2018年10月の「のんびりコツコツFX」、世界同時株安にも比較的強かったドル円

2018年10月の「のんびりコツコツFX」、世界同時株安にも比較的強かったドル円

2018年10月のFXの成果、まだ締めるには早いのですが、明日は出張で取引をする時間もないと思うので、整理します。

 
 

2018年10月末時点での成果

2018年10月単月での成果は+83,909円

のんびりコツコツ積み上げるFX、2018年10月の確定損益の推移です。

10月の成果はALL USD/JPYで+83,909円でした。
pipsで言うと、+165pipsになりました。

利益は100% Long のもの。

月の終盤にまあまあ順調に利益が積み上げられていたのと、ドル円が111円台に切り込んだタイミングがあったので、下のほうに溜まっている Short の損切りを少しだけ行いました。月末でヒョイと利益があがっているのは、10月中に貯まったスワップ益を確定したものです。

毎月のお約束で、FXで得た確定利益は月末に出金して、 で再投資します。

2018年の累積損益は+86万円

2018年の確定損益の推移です。

1月~10月の10ヵ月間で累計+862,960円の利益となりました。
ひと月平均86,296円の利益となります。
わずかではありますが、これでも充分投資の元ネタ作りに役立ちます。

昨年の10月末時点では、+690,183円の利益だったようなので、前年同期比+25%と云う成果が出ています。今後も変わらずのんびりコツコツ積み上げて参ります。

2018年10月の為替相場

USD/JPYの2018年10月の推移

2018年10月のドル円の推移です。

米長期債利回りの上昇とともに序盤で114円55銭と云う高値を付けました。その後は新興国通貨安の懸念等もあり反転、米国株式の急落とともにリスク回避の円買いが急速に進み111円台後半まで値を落としました。その後はおおむね111円50銭~113円手前でのレンジ相場となりました。終盤では一時111円50銭を割る場面もありました。

単月のFX損益の流れと重ねて見ると、僕は序盤の高値で少々稼ぎ、その後の円買い局面は Long 玉をところどころに置きながら買い下がり、中盤以降のレンジで押し目買いして、ドル円の回復とともにポジションを回収していった感じです。

株式市場の混乱により111円台まで落ちたものの、株式市場に較べればドル円はしっかり底堅く推移した印象です。終盤で111円台前半まで切り込まれながら、よく跳ね返せたなと思います。米長期債利回りの低下を受けて、ドル円以外の通貨でのドル売りがクロス円の下支えになったようです。

後半は米中貿易摩擦の悪化、イタリア予算や英国のEU離脱、中東情勢などリスクオフのイベントが重なりましたが、他通貨の動きに対してドル円は比較的安定、111円台で買われ113円手前で売られる、その繰り返しで本日を迎えています。

先月時点での予想は当たったのか

わたくし千鳥足は、先月のFXの成果の報告で、10月のドル円の動きを次のように予想していました。初心者のくせに予想とか生意気言ってすみません。

経済指標や金利差などを思えばドル高円安進行が普通ですよね。
米中貿易摩擦は未解決だし、中国による米国中間選挙への介入による新たな火種も指摘されるなどしていますが、米中貿易摩擦の懸念は直近ではドル買いとして現れます。
結論先送りした日米通商協議はすぐに事態が悪化することも無いと予想します。

つまりドル円が下がる要素が無いのですよね。
なので、このままリスクオンでドル高円安が進行すると予想します。
ここまで来たからには、上値は2017年11月の114.74円を試しておかしくありません。
押し目買いをしてLongの建玉を厚くしていきます。

下がる要素があるとすれば、米国中間選挙で共和党の圧倒的不利が報じられたり、トランプ大統領がドル高に口先介入したりと云った場合が考えられます。下値を目指す事態となれば、112円台はほぼ空白なので、112円割れは軽くいきそうな気がします。

わあ!「下がる要素」はまるで外していますが、レンジはおおむね当たっています。

リスクオンからリスクオフへの転換は、米長期債利回りの急上昇により株価急落と云うイベントでした。

2018年11月の為替をイメトレする

ほぼ毎月外しているのですが、初心者の練習なので予想してみます。

米国中間選挙までは方向感定まらず

11月6日の米国中間選挙までは方向感定まらず、10月後半に対し比較的広めのレンジで動くように思います。選挙と云うとFXを始めたばかりの頃の米国大統領選の値動きを思い出してしまいます。ここへきて共和党が勢いを得ていると云う報道はありますが、いずれにせよ当日は111円台割れも危ぶまれるような局面があっておかしくありません。

米国中間選挙であく抜け上昇

中間選挙を終えたあとは、結果がどう転ぼうと、あく抜けしてドル円は騰がっていき、115円近くまで伸びると推測します。楽観しすぎと言われるかも知れませんが、株式市場も中間選挙を境に落ち着きを取り戻すのではないかと思っています。

月末に向け米中貿易摩擦懸念で一喜一憂

とはいえ諸問題は何も解決していないので、長らく高値に留まるかと云うとそうはいかないでしょう。月末に開催されると云う米中首脳会談が近づくにつれ、リスクオフの動きもあるでしょう。結局のところドル円は10月と同じようなレンジの幅に収まって、11月の終わりを迎え、米中首脳会談の成否によってその先の振れ先が決まりそうです。

戦略は…

戦略としては、中間選挙前日ないし当日に低い位置に Long を指値しておいて、その後の高値で売る。以降、レンジ相場に入ったところで再び押し目買いしてゆるゆると利を乗せる。そんなイメージでおります。素人のイメージ・トレーニングですごめんなさい。

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