銘柄探訪 ジュラシックワールド炎の王国を制作するユニバーサル・スタジオは、ケーブル通信大手[CMCSA]コムキャストの100%子会社

銘柄探訪 ジュラシックワールド炎の王国を制作するユニバーサル・スタジオは、ケーブル通信大手[CMCSA]コムキャストの100%子会社

久しぶりの銘柄探訪。

三連休の最終日、本日は映画館で『ジュラシックワールド 炎の王国』を観賞して参りました。

 

ジュラシックワールドを制作しているのは、ユニバーサル・スタジオです。ユニバーサル・スタジオは、NBCユニバーサル傘下の企業、そしてNBCユニバーサルは、[CMCSA]コムキャストの完全子会社であります。

そしてわたくし千鳥足とその嫁が本日映画を観てきたのは、TOHOシネマズです。
我が家では映画はいつもTOHOシネマズで見ています。ちなみにTOHOシネマズは、[9602]東宝 が子会社・関係会社を通じて展開・運営しているシネマコンプレックスおよび東宝洋画・東宝邦画系のチェーン映画館です。

 
 

[CMCSA]コムキャストは成熟優良企業

[CMCSA]コムキャストは、ケーブル通信事業、テレビ放送事業、映画娯楽事業を主業とする企業です。映画娯楽事業は世界中の映画娯楽を制作・買収・販売しています。S&P500、NASDAQ100銘柄に指定されています。

5年間の株価の推移です。

今年の2月に下落して以降、まだ戻り切っていません。
最近は大半の銘柄がこのようなチャートを描いていますね。

ここ数年の業績は順調な右肩上がりです。
営業利益率20%を安定して稼いでいる企業です。ROEは15~16%台と稼ぐ力の強い企業ですが、特に2017年度はROE33.1%という異様な数値を残しています。ただいまの株価指標は、実績PER15.77倍、予想PER13.97倍、PBRは2.31倍です。予想EPS2.48に対して予想配当は0.74、配当性向29.8%で配当利回りは2.19%です。

成熟した優良企業、数値だけ見れば、買いで良いような気がしますね。
ただ、21世紀FOXの買収などを通じた[DIS]ディズニーとの熾烈な競争をしていて、正直どちらが覇権を握るのか?僕には判らないです。

[9602]東宝

いっぽう[9602]東宝は日本の映画娯楽の主軸です。

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業績は悪くありませんが、『シン・ゴジラ』『君の名は。』などの後の反動で今期の伸びは厳しいようですね。営業利益率は2017年度19.6%で悪くないです。ROE10.30%も悪くはありません。株価指標は実績PER19.57倍、予想PER23.39倍、PBR1.88倍です。予想EPS146.22に対して予想配当は35.00、配当性向23.94%、配当利回り1.02%です。

期待コンテンツが待っているなら兎も角、ちょっとこのタイミングでの買いは思いつかないですね。[CMCSA]コムキャストと較べると、やはり稼ぐ力と株主還元の姿勢で差が出ます。

実は[9602]東宝は、株をはじめた頃からウォッチしている銘柄です。
株価の推移を眺めるばかりで、あまり細かいことを確認したことは無いのですが。

映画タダで見ることができるなら、株主になっても良いかなぁと思ったのですが、招待券をいただけるのは1,000株以上のホルダーなのですね。1,000株て342万注ぎ込むことになります。いやあそのリスク、映画招待券6枚じゃあ割に合わないわぁ。笑 100株、200株の保有でも優待券ではなく招待券をくれていたなら、もうとっくにホルダーになっていたと思うのですけどね~。

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