【目的別貯蓄】通勤定期代を楽しんで貯める!通勤定期代を投資信託で積み立ててみた結果のお得度は?

【目的別貯蓄】通勤定期代を楽しんで貯める!通勤定期代を投資信託で積み立ててみた結果のお得度は?

わたくし千鳥足、今年の1月から「通勤定期代積み立て」を実行しておりました。
このたび積み立てていた投資信託を解約して、損益と通勤定期代のために使わなければならない金額が確定しましたので整理しておきます。

 
 

通勤定期代積み立てとは?

通勤定期代を買うおかねを積み立てておくことです。

我が家では、6ヵ月分の通勤定期を購入する費用をあらかじめ積み立てています。
ただ普通預金で貯めておくのではつまらないので、投資信託で積み立てるようにしています。

通勤定期、毎月買うだなんて勿体無い

勤め人のみなさんは通勤定期代を支給されておりますよね。
いろいろな支給形態がありますが、月の給料と一緒に1ヵ月分の定期代が支給される、それがオーソドックスな形態かと思います。

1ヵ月分の定期代を支給されるので、毎月1ヵ月分の定期を購入する、これもまたオーソドックスな定期の買い方でもあります。でも、定期は1ヵ月間だけでなく、3ヵ月、6ヵ月の期間でも購入できます。そして長い期間で購入したほうが断然お得です。

例えばわたくし千鳥足の通勤定期代を例に取りますと、以下のようになります。

  • 毎月の通勤手当:29,380円
  • 通勤定期代1ヵ月間:29,380円
  • 通勤定期代3ヵ月間:83,750円(一ヵ月換算27,916円)
  • 通勤定期代6ヵ月間:147,620円(一ヵ月換算24,603円)

6ヵ月間をまとめて買えば、毎月4,777円、6ヵ月で実に28,662円お得となります。実にほぼ1ヵ月間の定期手当分の出費を抑えることができるわけです。

とはいえ、貯蓄体質が身についていない家庭では、6ヵ月分の定期代を一度に払うのって結構きついのですよね。我が家もそうでした。でも家計管理をするようになった今では、半年に一度、6ヵ月分の定期代を支払うことはあまり苦ではなくなりました。

どうせ一度に買うなら積み立てておく

当初、半年に一度の通勤定期代は、賞与の収入を当てていました。定期が切れるタイミングが夏の賞与、冬の賞与のタイミングだったのでちょうど良かったのです。

でも、毎月の給与と一緒に通勤手当が支給されているにも拘わらず、通勤定期代を賞与で払うのって家計管理的にはおかしいですよね。賞与で払ったぶん毎月の収入が浮くので無駄遣いを助長するようなものです。なので、今年の初めから、この夏の通勤定期購入に向けて、毎月の家計から少しずつ積み立てて、通勤定期代を貯めておくことにしたのでした。

どうせ積み立てるなら投資信託

さて、通勤定期代は、サラリーマン生活をする上での経費のようなものですから、基本的には、積み立ては元本を毀損しない安全なものであるべきです。

でも、わたしたちは普通預金の利率の悪さを知っています。投資をしたほうがリスクはありますが、普通預金より増える可能性があります。始めたのは折りしも2018年の1月、国内株式も米国株式も絶好調な時期、「積み立てておけば増えるでしょ普通。」そう思い、投資信託で積み立てることにしました。

その後、市場全体におおきな下落があったことはご存知のとおりです。

投資信託で通勤定期代を積み立ててみた成果

投資信託はあまり値動きの激しくないだろうバランス型の『eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)』を選択しました。積み立て方法と額は、SBI証券の毎日積立を利用して『毎日1,000円』としました。積み立て設定当初に積み立て額を誤っていて、端数があるのですが、1月半ばから6月末までのあいだに120,206円の元金を注入しました。

6ヵ月間の定期代147,620円に対して積立元金が120,206円て、どんだけ値上がり期待してたのよ?と笑われそうですが、いやあだって、2月にあんなに下がるだなんて思っていなかったし、危うくもこのままグイグイ最高値更新していくのでは?という想像をしていましたハイ。

さて、売却したうえでの損益です。

長らく含み損の伸縮を眺めていたのですが、米中の制裁/報復関税掛け合い後の相場の不思議な上昇によって、なんとかプラスで終わることができました。約定日が7月19日、このあと地合いが軟調になってもいますので、良いタイミングでの売却だったかも知れません。

 

投資信託を解約して得たおかね、122,523円に足りないぶんの25,097円を足して6ヵ月間の通勤定期を購入することになります。

通勤定期代の購入、いくら得をしたのか

通勤定期代を投資信託で積み立てて6ヵ月分をまとめて購入するという今回の作戦、それでは最終的にどの程度お得になったのでしょうか。

  • 通勤定期を普通に1ヵ月間×6ヵ月購入した場合:176,280円…(1)
  • 通勤定期を6ヵ月間で1回購入した場合:147,620円…(2)
  • 今回使うことになる通勤定期購入の元手:145,303円(120,206+25,097)…(3)

(2)に対しては投資信託の値上がりぶん、(3)-(2)で2,317円得しました。
(1)に対しては実に(3)-(1)で30,977円のお得でした。嗚呼、これくらいの差額があると、なんだか「やってよかったなあ」と思えますね。

次回、1月の通勤定期購入に向けた積み立て

次回の購入に向けた投資信託の積み立てをすでに始めています。
今回は年後半の米国株の値上がりに期待を寄せて、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』での毎日積立を開始しています。米国中間選挙間近の10月末まで積み立て、そこから先は積み立てを止め値上がりを待つ作戦にしてみました。

果たしてうまく行くでしょうか。

インデックス投信の積み立て、長期投資絶対のやや退屈な投資活動の隅っこで、少しスパイスを得るための通勤定期代積み立て、次回の結果が出ましたらまた報告させていただきます。

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