楽天証券で楽天カードと楽天スーパーポイントを活用した投信のつみたてによる錬金術、2019年の2月から初めて7ヵ月が経過しました。その成果を確認してみようと思います。
楽天証券での投信つみたてによる錬金術
すでに有名な術となっていますが、改めて簡単にその内容を整理します。
楽天証券での投信つみたてのメリット
この錬金術は楽天証券における次の仕組みを活用したものです。
- 投資信託つみたて時に楽天カードで支払える
- 楽天カードで支払ったぶんは購入額の1%・最大500ptsまで楽天スーパーポイントが付与される
- 投資信託つみたて時に楽天スーパーポイントで支払える
錬金術、その実際の手順
投資信託の購入で楽天スーパーポイントが得られ、そして購入費用に充てられると云う利点を活かして、以下手順で錬金します。
- 毎月50,000円の投資信託のつみたてを楽天カード支払いで設定する
- このとき、貯まっている楽天スーパーポイントをすべて購入費用に充てる
- 対象の投資信託は価格変動が少ない国内債券とする
- 購入した投資信託はあまり価格変動しないうちに売却する
50,000円の投資信託を楽天カード支払いで購入すると500ptsが得られます。この500ptsに楽天市場で買い物して得る等したポイントも加算して翌月投資信託を購入します。価格変動が少ない投資信託を短期で売却することでリスクを抑えられれば、毎月500ポイントを得ることになります。
なお、国内債券の投信は「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」を選びました。
楽天証券での投信つみたてによる錬金術の成果
錬金術と言いつつ「せっこいなあ」「乞食かよ…」と自分自身に悪態をつきながらも続けること7ヵ月、やり放しはいけないので、その成果を確認してみました。
年月 | 投信購入額 | 内楽天SP (A) | 売却評価額 | 売却損益(B) | 合計錬金額(A)+(B) |
---|---|---|---|---|---|
2019/02 | 50,000 | 1 | 50,069 | 69 | 70 |
2019/03 | 50,000 | 501 | 50,108 | 108 | 609 |
2019/04 | 50,000 | 694 | 49,898 | -102 | 592 |
2019/05 | 50,000 | 1,485 | 50,000 | 0 | 1,485 |
2019/06 | 50,000 | 1,391 | 50,248 | 248 | 1,639 |
2019/07 | 50,000 | 749 | 50,053 | 53 | 802 |
2019/08 | 50,000 | 1,847 | 50,638 | 638 | 2,485 |
合計 | 6,668 | 1,014 | 7,682 |
錬金の成果「合計錬金額」は、楽天スーパーポイントを投信購入に充てた額と売却時の損益を足した額としています。
毎月得られる500ptsがそのまま錬金されて500pts×7ヵ月で3,500円になっていれば充分と思っていましたが、ふるさと納税等で貯まったポイントの消化手段としても機能しました。7ヵ月間の合計で6,668ptsを投信の購入に充て、それはそのまま錬金されて円に替わり、只今楽天銀行の口座に預金として残っています。
投信売却時の損益では、損が出たのは7ヵ月中ひと月のみ。損益は合計で1,014円になりました。
楽天スーパーポイントを換金できた額、投信の売却益と合わせると7,682円を得たことになります。
まとめ:錬金術の今後
なかなか良い成果が得られていることが確認できたので、今後も継続しようと思います。
継続すると言っても、毎月やることは「投信を適当な時期に売却する」だけで、あとはつみたての設定だけでできるので楽ちんです。
楽天スーパーポイント、ポイントがあるが故に無駄な買い物をしてしまうことがありますが、強制的につみたてに利用するように設定しているので、そうした機会を減らすことにも繋がっています。期間固定のポイントの使い道に困ることはありますが、月に1度必需品だったり嗜好品だったりを楽天市場で購入する等して消化しています。
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