【家計管理2020】2020年下半期の家計予算。家計簿は家庭の日記。家計予算は近い未来を思い描くこと。

【家計管理2020】2020年下半期の家計予算。家計簿は家庭の日記。家計予算は近い未来を思い描くこと。

家計簿とは、家庭の日記である。そう思うときがあります。

ひとつひとつの支出には思い出があります。記録した支出にはそのときに感じた喜びや悲しみがまつわります。だから家計簿を開けば、思い出があふれます。喜びや悲しみがよみがえります。それが家計簿というものです。

では「家計予算」とは何でしょうか?

それは家庭の「未来日記」です。

あの日あの時あの場所でああしてこうしてそうしよう、真っ白な画用紙にクレヨンを引き未来の絵日記を描くこと、それが「家計予算を立てる」という行為であります。

さて、すでに7月に入り2020年の下半期が始まっています。この記事では、2020年下半期(7月~12月)の「未来日記」(家計予算)を描きます。

 
 

2020年上半期の家計を振り返る

まずは2020年上半期の家計を振り返ってみましょう。そうして、下半期に反映するべき要素を確認します。

家計簿の費目ごとに前年の家計簿と比較すると、何が起きた家計だったか思い出されます。全ての費目ごとに「なぜ増えたのか」「なぜ減ったのか」。ひとしきり語るあいだに日本酒一升空けられそうな物語があるのですが、みなさんにおかれましては我が家の物語にたいして興味もありませんでしょうから、つのる想いを抑制し主なものに絞って簡単に記します。

1. 保険

年初に僕に掛けていた保険の見直しを行い、毎月の掛け金を減らしました。毎月の掛け金を1/4にして、死亡時の保障を落とし、医療保障を同等か従来以上の内容にしました。個人的には満足な見直しです。

【生命保険の見直し】正月休みに生命保険の切替を検討してみた。家計の成熟とともに必要な保障は漸減する。

従前の保険を解約したときに払い戻し金が入りました。「その他」の収入が激しく増えている要因の1つです。

2. 通信費

JCOMからBIGLOBEに切り替えたのと、au の明細で不審な請求内容に気付き契約変更したことによって半期で2万円程度おかねが浮きました。

【まとめてau支払い/EZ有料コンテンツ】au に10年間も無駄に貢いでた。請求書の明細を確認して分かった無駄。

JCOMからの切替にあたっては、無茶苦茶不愉快な思い出があるのですが、それはもう2019年の思い出なので、ここでは詳らかに記さずにおきましょう。

3. 健康・医療

嫁さんが手術を決意して、手術をしました。術後の経過は順調でとても元気です。手術を薦めてくれた理学療法士さん、お医者さん、看護士さんに心より感謝しています。

【人工股関節全置換術】嫁の手術と入院の顛末と手術と入院に関わるおかねの話、2つ目のラブレター「感謝状」。

高額療養費制度を使っても、手術費用・入院費用とたくさん掛かりましたが、その後、加入している健康保険組合の付加給付によって、ほぼほぼ戻ってきました。「その他」の収入が激しく増えているもうひとつの要因の1つです。

4. 交際費

両親の金婚式のお祝いと、妹家族の新築祝いがありました。

両親が50年夫婦をしているという事実は素直にスゲエと思います。めっちゃ喧嘩ばかりしてるんですけどね。妹家族の新築祝いは、最新の新築注文住宅に触れて、昨今の流行りの間取りや設備に触れて、物欲が湧きます。わたくし千鳥足、いつかは贅沢に平屋に新築したいです。

5. 食費・日用品・交通費

通勤定期が無くなり、交通費が激減しました。新型コロナウイルス蔓延の世相が、こうして家計簿に記録されます。

そして我が家においては、新型コロナウイルスの蔓延とテレワークの日々は、何故か食費・日用品費の激増という事象を伴いました。嫁さんはいろいろ理屈を並べるのですが、さっぱり呑み込めずにおります。

2020年下半期の家計予算を立てる

2020年上半期の支出実績や、過去数年の下半期の傾向をもとに、2020年下半期の家計予算を立てました。

各月の収入と支出、そして収支の累計の推移は以下のとおり計画しています。

6月に支給されている夏季賞与は、我が家の家計管理のルールでは、7月の収入として下半期の予算に組み込みます。7月の収入がほかの月に対し多くなっているのはそのためです。下半期が終了する時点での収支は+156万円を計画しました。

この家計予算には以下のような「未来日記」の物語が込められています。

◇  ◇  ◇

2020年は千鳥足家の結婚25周年にあたります。結婚25周年を銀婚式と呼びます。銀婚式のお祝いに7月には早めの夏休みを取り、旅行に出掛けます。そのため、いつもの旅行貯金とは別に、夏季賞与から50万ほど旅行費に充てます。滞在先では観光に出ることもなく、夫婦でゆったりと過ごします。宿泊先のバーで25周年を振り返るのも悪くありません。次の25年を想うのも悪くありません。

8月は僕の誕生月です。数か所ドライブに出掛けます。手術をした嫁さんの脚は、大好きな夏の景色の中を散策するのに充分な元気を得たので、汗を拭いながらゆっくり歩き、美味しいものを食べます。

9月は昨年台風で流れた旅行のやり直しに出掛けます。今年もすでに台風被害が出ているので心配ですね。夏が終わる気配が漂い始めると、庭の花の入れ替えを順次行う季節になります。花代の支出を予定していますが、球根類はふるさと納税の返礼品でいただくことにしたので、いつもよりも少し得をしたねという嬉しさを噛みしめながら球根を植えることでしょう。

10月以降隔月ですが収入が増える予定があります。10月・12月と収入が増えます。増える収入の一部は旅行貯金に回すので、旅行貯金が捗ります。

11月には旅行貯金を遣って北陸旅行に行きます。おいしい蟹を食べます。旅行が重なり旅行貯金をかなり使うことになりますが、そのための労働・そのための資産運用なのですから問題はありません。配当収入は各企業の減配により少なくなる可能性があるので、過去の実績よりも少し大人しめに積んでいます。

そして12月は例年どおり庭にクリスマス飾りをしてクリスマスを祝い、終わったら正月の準備をします。甥っ子姪っ子が進学したので、お年玉の準備金がこれまでよりも少し嵩みます。年末にはいつものお店でいつものように忘年会をして、また来年も楽しく過ごそうと言って新年を迎えます。

◇  ◇  ◇

あんまり変わり映えのしない「未来日記」ですね。でもそれで充分。

みなさんはどのような2020年の後半を計画していますか?

2020年下半期の家計予算をもとに投資額をきめる

さて、家計予算が定まったので、自ずと下半期の投資予定も決まります。

家計は+156万円の収支を見込んでいます。この中から毎月21.8万円をつみたてを行います。下半期の6か月間では、21.8万円×6ヵ月=130.8万円 がそのままつみたて用の資金です。

とすると、残りは約25万円。ウーン、投資の追加資金としてはちょっと物足りないですね。

冬の賞与が従来どおり出るかは怪しいですし、来年は車も買い替えたいし、このおかねはすぐに株に換えることなく、保険のために取り置きしておきましょう。冬の賞与の様子が見えてきましたら、解放するかどうかを決めます。

以上、2020年下半期の家計予算でした。

 

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