2019年11月23日(土)時点のリスク資産評価額、小型・新興株の高騰が支えた1週間!大半が軟調も+36万円の伸びでした。

2019年11月23日(土)時点のリスク資産評価額、小型・新興株の高騰が支えた1週間!大半が軟調も+36万円の伸びでした。

一気に寒くなりました。冬の到来ですね。

日々の値動きを気にしすぎるのは良くないことだと承知していますが、わたくし千鳥足のような投資初心者には、世界の政治・経済の動きが市場にどういう影響を及ぼすのかを把握することが重要だと考えています。そのために、毎週のリスク資産評価額の推移を記録しています。

今週の相場も米中の政治・貿易協議絡みの動向を睨んだ弱含みの動きとなりました。

俄然注視されたのは米国の上下院での「香港人権法案」可決です。これに応じて中国が「内政干渉」として強く反発する姿勢を示すと、米中貿易協議の合意が危ぶまれ市場に暗雲が立ちこめました。経済重視でありつつ対中強硬姿勢を見せるトランプ大統領にとって、この法案は「踏み絵」となりそうで、経済には悪影響でも拒否しようものなら国民の反発を招きます。香港を絡めて貿易協議は複雑さを増しました。

 

香港の問題、仮に幾らか世界経済に影響が及んだとしても、
個人的には日本も含めた世界がもっと介入して欲しいと思います。
香港にしろウイグルにしろ中国の異質性はやはり受け入れ難く、
遠くから何もできずに見ているのは情けなさを感じますね。

このような懸念が表面化しているにも拘らず、NYダウ・日経平均ともに底堅く推移しているのは、米中首脳の「理智」に期待した楽観がまだまだ勝っているのかなと想像しています。市場が危うさを見せるたびに米中両政府から協議の動向に関する楽観的な見通しが小出しにされることによって、底堅さをキープしていますね。

 
 

2019年11月23日(土)時点のリスク資産評価額

2019年11月23日(土)時点のリスク資産の評価額は4170万円でした。

評価損益は前週末比+36万円

前週末評価額 評価損益増減 評価額増減 当週末評価額
入金額 利益出金額
4131万円
+36万円(+0.87%)
+39万円(+0.95%) 4170万円
+3万円 ±0万円

リスク資産の評価損益は+36万円でした。

この間に新たに3.2万円を資金注入しています。出金(生活還元)はありません。このためリスク資産評価額は+39万円となりました。

 

市場の軟調ぶりにも拘わらず、我が家の資産は増えました。
後述しますが保有銘柄の大半が軟調傾向にあったものの
小型の個別株がこれに抗い・支えてくれました。

前年末比+602万円の評価損益推移

前年末評価額 評価損益増減 評価額増減 当週末評価額
入金額 利益出金額
3281万円
+602万円(+18.34%)
+889万円(+27.08%) 4170万円
+344万円 -57万円

2018年末比で評価損益は+602万円です。投資開始来では+631万円になります。

出金(生活還元)もしていますが、新たに資金注入もしていまして、評価額は2018年末比+889万円の4170万円です。

344万円を注ぎ込んだ上ではありますが、評価額は889万円も増えたと云うのは一投資家として嬉しいですね。

2019年11月23日(土)時点の市場概況

市場 指標 前週末比 我が家のリスク資産
日本市場 日経平均 -0.82%
+0.87%
TOPIX -0.31%
JASDAQ +0.96%
マザーズ指数 +4.14%
東証リート指数 +3.03%
米国市場 NYダウ -0.46%
S&P500 -0.33%
NASDAQ -0.25%
ほか(ウォッチ対象) 上海総合 -0.21%

米国市場は軟調ながらも横這いでした。日本市場も日経平均はやや大きな下落幅ですがTOPIXで見れば横這いでした。

いっぽうで日本市場では小型・新興株、J-REITが強い値動きとなりました。

J-REITはここ最近の資金流出のあと株式が軟調方向に傾いたことで逆回転の値動きとなったようです。

JASDAQとマザーズ市場はプラス、特にマザーズ市場が非常に強かったです。市場全体が軟調なのに僕を含めた個人投資家のキモチが明るいのは、個人投資家が好む小型・新興株が堅調な推移をしたためです。とはいえ、投資初心者の少ない経験則をもとに申しますが、このキモチの明るさには警戒が必要ですね。

僅かな経験しかありませんが、大型株が総じて上昇する大相場の終盤には、減速する大型株に替わって小型・新興株が遅れて出てくるターンが毎回くるんですね。大相場の余韻的な流れでしょうか。ただしこの余韻は長続きはしません。余韻がおわったあと市場全体が上下どちらに向かうかは分かりません。己の銘柄選定能力をイキっていると恥ずかしい目に遭うこともあるので注意しましょうねw

 

とはいえブログやTwitterでは、淡々と冷静に眺めているよりも
こういう場面でドヤアアア!とイキったり、
急落の場面でクソがぁぁぁ!と騒いでいる様子を見るほうが、
よほど楽しいのですけどね~。

2019年11月23日(土)時点の保有資産概況

ヒートマップで表す保有資産の概況

保有資産の前週末比のヒートマップです。ヒートマップは自作のEXCELのマクロで作成しています。

株式は米国株・国内株総じて軟調、債券がやや上昇。JREITがやや戻し。

前述のとおり、国内の小型・新興株には目を見張る上昇を見せた銘柄もあります。

いっぽう、[6464]ツバキ・ナカシマ、 は値を崩しました。

大型株が軟調になるとJREITが息を吹き返し・小型株が伸びる形で
ここ直近では各資産がうまいこと支え合い、
評価額全体でみると毎日安定した動きでした。

値上がり銘柄ピックアップ

[5194]相模ゴム が前週末比+23.19%と高騰しました。11月に入って実に40%近い伸びであります。購入して以降決算発表まではずるずる軟調だったのですが、そのときに買い増す勇気が無かった自分を悔います。決算で新工場の歩留まりの改善が進んでいる様子が好感される要因ですね。

[7713]シグマ光機 が同+22.77%、[1717]明豊ファシリティワークス が+16.92%、[3994]マネーフォワード が+12.02%と続きます。

[7713]シグマ光機 と [3994]マネーフォワード は日経新聞の記事が影響しているのと、[3994]マネーフォワードに関しては freee(フリー)のIPOの影響を受けた上昇と云う観測も囁かれているようです。

NEXT1000で外国人株主が増えている上位25企業、保有銘柄2つがランクインして高騰♪

[1717]明豊ファシリティワークス は東証1部への市場替えが好感されました。とはいえ決算発表後に材料出尽くしで叩き売られているので、決算前の適正水準に戻してきたに過ぎません。下期の業績も間違いなく良いと見ているので、本格的な上昇はこれからかなと思います。

[3308]日本ヘルスケア投資法人 は同+9.08%、[8986]日本賃貸住宅投資法人 によるM&Aが報じられて一気に値を戻しました。

値下がり銘柄ピックアップ

[6464]ツバキ・ナカシマ が前週末比-7.76%と決算&業績予想の下方修正以降大幅に下落しています。

ツバキ・ナカシマ【6464】、今期税引き前を一転14%減益に下方修正 | 決算速報 – 株探ニュース

 が同-5.12%と下落しました。同社が [4508]田辺三菱製薬 の完全子会社化が報じられ買値が割高と捉えられたようです。製薬の分野は投資が嵩む上、昨今の薬価改定の動きにより展望は明るくありません。同社の業態がコングロマリット化することを嫌う向きも多かったと思われます。

三菱ケミカルの「野望」、田辺三菱製薬に5000億円の大枚をはたく理由

今週の売買

今週は毎月の積み立てのぶんしか売買はありません。

嫁のつみたてNISA口座で3.2万円ぶん、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド を買い増ししています。

これからの運用方針

運用方針におおきな変更はありません。

直近で大きく値を上げた銘柄もありますが、いずれも将来的にはまだまだ伸びそうと睨んでいるので売らずにおきます。

[]S&P500連動ETF つみたて用に10万円入金済みなのですが、今週も買えませんでした。ルール上は11月中には10万円ぶんは購入することになっているので、次週中には買いに入ります。ちょっと入りづらい状況ではありますが…。

 

できれば年末年始は明るい気持ち過ごし、新しい年を健やかに迎えたいと思うので
昨年末の悪夢のような急落は起きないで欲しいなあと願います。
米中貿易協議の動向に要注目ですね。

2019年評価額推移カテゴリの最新記事