本日衆議院議員選挙!実感なき経済成長と言う前に、実感得られる人になりそして投資をしよう

本日衆議院議員選挙!実感なき経済成長と言う前に、実感得られる人になりそして投資をしよう

台風の気配を感じる雨の中、本日は義母に続き義父の葬儀。
朝イチで衆議院議員選挙の投票にでかけて参りました。

小池さんは小池さんの中の素顔の暗黒を覗かせるドヤ顔で失速。枝野さんの生一本な男っぷりが喝采を浴びているものの、自公の連立政権の枠組みは揺るがないだろうと云うのが、各メディアが報じている投票前・開票前の情勢であります。

経済成長を実感できない人の実際

新聞やネットで有権者の声を拾い読んでみると、「(アベノミクスによる)経済成長は何も実感できない。」「我々の生活には何も良い影響がない。」と云う声をチラホラ見かけます。立候補している候補者の演説・論調にもそのような言葉が入っているようです。

こういう人たちって、実際、どういう「社会」で暮らしているのだろうな?

と、やや不思議に思うのです。

経済成長の影響くらい受信できる人間であろう

普通に・真面目に仕事をしていれば、好景気の影響は如実に感じることができるはずです。わたくし千鳥足が関わる中小IT企業ですら、仕事の引き合いは増え、人が足りないので断らなければいけない仕事も増えています。採用人数の目標は従来の倍に設定しておりますし、中途採用は各種キャンペーンを設定して力を入れています。将来の企業価値を高めようと云う戦略的な動きも(亀の歩みではありますが)進んでいます。取引先のみなさんもどこも成長戦略としての投資に努めています。日本経済の好調さは、リアルにビシビシ伝わってきておるのですよ。

この状況を受信できない人たちって、いったいどんな生活をしているのだろうな?と思うのです。(・ω・)リアル社会に生きてんのか?と。

例えば、ひきこもりニートが「日本経済の成長は何も実感できない」と言っても、まあそうだよね。としか思えないのです。真面目に仕事と向き合わず、どんなレイヤにしろその第一線で努力していない人たちが「実感できない」「恩恵がない」とブウブウ騒いでも、まあそうだよね。としか思えないのです。

普通に・真面目に社会と関わっていれば、その恩恵があるか否かはさておき、好景気の影響を感じることができるはずです。なるほど、家庭に入り主婦をしている方々はひょっとするとその影響を受信しづらい環境にあるかも知れない。でも帰宅した旦那さんにひとこと「仕事どうお?」と訊ねれば、多くの方が(家計が直接的に潤っているか否かは別として)仕事の順調さを聞くことができるのではないかと思います。

直接的な恩恵がないと嘆く前に、恩恵を取りに行け

サラリーマン家庭にとって恩恵を感じづらい状況であることは分かります。
好景気によって企業の売上や利益があがっても、労働者の賃金はろくにあがっていません。いっぽうで高齢化社会を前にして社会負担は増えており、家計はちっとも楽になりません。

けれどもそもそも、勤め先の企業の売上や利益があがることと、わたしたちの給与があがることを一緒にしてしまってはいけませんね。企業の利益率やROEの向上等、つまり生産性があがってはじめて従業員の給与に反映されます。仕事いっぱいキタ!人手不足だ!人増やそうぜ!では、わたしたちの給与は増えません。

だからこそ、AIやIoTなどの技術がもてはやされています。時流に乗れなければ、日本経済全体が潤ったところで、わたしたちの給与はあがりません。だからと云って文句を言って終わらずに、世の中にはいろんな働き口がありますから、恩恵が欲しければ恩恵を受けられる場所へ移れば良いのです。何も不満を抱えて安月給で働く必要はありません。いまや好景気で労働力は売り手市場ですから、ここにこそ好景気の最大の恩恵を見いだせるかも知れません。そういう労働の流動性が生まれると、労働者の賃金は改善されやすくなるように思います。

「俺の給料安すぎ!」と思うならば、つまり、あなたの高い生産性がほかの従業員や会社の仕組みによる低生産性に引きずられて阻害されていたり、あなたの高い生産性だけでは企業の利益を押し上げるには至らず結果給与が上がらないのであれば、文句言っとらんでとっとと転職しようぜ。と思います。好景気の恩恵を得るためには、恩恵を受けやすい場所に身を投じれば良いし、身を投じる勇気が無ければ数年計画でスキルの向上に励み、勇気が湧く人材になることが大事です。あるいはそうする間に、あなたは今いる企業の生産性を高められる幹部候補に育っているかも知れない。

もし、もしそれが出来ないなら、要するに今までどおりでなんら変わらぬあなたなら、給与があがるはず無くね?と思ったほうが良いです。ディスっているわけではありません。想像するにこれが大多数なのです。だから労働者の賃金はあがりません。挑戦と安定のバランスの中で思い悩んだり、生活と仕事のライフバランスを思ったり、独りの無力さに心折れたりして、多くの労働者が現状維持に甘んじています。

投資によって経済成長の恩恵に与る方策もある

多くの労働者が諸々の日常の課題を抱えて現状維持に甘んじているのですが、わたしたちの社会は、そんなわたしたちにも経済成長の恩恵に与る仕組みを用意してくれています。これが投資です。個別株を買って個別の企業に投資しても良いし、各種インデックスを通して日本経済や世界経済全体に投資することだってできます。

アベノミクス前と今では日経平均株価は約2.5倍の開きがあります。
アベノミクス前に1000万円を投じていれば、2500万円になっていた可能性があります。
わたくし千鳥足は昨年から投資を始めた初心者なので、そんなに大きな恩恵に与ることはできていませんが、それは僕の責任であって、社会や政治が悪いわけではありません。

近年では、iDeCoやつみたてNISAなど、初心者でも始めやすい投資の仕組みが用意されています。「経済成長は何も実感できない。」「我々の生活には何も良い影響がない。」と言う前に、投資をしてみれば良いのにと思います。

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