この記事では千鳥足家の2020年9月の家計簿を公開いたします。
夫婦2人暮らし、以前と較べれば改善されつつあるものの、基本お財布ゆるゆるな生活なので、公開したところでお手本になるよな家計ではありません。「こんなにゆるゆるでも大丈夫なのね！」と、みなさんに希望をもたらす、そんな家計の一例と捉えていただければ幸いです。
最初に申し伝えておきますと、特に9月の家計簿は、特別イベントの臨時収入があり、少々ぶっ壊れています。
年金保険の解約による入金と、車の購入による出金予定と、出入りがぐちゃぐちゃすぎて、家計簿を整理する気力がしおしおになっています。
— 千鳥足＠永遠の投資初心者 (@chidoriashi_sh) October 5, 2020
これで家計管理の意味をなすのか…？日々の暮らしのおかねの出入りを管理するという趣旨からすると、雑音まみれの家計簿なのですが、その雑音を排除しようとすると「調整幅はどこまでにしよう？」…思うがままの恣意的なものになってしまいそうですし、とりあえずありのままにまとめてみました。
2020年9月度の収支実績
我が家では半年のサイクルで家計を管理しています。管理にあたって、以下のルールを適用しています。
- 日常生活の「通常収支」、イベント・突発的事情に伴う「特別収支」とに分けて管理する。
- 賞与は翌サイクルの「特別収入」に数える。2020年夏季賞与（6月支給）は7月の収入に数える。
- 旅行用の貯蓄は積み立てた時点で支出と数える。実際に旅行するときには支出に数えない。
- 投資は支出に数えない。収支の余剰を預金か投資かどの金融商品に充てるかだけの相違です。
このようなルールを適用した2020年9月度の収支実績は以下のとおりです。どーん。
収入513.9万円－支出73.1万円＝収支計 +440.7万円 でした（鼻血
特別な臨時収入があったからなのですが、なんかこれもう家計簿って言えるのかな…？
収入 513.9万円の内訳
収入の内訳を確認しましょう。
給与所得と毎月配当エリアの収入からなる通常収入が59.1万円、それ以外の収入である特別収入が454.8万円でした。
9月なので配当所得もそこそこあったのですが、それが小さくなって見えなくなるくらいに、特別収入が多かったです。特別収入の内訳は以下のとおりです。
- 年金保険の解約による返戻金 415.2万円
- 車の売却 30.0万円
- 毎月配当エリア以外の配当所得 3.5万円
- メルカリの売上 2.5万円
- 自動車保険の解約による返戻金 1.8万円
- ブログ収入 1.6万円
解約した年金保険は、嫁が加入していたものです。終身で年金がもらえる「長生きに備えた保険」ですね。将来受け取る年金の内容と、解約した場合の返戻金を比較したら、あれ？これって解約したほうが得になるケースが多くね？（少なくとも損する確率をゼロに出来るね？）ということに気付き、相談の上、解約しました。
前半嫁が後半僕が払ってきた嫁の個人年金保険を解約しました。昨日銀行に解約返戻金の振り込みがあり。明細も何も届かないのだけど、こんなもんなんですかね…？🙄
払った累積額+4%ぶんくらい増えていて、年率でざっくり1.4%くらい。
— 千鳥足＠永遠の投資初心者 (@chidoriashi_sh) September 24, 2020
毎月少しずつ積み立てていたおかねが、些少の利息を背負って返ってきたような具合です。これを収入に数えるのはどうなのだろか？と迷いつつ、この原資となった保険の掛け金はこれまで支出に数えてきたのですから、その戻りは収入に計上すべきだよね…？と思い、そうしてみました。プロ家計バーならどう処理するんだろうこういう場合。
保険の返戻金に隠れて目立ちませんが、もうひとつ「車下取り」の30万円もおおきいです。車の売却と自動車保険の解約は、車の買い替えを控え、エアコンの調子が悪い車を早々に手放したことによります。
愛車を手放し・次の愛車が納車されるまでの期間、短期で車をリースすることにした話。
支出 73.1万円の内訳
通常支出が39.1万円、特別支出が25.3万円、旅行積立が8.6万円でした。
収入が変におおきな金額になっていて目立ちませんが、9月は支出のほうもだいぶ多くなりました。見て判るとおり、カーリース代の17.8万円が響いています。
◆ 今月のナイス支出！
今月のナイスな支出は、交際費の1.1万円です。
母親の誕生日に嫁がプレゼントを贈ってくれていました。ずぼらな息子（僕）が忘れがちなイベントを嫁が忘れずにいてくれて有り難いです。
◆ 今月の悔むべき支出
予算設定時点ではまるで想像もしていなかったカーリース代17.8万円。
車のエアコン、調子が悪くても買い換えた車が納車されるまではもつかなあ…と思っていたのですが、酷暑だしエアコン完全に停まるし、観念しました。観念した上での支出なので「悔むべき支出」というと違いますが、「悔しい支出」でありました。
なお、17.8万円の内5万円は保証金なので、何もなければリース期間終了後に手元に戻ってきます。
収支計は黒字+440.7万円
収支は+440.7万円と黒字でした。
予算は+5.5万円だったので、予算対比+435.2万円という結果…なのですが、予算策定時点で想定していなかった収入がおおきすぎて、もはやそのまま予実を比較することに意味がありませんね。
想定外のおおきな収入である年金保険返戻金415.2万円と車売却で得た30.0万円、同じく想定外の支出であるカーリース代17.8万円をそれぞれ収支から差し引くと、
- 収入：68.6万円
- 支出：55.3万円
であり、恣意的にレベルを決めて雑音を取り除いた収支は+13.3万円です。雑音を取り除いても予算を達成できているので、支出の多い家計であることは相変わらずですが、まあヨシとしましょう！
収支項目ごとの予算対比・前年同月対比
収支項目ごとに予算対比と前年同月対比を整理しました。
収入は予算比803.3%・前年同月比552.3%
収入全体では予算比803.3%となりました。
もう、家計管理することを徒労と思うほどにぶっ壊れてますねｗ
すでに記載しているとおり、年金保険の解約返戻金、車の売却代金などを計上しているためです。
この2点のおおきな雑音を取り除くと、68.7万円の収入です。予算比107.5%、前年同月比73.8%です。前年はまだFXをやっていて、この頃は確定利益が多かったみたいですねフーン。
支出は予算比125.2%・前年同月比107.0%
支出も予算超過で125.2%です。
おおきな雑音となっているカーリース代17.8万円を取り除くと、55.3万円の支出です。予算比94.8%、前年同月比80.9%です。優秀！（我が家基準ｗ）
前年同月は何が多かったのだろう？と「前年同月比」をつらつら眺めると、「旅行積立」が前年同月比50%であることに気付きました。昨年はJCOMに家の壁をぶっ壊されて、受領した補修金の一部を旅行積立に充てたのでした。
◆ 今月の節約ファインプレイ！
趣味・娯楽は予算比95.6%とほぼ予算どおりなのですが、まあまあイベントあった割には予算に収まりました。
予算に収まっただけでファインプレイと言うのもおこがましいのですが、月間の外食費を管理して、「ここなら行ける」「あそこなら行ける」と相談しながら楽しんで支出できたのは良かったです。
◆ 今月のめっちゃ無駄遣い！
衣服・美容が予算比235.3%です。
集計していて気付いたのですが、嫁がやたらと部屋着を買ってきたんですよね…。
季節の変わり目だから？と訊いたら、「わたしの買っちゃったから、なんか悪い気がしてあなたのも買ったの…(´；ω；`)」という可愛らしい回答だったので、ヨシとしておきます。ヨシ以外の何が言えましょうか？こうして激甘な家計管理が出来あがります。
2020年下半期の家計収支見通し
2020年下半期収支の予算と実績・見通しをグラフにしました。
9月の収入に年金保険の解約返戻金、10月の支出に車購入の頭金を計上しました。枠に収まるように縦軸の縮尺を調整すると、通常の月のグラフがぺちゃんこになって見えなくなってしまったので、軸を固定してはみ出るままにしてやりました。
収支累計の見通し（緑の実線）は、9月までの実績値と10月以降の予算数値をプロットしたものです。9月の収支が予算対比で大幅プラスであるものの、10月は予算対比で大幅なマイナスの予定なので、いったん宇宙（枠外）に飛び出るものの、10月にはまた枠内に戻ってきます。そして、ほぼほぼ収支累計の予算（赤い点線）に近い推移になるじゃない…？という、なんだか胡散臭い見通しになりました。
この下半期が終了する12月末、予算では+154.6万円の収支を見込んでいましたが、現時点の見通しでは+169.8万円となる見通しということです。予算を上回る見通しなわけですが、車の購入を一括払いではなく2回払いにしたためなので、先送りした支払い約180万円を加えたら、（年金保険解約の特別収入をもってしても）ギリ赤字という見通しです。
まとめる気持ちがしぼんでいたので
ずるずる後回しにしていましたが、
ようやく9月の家計簿が整理できました。
おつかれさまです俺！
以上、2020年9月の家計簿でした！
