年度はどうしたら良かろうかと、薄ら薄ら思い悩んでいたときに、「そうだ、職場には ”働かないおじさん” が居る」。そう気付いたら、やるしかありませんよね。

始動する「おっさんリバイバルプラン」

いまや時の人となったカルロス・ゴーン容疑者が「日産リバイバルプラン」を掲げて の復活を目指したのは1999年のこと。

にっさんとおっさん似てるし「おっさんリバイバルプラン」でいいや。ふと口を衝いて出た名称ででそのまんまいきます。

各案件の様子を見に日々移動してお茶して直帰するおっさん

このおっさんには直接指揮を執らせる案件を宛がう。いままで日々様子見と御用伺いをしてた案件は、若手を抜擢して兼務してもらおう。

おっさんは嫌がるけれども無視して指揮を執らせる。案件がうまく行けば出世ルートに戻れば良いし、うまく行かないのなら降格ですね。

背水の陣のおっさんリバイバルプラン。でもこういうおっさんは大抵要領が良く・危機管理能力に長けているので、たぶんうまくこなすのだろうなと思っています。もちろんうまく行くよう願ってるし支援する。

誰でもできる保守案件に長らく居ついて主(ヌシ)と化したおっさん

こういう主が居る案件はそもそも空気が澱んでいて、商売的にもさっぱりおいしくない状態になっている場合が多いです。

不採算あるいは非発展性、人材流動の必要など理由をつけて案件を潰します。おろおろして不安がるおっさんの不安は無視して引っ張り出す。そして別の案件を宛がい管理者として活動してもらう。

「無理無理無理、俺今さらそんなことできない。」そう逃げようとするけど逃がさない。根気よく詰めて時間をかけて引っ張り出す。案件がうまく行けば出世ルートに戻れば良いし、うまく行かないのなら降格ですね。

背水の陣のおっさんリバイバルプラン。でもこういうおっさんは、経験は豊富でも技術も知識も情報も色々錆びついていてモノになるかどうかは怪しい。さんざご高説吹いていたことを自分で実践できるかが試されるとき。50%50%ならまあ賭けてみようか。もちろんうまく行くよう願ってるし支援する。

働かないおじさんは放置せず優しく詰めよう

働かないおじさんが会社の利益をひいてはあなたの収入をチュウチュウ吸っています。

そんなおじさんを放置しておくだなんて我慢ならない…!

と云うことで、「おっさんリバイバルプラン」。早々に詰めて、働くおじさんに戻すか、あるいは消えていただきましょうね。

ただいま、3人のおっさんを優しく詰めてます。(^ω^)

 

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