春は何かと出費が増える時期でありますね。
過去、家計がらみの夫婦げんかと云えば、いつもこの時期に起きていたような気がします。
GWのイベントや夏の旅行の企画など支出もかなりのものが想定される時期です。
ここに毎年、歓送迎会や年度替わりのご挨拶など、仕事上の立替経費が嵩むことが多いので、カードの明細が自宅に届いてそれを見た嫁が血相を変えて詰め寄ってくる…、そんな絵図でございました。あの頃に比べたら、我が家もだいぶ家計を改善できているなあと云う実感が湧きます。
2018年4月の収入は998,134円
我が家では半年のタームで収支の健全性を見ることにしています。
毎月の給与と毎月の生活に紐づく収入を「生活収入」と呼び、半年間のイベントであり毎月の生活には直接紐づかない収入を「特別収入」と呼びます。例えば賞与が「特別収入」に該当します。4月はすべて生活収入でした。
- 給与の手取りが484,007円でした。
- 資産運用による収入が394,394127円ありました。
- その他の収入が120,000円ありました。これは個人向け国債のキャンペーンで入金されたものです。
資産運用による収入を家計に組み込むべきなのか、色々な考え方があるとは思うのですが、配当金の一部は生活の足し(旅行積立の資金)にすることを決めていて、資産運用と家計は不可分なので一緒くたにしています。
また、資産運用で得たおかねや今回の個人向け国債のキャンペーンによる収入は、果たして「生活収入」に括るべきかと云うととても微妙です。もう少しその収入の性質によって細分する必要を感じていますが、ひとまず2018年上期はこのままでいきます。
2018年4月の支出は1,072,876円
支出は大きく「生活支出」「特別支出」「目的別貯金」に分けています。
毎月の生活に紐づく「生活支出」は給与所得の範囲で賄えています。
今月は「特別支出」が強烈でした。
- 車の1年点検でブレーキ周りの交換が発生して16万円の支出、予算では2万円しか確保していませんでした。
- 確定申告による税金の引き落としがあり、約15万円の支出、これは予算内の支出でした。
- そして先日のPCおよびモニタの新調で約21万円の支出、これは予算外の支出でした。
以上で約52万円の「特別支出」です。
「生活支出」+「特別支出」は合計で858,214円なので、収入合計998,134円の範囲内ではあるのですが、我が家ではすでに使い道の定まっている貯蓄である「目的別貯金」は支出として扱っています。国債キャンペーンの12万などは当初からの約束どおり旅行積立に充てることとしたので、「目的別貯金」は214,662円とおおきな額になっています。
2018年4月の収支合計
- 収入合計998,134円 - 支出合計1,072,876円 = -74,742円
- 生活収入998,134円 - 生活支出342,314円 = +655,820円
- 特別収入0円 - 特別支出515,900円 = -515,900円
- 別途、目的別貯金の支出があって、-214,662円
生活収支は収入の範囲で日々の生活が送れており健全です。
特別収支は2018年上期の範囲で見ると、4月末現在で+86,872円です。これは既に2018年上期の特別収支の予算の黒字額を下回ってしまっています。予算上は6月末時点で+234,708円となる見通しでした。それだけ今月の「特別支出」の額がおおきかったと云うことです。
旅行積立の額がおおきいです。
「特別支出」が重なった折り、少々自重が必要かもしれません。
支出の内訳と貯蓄
収入に対する支出と貯蓄の内訳を整理しました。
内側の二つの円は、4月の支出と貯蓄・投資の内訳を示しています。前述のとおり目的別貯金は支出として数えます。
外側の円は、その支出および貯蓄・投資の元手は何であるかを表しています。
目的別貯金を足した支出合計だけで4月の収入の範囲では足りず、貯蓄から元手をねん出しています。要するに、「特別収入」である冬の賞与を取り崩していると云うことです。それ自体は何ら悪いことではないのですが、今回は少々額がおおきいです。
支出項目の予算対比
項目ごとの予算対比を確認します。
収入は予算対比192.1%、給与所得の倍以上を稼いでいる
給与所得は予算のとおりでした。
資産運用分の収入約39万円、国債キャンペーンの12万円が予算対比を押し上げています。
資産運用の収入の一部は、家計の収支を悪化させないために手持ちの株を売却したものです。
食材・日用品は予算対比70.4%
食材・日用品は予算の範囲内できちんと管理できています。
水道光熱費は予算対比70.4%、甘々予算なのです
甘々設定な予算の範囲内ではあります。
これでも浪費の無いよう気にしているのですが、あといったいどこを削ったら世間並みのガス代・電気代になるのか、まじで誰かにアドバイスして欲しい。
車関係は予算対比2538.3%の支出というおかしな数字に!
車を1年点検に出したら、ブレーキパッドとディスクも交換てことで16万円かかりました。
なるほど昨年の車検でケチった記憶があるにはあります。
気持ち的にも家計的にもダメージおおきかったです。
外食・遊興費は予算対比119.4%
月の初めに贅沢ランチしたのが効きましたかね。
医療費は予算対比252.5%の支出
先月に引き続き、嫁の病院通いと検査の費用。
内科と外科とを並行して毎週のように通っていたのでこうなりました。
ここは節約すべきところでは無いので、そのぶん稼ぎます。
経費・交際費はいつもより少し多いけど予算対比100.0%の支出
内訳は、10,000円のPASMOチャージ。定期代の代替です。
マネーフォワードの月の料金500円。
それから地元の自治会費1,600円。
その他の支出が予算対比139.7%
確定申告での税金の支払いとして予算には25万円計上していたのですが、諸々の控除を適用して、149,000円で済みました。おッ10万円予算よりも抑えられたぞと思っていたら、PCの不調が酷くなりイライラもピークに達しておよそ20.5万円で買い替えることとなり…、結局その他の支出は大きく超過することとなりました。
目的別貯蓄が予算対比266.0%
主に国債購入キャンペーンの12万円が上押しして、予算対比266.0%という数字になりました。
旅行は夫婦で楽しみにしているので、あまり削りたくは無いのですが、支出が重なる現況においてはちとその比重が高すぎるので、検討が必要です。
まず直近の対処としては、毎月給与収入から3万円を旅行積立に回していましたが、5月,6月については、これを停めることとしました。あくまでも一時的な停止で、7月~の下期には再度3万円を積む予算を立てるつもりでいますが、今後の「毎月配当」エリアからの収入見込みなどと合わせて、金額の微調整をしたほうが良いかも知れません。
合計では赤字、されど予算範囲内ではある
今月はもともと確定申告による税金の支払いを見込んでいて、赤字予算でありました。
合計では、収入が予算対比192.1%と増えたものの、支出も155.0%と増えていて、黒字化とまでは至らなかったものの、17万円の赤字を見込んでいた予算に対して、結果7万円の赤字となりました。
2018年上半期の収支見通し
1月~4月の実績と5月~6月の予算をもとに、収支の見通しをグラフにしました。
1~3月においては、収支は毎月予算を上回る結果を得られていました。
4月の収支も予算を10万ほど上回る実績となりました。このため、上期を通しての収支の見込みも全体に嵩上げされています。
6月末時点で累計68万の貯蓄を残すと云うのが予算でした。現時点では、この先の収支が予算どおりに進むとすれば、累計102万の貯蓄ができる見通しです。4月の収支の上ブレそのままに、前月対比で10万改善されています。
ただ、5,6月は上のグラフを見て分かるとおり、いずれの月も赤字の見込みなのです。
5月は固定資産税に自動車税があって、6月には自動車保険に各種の祝い事があり、出費が嵩む時期なのです。果たして上半期の全月を予算対比でプラスで終えることができるのか、ここまできたら、貯蓄累計100万円オーバーで上半期を終えたいなあと思っています。
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