父の日に親子で年金と相続についてプチ語った。年金制度て有り難いね。

父の日に親子で年金と相続についてプチ語った。年金制度て有り難いね。

先日、父の日の前祝(?)で父母・兄とわたくし千鳥足の4人で食事をしました。

父母は齢70歳、兄はひとつ上。

お上品な串揚げを順繰り食べながら・飲みながら、父母の年金生活や、ほんらいは冷静に語るべき・でもちっと嫌な感想を得た相続の話や、まあおかねにまつわる話が些少ながらあったのでその記録を残しておきます。

 
 

父と母の年金生活

目下世間で紛糾中の「」ですが。父母の様子を見ると、おかねがたっぷり有るわけではないし、余裕が有るわけでもないけれど、まあ普通に愉しんでいる様子。先日も車に乗って、ALL下道でおかねを使わずに時間を使って茨城の人気の国民宿舎まで小旅行をしてきたとのこと。オーシャンビューの部屋から日の出を有り難く拝んで南無南無したそうです。母も免許は持っていますが、母の乱暴な運転を父が嫌うのと、助手席から父がいちいち口出しするのを母が嫌うのとで、旅行中はぜんぶ父が運転するルールだそうです。ほおん、仲良いじゃんね。

親父は今でも元気に働いています。そろそろゆっくりしたら?と勧めるのですが、「いやあ家に居たってつまんないもの」と笑います。親父は現役時代「マイホーム建てた直後の転勤辞令」と云うヤツを2度喰らわされ、2度目のときに単身赴任を嫌って辞めて以降、職を転々としました。結果、親父は老後の入り口で得る「退職金」が世間一般よりも少なかったようです。親父がそういう決断をした頃、僕は敷設されたレールを故意に踏み外したがる生来の中二的な癖が出て「大学なんていかない」と宣言して親を困らせていた時期だったので、親父と母の判断に何かしら影響を及ぼしていたかも知れないしそうでも無かったかも知れない。70歳になっても労働する親父に僕は勝手に「申し訳ないな」と思うこともあるし、兄は兄で何かしら思い当たる節があるようなので、兄弟2人きりで飲むときには親への感謝も罪悪感も話すことがあるけれど、さすがに父母を目の前にしてそんなクサいことはわざわざ言わない。

年金の話にも及びましたけれど、「まあ余裕は無いけど充分だよ」とのこと。定年前に2度目の一戸建てのローンを完済していたのが大きかった様子。いまだに孫たちには見栄を張った額のお年玉を包むし、いよいよ住まいを新築すると云う妹夫婦にも資金援助をしたようなので、確かに「充分」なのかしらんね。父母の息子である僕としては、そんなわけで、年金制度有り難うねって思うのでした。

相続に関するほろ酔い話

妹の新居に資金援助したと云う話の流れで、兄が唐突に「ダメだよそういうのはちゃんと相続時精算課税と云う形にして妹にはその分他には要らないと云う紙を残してもらわないと」と云うきな臭いことを言い出して、お酒に酔った目つきで僕を指さして「千鳥足にも相続放棄してもらわないと」と冗談めかしてではあるものの、わざわざ言う。

2年前に嫁の父母が亡くなった際その処理を手伝って、さあいざ我が実父・実母が亡くなり相続となったならば、遺産分割協議なるものをたとえ規模がわずかでも、我の強い兄貴と気持ち良く出来る予感が皆無であったし、そもそも我が家にはこどもが居らず資産を次世代に継承していく必要も無いので、かつて兄には「相続要らないから」と云う話はしていたし、代わりに親の老後は全部頼むよ的なことを話していたのですが、そういう後段の前提を抜きにして相続の件だけ当たり前のように言われると、まあ気持ちは曇りますよね。とはいえ、父母の居る前でそんな話題を続けるのもアレなので、表面穏やかに聞き流しました。

兄貴は幼い頃から父母が建てた家を指して「これは俺のものだからな」と僕に威張っていたので、まあそういう人なのです。面倒だけれど、どこかできちんと話をつけておかないといずれやっかいなモヤモヤを抱える羽目に遭いそうなので、そうそう遠くないうちに兄貴と話を付けておかなきゃなあ。その上で父母とも一緒に会話ができれば最良。

親子4人の支払いは

その日のお会計は4人で42,000円。たっぷり飲み食いしました。

僕がいったんカードで支払い、半分の21,000円を兄貴から現金で受け取りました。僕はキャッシュレス派、兄は現金派です。ポイントは僕が貰い、領収書は兄貴が貰い、それで損得勘定イーブンです。笑

両親は息子たちにご馳走になって嬉しい・有り難うねと喜んでくれました。お祝いの食事ですからこれは息子たち持ちで当然。でも、そもそも親の老後を現役世代の息子・娘が支えるのはほんらいは当たり前のことで、それはお祝いの食事どころか、住居費も・医療費も・それこそたまの小旅行代も、本当は僕ら持ちなんだよなあと気付くと、繰り返しますけど年金制度有り難うって思います。

もちろん、年金と云う仕組みを迂回せずに、兄・僕・妹で直接的に父母の老後を支えることはきっとできます。でも、それこそ兄弟の負担を等分に!などと言い始めたら・気にし始めたら、そうそう穏やかにはまとまらない場面も多くあっただろうなと思うのですよね。そういう意味でも、年金って仕組みは合理的で、有り難いなあと思った夜でした。

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