買う買うと言いつつ何かと理由をつけては先延ばししてきましたが、先週ようやく個人向け国債・変動10年を購入しました。
MoneyForwardの資産推移で見ると、我が家の資産に新しい色彩が登場しました。わーい。
個人向け国債を買う我が家の事情
お義父さんが昨年亡くなり、嫁が資産の一部を相続しました。
相続したおかねをリスクのある金融商品に換えるのは憚られるものの、いつまでも普通預金のまま置いておくのは勿体無いし、ペイオフ(預金保護)の上限は1,000万までであるからまさかの事態が起きれば危険である…と云うことで、元本保証でインフレにも追随できる、ペイオフの上限も無い、たいへん優秀な金融商品である個人向け国債・変動10年を購入しました。
嫁がお義父さんから引き継いだおかねは、我が家では直近まずもって手を付けることはありませんし、嫁が老後ライフに不安を抱いているようなので、その心の支えとするためにも国債の形で保管しておくことにしました。
個人向け国債の購入を先延ばしにしてきた理由
個人向け国債は、買う買うと言いながら、長らく先延ばしにしてきました。なんでかな?と思うに、単に個人向け国債と云うものを買うのが初めてなので、面倒だったのです。
- おおきなおかねを移動することの気持ち的な負担と面倒。
- 個人向け国債購入の手順を確認することの面倒。
- キャッシュバック40,000円をどう手にすることになるのか調べる面倒。
越えてしまえば大した話ではないのです。
でも越える前は、この面倒がすんごくおおきな壁に見えていたんですよね。
思えば、投資信託を始めるときも、株式を始めるときも、FXを始めるときも、いつだってそれなりに心理的にはおおきな壁がありましたね。無知が生む恐怖です。はじめてのデート、はじめてのキッス、そういうものです。(そうなのか?w)
個人向け国債は証券会社でキャッシュバックに差がつきます
マネックス証券とSBI証券、それにメインの銀行につみたてNISAも開きましたし、すでに管理が面倒になっているところへ、さらに別の証券会社に口座を作るのは億劫でしたが、国債購入時のキャッシュバックのおおきさが違うので準備しました。
SMBC日興証券など大手の証券会社では、個人向け国債・変動10年を1,000万円購入すると、4万円のキャッシュバックがあります。0.40%のキャッシュバックです。対して、我が家でこれまで使用していたネット証券では以下のような具合。
ちょっとの手間で15,000円が40,000円になるなら、そりゃあ40,000円になるほうを選びますね。
個人向け国債の購入は簡単だった
銀行口座から1日の振り込み上限額で数回に分けて証券口座に送金。
証券口座での入金を確認した後、「債権」のメニューから購入。
購入時は、金額を指定してボタンを押せば、即約定。一瞬で取引が完了します。
株とちがって価格は変動しませんし、投資信託のように約定に時間がかかるわけでもありません。
これだけの額の買い物をこんなに簡単に出来ちゃって良いの?!と拍子抜けするくらい簡単で、ほんとうにこれで購入が終わったのか、何度も証券口座を確認してしまいました。
個人向け国債・変動10年の優秀さ
いまさら僕がインターネットの片隅でこの金融商品の優秀さを語る必要は無いとは思いますが、①元本保証で、②最低利率が保証されており、③市場の金利が騰がれば追随して変動する、④ペイオフに上限なし、と云うところが優れた点ですね。
ほんの少しの手続きで購入してそのまま放置しておけば、2ヵ月後くらいにキャッシュバックの入金があります。そして半年ごとに利金が入ります。1年経てばいつでも解約できます。10年経つと満期となります。10年経つ前の中途解約では、中途解約調整金というペナルティを徴収されますが、それも1年間の利金に相当する額でしかありません。
1年経ったら解約して別の証券会社で購入と云うワザも…
個人向け国債の購入には、どの証券会社もキャッシュバックを設定しています。
個人向け国債を購入してお小遣いをもらい1年間保管、1年経ったら解約して別の証券会社で購入してお小遣いをもらい…、そういうことも出来るみたいです。
巡り巡ってまた同じ証券会社の口座で購入しても、特にそういう行動を制限する条項は無さそうなので、たぶんできそうです。そうすると、年利0.40%の安定した運用が実現するわけですが…、果たしてそこまでするかは、まだ分かりません。笑
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