先週は平日5日の内4日が新年会と云う高密度ハードスケジュール。接待し・接待され、飲めば楽しいとは云え、毎日が午前様で少々疲れました。
さて、そんなさ中、2次会のお店から3次会のお店に移動する道すがら、六本木のとあるたばこ屋さんでPloom TECH(プルーム・テック)が売られているのを見つけた同僚が迷わず購入して吸っているのを一口吸わしてもらい、これならいける!と判断しまして、わたくし千鳥足もその日の夜に電子たばこデビューいたしました。
[2914]JT発のPloom TECH、中々良いです
電子たばこは、フィリップ・モリス発のiQOSが先行していますが、使用している方々を見ると、なんだか面倒そうに思えてそそられませんでした。紙巻きたばことも違う独特の匂いが嫌だし、1本吸うたびの充電待ちが面倒そうだし、吸い終えたごみの処理も面倒そう。iQOSユーザと喫煙所で会うと、きゃつらいちいち充電待ちが発生するんで、付き合っているとこっちの喫煙時間が長くなるんじゃー。
対する [2914]JT が擁するPloom TECHは、以前からiQOSを上回る出来栄えであり、対iQOSの本命だと噂に聞いておりましたが、なるほど、実際に使用してみると中々良いです。
まず普通の紙巻きたばこと比較すると、煙が出ず(出るのは水蒸気)、たばこの匂いはほとんどしない、ノン・タール、灰が散らからない、火がついていないので危なくない、吸い差しですぐ仕舞うことができる等々、良いところだらけです。特に3口吸ってすぐに胸ポケットに仕舞って元に戻る…と云うことが可能なのは、味わってみると中々衝撃的な便利さです。灰が出ないので、灰皿を待たずに吸い出せるのもきっと良いにちがいない。
iQOSとの比較は、iQOSを実際に使ったことが無い僕があまり言うことでは無いですが、充電とごみ処理の面倒さ、ちょっと吸って仕舞うことができる衝撃の扱いやすさを思うと、PloomTECHのほうが格段に良い製品なのではないかと推測します。
JT、これ電子たばこ市場で勝てるんじゃないの?
JTは1月19日のニュースリリースで、紙巻きたばこの販売量が2017年は初めて1000億本を下回ったと発表し、この内容は新聞各紙も取り上げておりました。
たばこ製造・販売と云う衰退産業だけど高配当な銘柄、[2914]JT 株と云えばそんな評価でございますけれども、その [2914]JT がこれから日本国内で全国展開してゆくPloom TECHは、少なくとも対iQOSの構造となる電子たばこの市場で充分勝てる製品だと思います。
2016年03月、福岡市内の一部販売店で発売
2017年06月、東京都心部での販売を開始
2017年10月、東京都全域へ販売エリア拡大
2018年02月、札幌市、仙台市、横浜市、名古屋市、大阪市、広島市の約150店舗にて販売開始
iQOSが早々に全国展開して日本の電子たばこ市場を席捲していると云うのに、何もたもたしてるんじゃああああ!と言いたくなりますが、この遅さゆえに、喫煙者にとっては、Ploom TECHが良い感じのレア感を醸成していることも確かです。
iQOSの普及は、世界全体で見ても日本が突出しているとのこと、2018年内には出来るだろうPloom TECHの全国展開が、iQOSやgloのシェアを塗りつぶして日本国内トップに立ち、世界でも充分戦えるのではないか?そんな期待が持てる製品の使用感でしたので、[2914]JT 株はすでに「毎月配当」エリアの「毎月分配型健全高配当ポートフォリオ」に1単元だけ組み込んでいますが、もう少し買い増ししても良いかなあ?そんなふうに思いました。ちょうど株価も落ち目でございますしね。
望みたい改良ポイント
[2914]JT が電子たばこ市場で勝つためには、デバイスの軽さに取り組んだらどうかと思いました。だってね、ちっと重くて咥えたばこができないねん。これはiQOSもgloも一緒でしょう?紙たばこと変わらぬ軽さの電子たばこ!とか日本の技術活かしどころだと思うのです。そしてそれが実現したら、世界でも結構イケると思うのですよ。
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