どうも、車を購入する原資につみたてNISAのおかねを充てようと一度は決断したものの思い留まり、いまも継続してつみたてNISAで積み立てている千鳥足です。こんにちは。
2018年1月につみたてNISAを始めて、早や39ヵ月が経過しました。
その間に米中貿易摩擦があり・コロナショックがあり・米国大統領の交代があり…、つみたてNISAに積み立てたおかねには、そのときどきの世相が年輪のように刻まれています。
この記事では、つみたてNISAの39ヵ月目の損益の状況、および何故車を購入する原資に充てることを思い留まったのか?などについて触れています。
つみたてNISA39ヵ月の積み上がり具合
つみたてNISAを始めて39ヵ月が経過しました。39ヵ月というと、3年と3ヵ月に相当します。
3年と3ヵ月…。中学を卒業したばかりの高校1年生が胸キュンな3年間の高校時代を過ごし、そして大学に入学して乱れた生活を始めつつある…そういう期間に相当します。
言うなれば我が家の・僕のつみたてNISAには、高校時代(あるいは中学時代でも良いですがw)の甘酸っぱい胸キュン♪ドキドキライフの年輪が刻まれているわけです。まあおっさんおばさんの口座ですけど。
さて。
僕は「野村 つみたて外国株投信」1本
嫁は「セゾン バンガード・グローバルバランス・ファンド」1本
気持ちよく1本に積み立てています。つみたてNISAはiDeCoのようにスイッチングができないので、シンプルに1本、全世界をカバーする投信を選びました。投資慣れしていない嫁のリスク許容度は、猫の額並みの小ささなので、債券をまじえた投信を選んでいます。
さて、どれほど貯まりどれほど利益が出ているでしょうか?
野村 つみたて外国株投信
- つみたて額 1,303,000円
- 資産評価額 1,792,474円
- 損益 +489,474円(+37.6%)
損益率+37.6%!!これは中々どうして良い成績ではありませんか。
コロナショック直後2020年3月時点の観測では-10.8%でしたし、2020年7月時点の観測では+6.7%でした。そこから積み立て続けていまや+37.6%の大躍進であります。
つみたてNISAというツールを使い何も考えず外国株式のインデックスにBETした結果、世界はCOVID-19のパンデミックを乗り越え、僕はその世界の叡知にタダ乗りしておかねを増やすことができたわけであります。もちろん、そのリスクは僕自身が抱えたものであるという一点をもって、僕にはその成果を享受する資格があるわけですけれども。
ところで、上のグラフ、良く見ると継ぎはぎの胡散臭さを醸していることお気づきでしょうか。何故こうなったかというと、実際継ぎはぎだからです笑。新生銀行の投資信託口座が突如マネーフォワードMEと連携不可になったので、途中から手入力での管理になりました。それ以前と以後のグラフを強引にくっつけたためこうなっています。
セゾン バンガード・グローバルバランス・ファンド
- つみたて額 1,304,000円
- 資産評価額 1,560,955円
- 損益 +256,955円(+19.7%)
損益率+19.7%と、こちらも良好な含み益が出ています。
コロナショック直後2020年3月時点の観測では-4.7%、2020年7月時点の観測では+6.4%でした。ボラティリティは株式100%の「野村 つみたて外国株投信」より小さいものの、おかねが着実に増えている様子。もともと本投信に期待していた動きなので満足しています。なかなか思い通りにはならない投資ライフ、たまには思い通りになることもあるんだなあ…などと感心しております。
つみたてるなら株式100%か債券まじりか?
もし、これからつみたてNISAを始めるにあたり、投資信託選びで悩む方が居られるとしたら、「野村 つみたて外国株投信」と「セゾン バンガード・グローバルバランス・ファンド」の積み上がり方のちがいをよく見てください。
「野村 つみたて外国株投信」のほうは、コロナショックのその瞬間、直前の評価額の1/4以上を毀損する谷を形成し、一時-10%を超える含み損を抱えています。「10%なんて大したことない」そう思うかも知れません。けれど2年以上積み立てて含み益もまあまああった投信が、ある日を境にガンガン含み益が削られ含み損を抱えるに至るという事象は、なかなかにうんざりする体験であることは間違いないです。
「セゾン バンガード・グローバルバランス・ファンド」のほうは、債券まじりのファンドだけあって値動きが極めてマイルドです。株式市場が好調時のリターンは小さいものの、安定感が抜群であることは、評価額の推移を見れば明らかですよね。
どちらが良いとも悪いとも言えません。ご自身のお好みと事情に合わせて選択しましょう。
ただ、それこそ20年の長きにわたって積み立てを続ける意思があるならば、期待リターンが大きな株式100%の投信を選ぶのがスタンダードな姿勢だと思います。
つみたてNISAの使い道
前回2020年7月時点の記事では、つみたてNISAで積み立てたおかねで車を買おうとしていました。
結果はそうはせず、つみたてNISAは積み立て続け、別の投資資産を換金するなどして車を購入するおかねを用意しました。
現在進行形で積み立てている投信の全部または一部を取り崩して、さらにこれからも積み立ててゆくのだ…と思うと、だいぶストレスがかかったのでした。どのへんにストレスがかかるかと言うと、これから積み立て直すなら取得単価が一気に上昇すること、そして「淡々と積み立て」てきたことに行為の一貫性が途切れることへの嫌気…。あまり合理的な理由ではないですが、長く積み立てるという行為には「気持ち」も大切ですから、常に合理が正義かというとそうではないと思うのです。
つみたてNISA、始めてみたら?
資産運用の入り口には、つみたてNISAを勧めています。もしまだ始めていないなら、如何ですか?是非検討することをお勧めします。
【投資未経験の方へ】まずはつみたてNISAだけでも始めてみよう!
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