我が家では半年のタームで家計を管理しています。
何故半年なのかと云うと、確定した賞与の手取り額をもとに収支を計画するため、また季節ごとのイベントを計画にプロットするのに丁度良い期間であるためです。1年先のイベントまで計画するのはちょっと難儀しますし、逆に4半期単位だと近視眼的すぎて家計の予算としては不適切になりがちです。半年と云う期間での管理が我が家の家計管理にはいちばん合っていたと云うことです。
まだ2019年上半期の家計が締まっていないのですが、2019年下半期(7-12月)の家計予算を作成しました。もう今年も折り返し地点。早いなあ…。
2019年下半期(7-12月)の家計予算
収支の予算概要を以下のとおり整理しました。
7月の収入には、6月に支給された賞与の手取り額を含んでいます。
予算どおり行けば、下半期終了時点(12月末時点)で約208万円の貯蓄(もしくは投資)ができる計画です。別途「目的別貯蓄」である旅行積立が33万円程度出来る予算です。
7月と12月の支出が多いですが、7月は住宅ローンの繰上返済を予定しているため、12月は年末の出費に加え通勤定期の購入があるためです。
通常収支と特別収支、前年同期および今期上半期との対比
毎月の収入と毎月の生活に紐づく「通常収支」と、賞与や投資成果等の収入と半年ごとのイベントでの支出等に紐づく「特別収支」とに分けて家計予算を作成しています。
今回立てた収支の予算を2018年下半期の実績、2019年上半期の実績(6月は実績未集計のため予算値のまま)と比較してみました。
項目 | 2018下半期 実績 |
2019上半期 実績(6月は予算値) |
2019下半期 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
予算額 | 2018下半期比 | 2019上半期比 | ||||
収入 | 通常収入 | 3,241,217 | 3,212,331 | 3,661,232 | +13.0% | +14.0% |
特別収入 | 1,688,939 | 2,556,664 | 1,993,999 | +18.1% | -22.0% | |
支出 | 通常支出 | 2,662,034 | 2,768,846 | 2,688,320 | +1.0% | -2.9% |
特別支出 | 2,321,521 | 1,291,862 | 877,554 | -62.2% | -32.1% | |
収支計 | -53,399 | 1,708,287 | 2,089,357 | – | +22.3% |
通常収入
通常収入の予算には、毎月の給与の手取り額に加えて、「毎月配当」エリアで得る見通しの配当収入(税抜き)を組み入れています。
6月から毎月の給与があがったため、2018年下半期に対し+13.0%、2019年上半期に対し+14.0%を見込んでいます。「毎月配当」エリアで得る配当収入の額は、上半期と同額を計上しています。
特別収入
特別収入の予算には、主に6月に入金済みの賞与の手取り額を計上しています。
加えて「アクティブ」エリアでの配当収入(税抜き)、その他FX・ブログ・メルカリの収入を組み入れています。ただしいずれもきちんと計算できる収入ではないので、過去の実績に対しだいぶ抑えた数値にしてあります。2019年上半期比で-22.0%となっているのはそのためです。
通常支出
日々の生活での支出です。毎月の給与と「毎月配当」エリアで得る配当収入に紐づく支出です。
住宅ローンの返済や食費等のほか、旅行用の積立貯金も積み立てた時点で支出として数えています。2018年下半期比・2019年上半期比ともにほぼ横這いの予算となっています。手取りの給与が増えても支出は増やさないプランになっています。
特別支出
祝い事や半年毎あるいは一年毎に発生する支出を計上しています。
例えば誕生日やクリスマスのディナー代、NHK受信料の一括払い、固定資産税の支払いや夏や秋のおでかけ費用が含まれています。
2019年上半期比で-32.1%と激減する予算です。ただし支出の項目は、税金や車検や自動車保険などは上半期に偏りがあるものが多いため、支出は自然と下半期のほうが少なくなる傾向があります。
また、2018年下半期比で-62.2%とさらに激減しているものの、2018年下半期は庭の整備費でおおきな支出があったので実は参考になりません。試しに2017年下半期の実績を見てみると、特別支出は約109万円でしたから、今回の予算約87万円は問題無い範囲と言えるでしょう。
家計予算策定上のポイント
今回の家計予算を策定する際のポイントを整理すると以下のとおりです。
2019年下半期予算 予算策定上のポイント
- 収入に昇給分を反映した。9月以降の社会保険料の増分も反映しています。
- FX・ブログ・メルカリ等の不安定な収入はアテにしない。極力小さく計上。結果おおきく上ブレすれば喜びます。
- 昨年同時期のイベント(祝い事・行楽・交際費等々)を確認して特別支出に反映。
- 季節による増減がおおきい水道光熱費は昨年同時期の実績より予算化。
- 小売電気事業者の切替、自宅回線の切替・スマホ代の節約によって電気代・通信費は実績より抑えられる見通しなのですが、節約具合を愉しめるよう従来の実績を予算とした。
収入は控えめに、支出は過去の実績を見てきちんと反映しているので、何か特別な事件が無い限りは、大きく下ブレすることは無かろうかと思います。あと、愉しみながら家計管理するために、節約の実績を実感できる予算立ても大事ですね。
投資にまわすおかね
家計予算では下半期で約208万円の余裕資金が生まれることが分かります。全額投資にまわします。
つみたてNISA・iDeCo・WealthNavi・S&P500ETFのつみたてで、毎月21.8万円をつみたてています。つまり21.8万円×6ヵ月=130.8万円はつみたて用の資金です。
残り約70万円ほどは、別途株ないしETFの購入に充てます。何を買おうか迷いますね。冬の賞与では [VIG]米国増配株ETF を購入したのでした。
さあて今回は何にしよう。こうして迷い考えている時間は、投資活動の中で配当金を数える時間の次に楽しい時間ですね。
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