毎月配当エリアの銘柄入替! 超絶高配当で人気の QYLD を組み込み、配当見込額も配当利回りも一気に上昇!

毎月配当エリアの銘柄入替! 超絶高配当で人気の QYLD を組み込み、配当見込額も配当利回りも一気に上昇!

我が家の資産は、目的別に4つのエリアに分けて管理しています。

その内、高配当株を中心に構成した「」エリアは、配当収入で 旅行費用を賄うため にあります。

このエリアで得た配当金はそのまま旅行資金に充ています。この運用のおかげで、我が家は打ち出の小槌を振るように旅行資金を捻出し、年数回の旅行を楽しんでいるのです。

さて、2021年12月の初め、「」エリアのポートフォリオを少しだけ調整しましたので、そのご報告です。

 
 

銘柄入替【前】の毎月配当エリア ポートフォリオ

銘柄入替前の時点では、評価額で全体の12%の先進国債券、10%の新興国債券を組み入れていました。

ポートフォリオを構築した当初、[1677]上場外債 には安定した投資口価格の値動きと安定した分配金を期待していました。[1566]上場EM債 にはポートフォリオ全体の高利回りを牽引する高い分配金利回りを期待していました。

安定した投資口価格の [1677]上場外債

果たして、それぞれのETFは期待通りの機能はしてくれました。けれど…。

[1677]上場外債 は分配金利回りが2.2%と低くポートフォリオ全体の利回りを低下させる一因となっていました。また [1566]上場EM債 は投資口価格は下落する一方であるにも拘らず分配金利回りも低下する(つまり分配金額が減っている)という事象が継続していて悩みの種でした。

投資口価格が下落する一方なのに分配金利回りも低下する [1566]上場EM債

今回の銘柄入替では、思い切ってこの2銘柄を切りました。

[1677]上場外債 は数万円の評価損、[1566]上場EM債 は金額で40万円超・約20%の評価損がありまして、年末を前に切ることによって、損出しの節税効果が得られることが後押しとなりました。

銘柄入替【後】の毎月配当エリア ポートフォリオ

銘柄入替後のポートフォリオは以下のようになりました。

先進国債券、新興国債券を売却して得たおかねは、[QYLD]グローバルX NASDAQ100 カバードコールETF に全振りしました。

結果 1860 口を購入、QYLD がポートフォリオのおよそ20%を占めることとなりました。

まだ些少の残余のおかねと、損出しで得た譲渡益税還付金がありますので、次週もう少しだけ買い増すことになります。

QYLD グローバルX NASDAQ100 カバードコールETF

直近1年間の分配金利回りが 11.7% という驚異的な高配当を誇るETFです。

NASDAQ100指数の株式を購入し、対応する同一指数のコール・オプションを売却します。所謂カバード・コール戦略で利益を生み出そうとするETFです。

QYLD が安定した利益を生む仕組みは、以下のグローバルX社が示す同ETFの運用報告書の文章に示されています。同時に同ETFの複雑さも表現されていますね。

本ファンドは、参照インデックスの銘柄に投資し、同インデックスの対応するアット・ザ・マネーのコールオプションを「売る」または「売却する」。この戦略は、不安定かつ不確実な時期に、より高いオプション・プレミアムを獲得できる場合には、より高いリターンをもたらす傾向がある。本ファンドは、ボラティリティが 2008 年以来の最高水準まで急上昇したにもかかわらず、報告期間中の参照インデックスのパフォーマンスを下回った。本ファンドは、過去最高のオプション・プレミアムを獲得したことにより、売却期間中は参照インデックスのパフォーマンスを上回ったが、アット・ザ・マネーのコールオプションを売却したことにより、上昇から得られる利益が事実上制限されたため、その後の株式相場の上昇から十分に利益を得ることができなかった。本ファンドのオプション売却戦略により、本ファンドは、参照インデックスが参照インデックス・コール・オプションの権利行使価格を上回る場合、潜在的な利益を放棄することになる。本ファンドは、主に 2020 年第 2 四半期のテクノロジーがけん引した上昇からの利益を享受できなかったかもしれないが、継続して好調なオプション・プレミアムを受け取り、不安定な時期を通じて安定した収益を本ファンドにもたらした。

QYLD を選択したのは、高い分配金利回りと、投資口価格の安定的な推移です。

毎月分配エリアの配当額・配当利回り急上昇

毎月分配エリアのポートフォリオから得られる年間の配当見込みは、銘柄入替前では86.8万円(税引前)でした。

銘柄入替後ではこれが一気に124.1万円(税引前)37.3万円も上昇します!

そして配当利回りは銘柄入替前後でまるで嘘みたいな急上昇を果たしています。

配当利回りはコロナ禍初期の実現されなかった幻の高配当(見通し)の値すら超えて、過去最高の5.6%となりました。

銘柄入替後の銘柄ごとの評価額と配当利回りを示すヒートマップも添えておきましょう。

QYLD の配当利回りが輝きますね!!

国内REITの一部は分配金がほぼゼロの銘柄もありますし、手放してしまうのが正しいのでしょう。けれどコロナ禍以降ここまで抱えてきたのですから、折角なので保有したまま経過を見守りたい欲に負けて保有し続けています。

以上、2021年12月4日時点の毎月配当エリア、銘柄入替の報告でした!

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