2019年6月22日(土)時点のリスク資産評価額、米国株騰がるもドル円下落で前週比-16万円

2019年6月22日(土)時点のリスク資産評価額、米国株騰がるもドル円下落で前週比-16万円

日々の値動きを気にしすぎるのは良くないことだと承知していますが、わたくし千鳥足のような投資初心者には、世界の政治・経済の動きが市場にどういう影響を及ぼすのかを把握することが重要だと考えています。そのために、毎週のリスク資産評価額の推移を記録しています。

G20で米中首脳会談が開催される見通しが立ち、またFOMCで近々の利下げが色濃くなったことで、米国株は引き続き堅調に推移しました。NYダウとS&P500は史上最高値を更新しています。

いっぽうでドル円は米国の利下げが濃厚となり下落しました。株価はあがれどドル円の下落でドル資産の円評価は伸びず、日本株は円高によってその推移に陰りが見え始めています。

 
 

2019年6月22日(土)時点のリスク資産評価額

2019年6月22日(土)時点のリスク資産の評価額は3700万円でした。

評価損益は前々週末比-16万円

前々週末評価額 評価損益増減 評価額増減 当週末評価額
入金額 利益出金額
3713万円
-16万円(-0.42%)
-13万円(-0.33%) 3700万円
+3万円 ±0万円

リスク資産の評価損益は-16万円と3週ぶりの反落。

今週は嫁のつみたてNISA積み立て用に3.2万円を新たに注入しています。出金(生活還元)はありません。したがって、リスク資産評価額の増減は-13万円となりました。

 

ドル円の下落がきっついですね。株や投信の評価額は円換算でもあがっているのですが、
FXで放置しているLongが含み損を生んで評価額を押し下げています。
米国がこれから利下げに傾くと、すでにマイナス金利で余地が無い円は苦しいですね…。

前年末比+273万円の評価損益推移

前年末評価額 評価損益増減 評価額増減 当週末評価額
入金額 利益出金額
3281万円
+273万円(+8.32%)
+419万円(+12.77%) 3700万円
+174万円 -28万円

2018年末比では、評価損益は+273万円となりました。

出金(生活還元)もしていますが、新たに資金注入もしていまして、評価額は2018年末比+419万円の3700万円です。

米国市場ではNYダウとS&P500が史上最高値を更新しました。6月がこんな相場になるなんて全然思っていませんでした。

ただ、米国株式は沸いていますが、ドル円は下落。日本株式はこれから辛い展開になりそうです。G20で米中首脳会談は行われるものの、問題はすでに両首脳の会談1発で解決できるようなレベルではなく、実質は何も合意できず表向きの友好を表明するのに留めるような予感。つまりこれからも株価・為替ともに唐突な乱高下があるのだろうなと思っています。

米国をめぐり中国・北朝鮮・イラン・トルコの対立が継続、英国はジョンソン氏の首相就任がほぼ確実視され、イタリアも問題を抱えています。世界情勢はますます混迷、こんな中史上最高値を更新する米国市場の強靭さって凄い。

2019年6月22日(土)時点の保有資産概況

市場の概況

市場 指標 増減率(前々週比) 我が家のリスク資産
日本市場 +0.67%
-0.42%
TOPIX -0.05%
JASDAQ -0.14%
マザーズ指数 -2.42%
東証リート指数 +0.15%
米国市場 NYダウ +2.41%
S&P500 +2.20%
NASDAQ +3.01%
ほか 上海総合 +4.16%

前半は日本市場も米国市場の勢いに追随していたものの、後半で挫けましたね。

米国市場は米中首脳会談の報せと利下げ観測により非常に堅調に推移しました。同様に上海総合指数も高騰していたのですね。

ドル円の下落によって日本市場は勢いを失い、TOPIX、JASDAQ指数、マザーズ指数ともに下落。特にマザーズ指数の下げはきつかったですね。

東京市場の保有銘柄の概況

東京市場に上場している保有銘柄の概況です。海外債券ETFやS&P500連動ETF、REITなども混ざっています。

保有している東京市場の保有33銘柄の値動きは、値上がり・値下がりがほぼ半々と云う結果でした。

週初時点保有銘柄数 値上がり銘柄数 値下がり銘柄数 変わらず
33
16
14
3

[7729]東京精密 が前週比+6.00%と反発しました。[6464]ツバキ・ナカシマも+2.42%。G20での米中首脳会談実現の報せを受けて買われました。

[2311]エプコ は引き続き強く前週比+2.35%、3週目の連騰です。

[3994]マネーフォワード が前週比-11.13%と大きく下落しました。これだけ大きく落ちましたが、特別に悪材料があったわけではありません。マザーズ指数がおおきく下げましたので、振れ幅がおおきなこの銘柄の下落が大きかったです。ほかに も-2.91%と落ちました。

NY市場の保有銘柄の概況

NY市場に上場している保有銘柄の概況です。株だけでなく債券のETFも混ざっています。

前週から保有していたNY市場上場の14銘柄の値動きは、ほぼ全面的に値上がりました。

週初時点保有銘柄数 値上がり銘柄数 値下がり銘柄数 変わらず
14
13
1
0

先週下落した []シスコシステムズ が前週比+4.16%と強かったです。

他には [VGT]米国情報技術セクターETF が+2.89%、[]米国ヘルスケアセクターETF が+2.66%と堅調でした。

値下がった唯一の銘柄は []アルトリア です。前週比-5.62%とお前まだ下がるのかと云う下落。前FDAコミッショナーがJUULについて「FDAの承認期限が短くなったため、承認は得られないだろう」と発言したことが影響しました。

今週の売買

今週は今月まだ買えていなかった []S&P500ETF を約10万円ぶん44株を購入しました。6月の頭で買えていれば今よりも130円くらい安い株価で買えていたのですが、結局S&P500最高値更新付近で積み立てることとなってしまいました。

幾つかの銘柄で配当金が入金され、いつもならすぐに投信なりETFを購入しているのですが、こちらは下落待ちで今月は持ち越すかも知れません。

 

米国株式が好調でもドル円が下落すると円換算ではあまり資産が増えませんね。
そして日本株式がかなりきつくなりそうです。
あちこち紛争だらけの世界情勢、はたしてG20は明るい未来を描くことができるでしょうか…?

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