もう1月も明日・明後日の2日を残すのみなので、収支の落ち着きどころも見えています。僕と嫁それぞれの財布の残の内、あとどれだけ使うかを想定して、ブレないだろう数字で支出を計算しました。
2017年1月の我が家の家計簿
まずは収入から
我が家では半年のタームで収支の健全性を見ることにしています。
毎月の給与と毎月の生活に紐づく収入を「生活収入」と呼び、半年間のイベントであり毎月の生活には直接紐づかない収入を「特別収入」と呼びます。たとえば賞与が「特別収入」に該当します。半年のタームで健全性を見るため、2016年12月に支給された冬の賞与は、2017年1月の収入に数えます。次回、2017年6月に支給される夏の賞与は、2017年下期の収入に数えます。
住宅ローンの控除がなくなりパッとしなかった年末調整付きの12月給与と、冬の賞与とを加えて、手取りの収入が約156万ありました。ほかにFXでの儲け、貸株金利など合わせた資産運用収入が8万弱、その他の収入は宝くじの当選額が12,300円、ほか家中の不要物を古物商に買い取ってもらった(断捨離断捨離!)額が14,550円です。
合計1,664,624円
次に支出です
支出はほぼほぼ50万。
収入と同様に、毎月の生活に紐づく支出を「生活支出」と呼び、半年間のイベントであり毎月の生活には直接紐づかない支出を「特別支出」と呼びます。今月で云うと、6ヵ月の期間で購入する通勤定期が「特別支出」に該当します。
支出は合計500,086円。
単月の収支は大幅にプラスなのは今月は当たり前
単月の収支で見れば大幅にプラスです。
- 収入合計1,664,624 - 支出合計500,086 = +1,164,538円
- 生活収入 580,767 - 生活支出352,466 = +228,301円
- 特別収入1,083,857 - 特別支出147,620 = +936,237円
まあ、今月は賞与が入っているのですから当たり前ですね。
肝心なのは平常の収支である生活収入と支出において、+228,301円の余力があったと云うことです。そして賞与を原資とする特別収入の残は、あと936,237円だと云うことです。
収入から支出を差し引いた金額1,164,538円の内、50,000円を投資に回しました。
71,500円は目的別貯金として、それぞれ目的別に設けた普通預金口座に積み立てます。
残り1,043,038円はそのまま普通預金の残高として増えています。
食材・日用品の出費低減は安定してきたが、外食費が嵩んだ
各収支項目の予算対比を確認します。
収入は予算の106.1%と健闘しました。FXの証拠金を35万から100万に加算したら、損切りせずにポジションを維持できる割合が増えて、扱いやすくなりました。いまのところおかねを産み出す菌床のように、派手さは無いけどぼちぼち利益を産んでいます。
食材・日用品は、予算対比56.2%。そもそも予算が大きすぎるのですが、この項目は、家計簿をつけるようになった当初と比べるとだいぶ抑えることができるようになりました。嫁の協力によるものです。
水道光熱費は、相変わらず高いです。電気代がかかるのは家の構造的な問題なのだと思います。
寒くなって風呂を沸かす回数が多くなりましたが、ガス代は思ったほどにはあがらず、予算対比80.8%で済みました。
外食旅行・遊興費が予算対比245.9%と大幅超過。
正月休みに箱根湯本まで出かけ日帰り温泉に浸かってきたのと、初詣に鎌倉に出かけた際に少し財布の紐がゆるんだのが主な要因です。美味しく楽しく過ごしたので良しとします。
特筆すべきは、小遣いを全部使い切らずに月末を迎えそうなこと。正月休みや風邪を引いたこともあって、大人しく家で過ごしている日が多かったことが効いているのかしら。ぐずぐずと遅くまで仕事をして夕飯や夜飯に小遣いを使うことが少なかったのかも知れません。
合計では、月の収支は予算対比で147,702円プラスの114.5%と良好な結果です。
収支を単月で見ても意味がないので期間で見る
しかしながら、賞与を算入した月の収支がプラスであっても、それは当たり前のことです。喜んでいてはいけません。2017年上期と云う半年のタームで収支を見渡す必要があります。
下のグラフは、1月度の実績と、2月度以降の月毎の予算をプロットしたものです。
家の外壁の塗り替えを予定しているので、2月は大赤字の予定です。
5月もGWの旅行、固定資産税・車税の税金、車検と出費がかさむ予定で大赤字の見込み。
6月も祝い事に自動車保険と出費がやや多くかかる見込みです。
収支の累計はあれよあれよと下って行って、半年後の6月末には-345,559円と赤字に転落する予測となっています。
家族会議で予算案を改訂しました
外壁の塗り替えと云うイベントがあるので赤字転落も致し方の無い面があるけれども、出来ることなら黒字に転換させておきたい。
家計簿整理後に家族会議を開いて、直近の実績を眺めながら、2月以降の予算を以下のように見直しました。
- 食材・日用品予算 90,000円 ⇒ 55,000円(-35,000円)
- 外食旅行・遊興費 10,000円 ⇒ 15,000円( +5,000円)
- 小遣い 45,000 ⇒ 40,000円(-5,000円)
毎月の生活支出を35,000円抑えるプランです。食材・日用品を抑え気味にして、毎々苦しい外食旅行・遊興費を少しアップしました。小遣いの下げは努力目標です。
この予算の改訂を反映すると、2017年上期の収支予測は以下のようになります。
全体の傾向におおきな変化はありませんが、収支累計は6月末で-170,559円。さきほどの予測値よりも、35,000円×5ヵ月=175,000円が改善されました。-170,559円程度であれば、副収入の動向によっては十分黒字転換の可能性があります。
いっぽう、食材・日用品は、従来の浪費ぷりからするとかなりの圧縮です。嫁の協力を取り付けるためにも、「食材・日用品+外食旅行・遊興費」の合計が改定後の予算である合計7万円を下回った場合には、その分を旅行貯金の積み立てに回して良いとニンジンぶらせげてみました。
これで節約が成功しても結局旅行で使ってしまうのであれば意味が無いでしょうか?いいえ、足りなければ貯金切り崩して旅行に出かけるハメになるのですから、意味はあります。使う前に貯める。浪費の予防としては効果があります。
現状では上半期で-170,559円の収支。
これをどこまで改善できるかが上半期の家計管理の要点となります。
予算改訂によって浮いた35,000円×5ヵ月=175,000円をどうしようかな。
毎月の投資にまわすとしましょう、そうしましょう。
ですので1月単月での収支は、+1,173,853円でした。
コメントを書く