結婚披露宴はやる?やらない?ご祝儀の平均額から見れば披露宴の支出は多くはない。披露宴のすゝめ。

結婚披露宴はやる?やらない?ご祝儀の平均額から見れば披露宴の支出は多くはない。披露宴のすゝめ。

3連休の中日の本日は勤め先の後輩の結婚式&披露宴でした。

もちろん御目出度い行事ですから、心から晴れやかにおめでとう!とだけ思いたいのですけれども。当方乾杯の音頭を振られていまして。

大勢の前で話すこと自体は大丈夫なのですが、結婚式はダメ。ほんとうに苦手。

思えば、32歳という今思い返しても可哀想なくらいの若さで新婦側の主賓と云う苦痛を味わった(新郎側の主賓は60手前の猛者)のを皮切りに、何度か主賓あるいは乾杯担当を務めて参りましたけれども、披露宴の前の数日は毎回ブルーな気持ちで過ごします。今回も昨日土曜日はほんとうにブルーな気持ちで過ごしました。そう、鉛筆で心臓ぶっさしてぐりぐりしたいくらいに…!

こういうスピーチ得意な人って居ますよね。もうさ、主賓の挨拶とか乾杯の挨拶とかやめてさ、喋りたい人が喋ればいいのに!立候補制でいいじゃない。そうしてよもう。

 
 

結婚披露宴、やる?やらない?

感覚的な話ですけれども昨今、結婚披露宴をやらないと云う方が多いように思います。勤め先の子たちにも多いですね。

僕自身は親の気持ちを立ててやりました

もちろん昨今に限らず、わたくし千鳥足が結婚した時代でも、結婚披露宴をやらないと云う選択肢はありました。僕自身は23歳と云う年齢で結婚したのでおかねは無いし、歳の差の姉さん女房となる新婦は恥ずかしがるしで、当初披露宴はやらずにおこうと思っていました。新婚旅行で海外行って2人きりで記念撮影すれば良いじゃんね?と。

ですが、親の説得に負けてやりました。質素な披露宴ではありましたけれども。

披露宴はまあまあ思い出になる

やって良かったな、と今では思うんですよね。

確かにコスパの良い行事では無いんですよ。ただ、「その日の主役として衆人の目に晒されるも、遠慮なく有頂天になっていて良い奇跡の1日」「ドレスを着てお色直ししてスポットライトを浴びた記憶」などは、この行事以外では中々得られない経験で、コスパでは測れないイベントでありメモリーなので、そうしたメモリーが無いよりは在ったほうが人生は豊かであるなあと思うのですよね。コスパを気にして披露宴のぶんおかねを貯めて・そいつで株式投資して複利増し増し・ええと何に使うんだっけ・老後資金ならあります!と云う人生よりは豊かだなあと。

もちろん、あくまでも自分の記憶と経験に当てはめた上での個人的な意見ですし、人それぞれの選択肢があって全然良いのだとは思います。もとより「やった」「やらなかった」とすでに過去形の方たちに言っても意味のない話です。ただこれからの方に向けては、その方がどう選択するかは自由ですけれども、どう薦めるかも自由なので、僕自身は若い子たちには披露宴はやったほうが良いよと薦めています。薦めるだけね。

それに、披露宴は案外ご祝儀でどうにかなる、というのは本当ですしね。

結婚披露宴のご祝儀袋の中身

披露宴に招待される立場で考えたとき、ご祝儀を幾らにするかってわりと切実ですよね。人より少なかったら恥ずかしい、多すぎても恥ずかしい。最初っから会費制にして額を決めてくれたら、あれこれ悩まずに有り難いのですけれどもね。

実質0円のご祝儀で主賓として臨んだ苦い経験

ちなみにわたくし、世間知らずのまだ若い頃、ご祝儀に1万円だけ包んで、1万円のお車代を頂いてしまうと云う失態を犯した経験がありますw その恥ずかしみは未だ癒えず、負のカルマとして一生背負って生きていく所存であります。

人の所為にしてはいけませんが、どこから得た知識なのか、嫁が「主賓は主賓なのだから、むしろ1万円でイイ」みたいなガセネタを仕入れてきて騙されたのでした。嗚呼、その頃だってインターネットはあっただろうに何故調べなかったのか。当時部下だったあのときの新婦にいま土下座して目の前で腹掻っ捌いて、でろでろ溢れてくる腸を両手に載せて戴きながら、泣いて詫びたい。

ご祝儀の世間相場と仕事上の見栄

世間の相場は渡す側の年齢・立場に関わらずおおむね一律3万円です。北海道は少な目なのですね。

結婚式ご祝儀の相場!友人や会社の上司・部下、親族などへの金額

以前は3万円、いまは5万円の見栄

わたくし千鳥足は、主賓であるか否かに関わらず3万円を包んでいました。主賓の相場は5万円以上らしいので、ちょっと足りなかったのですね。主賓をさせられていたのはむしろ30代の頃のほうが多かったので、若さに免じて許してください。

勤め先の役員になって以降はなんとなく見栄を張って、もう少し多めの5万円を包んでいます。

少なすぎるだろう?と言う方がいるかも知れない。いいんです。僕の見栄はこの程度でじゅうぶん満足するので、あとは精一杯の「気持ち」でお祝いします…!!

一度増やしたら減らせない罠

実のところは、5万円を3万円に戻したい。ほんとうは一度5万円出してしまったことを悔いてます。

戻したい気持ちは満々であるものの、「誰々くんには5万円だったのに私には3万円だった」とか風の噂がまわって嫌な気持ちにさせてしまったら申し訳ないので、仕方なく5万円を続けています。たぶんこれから仕事絡みの方たちへのご祝儀で額を減らすことは無いのだろうなあ。

役付き役員になれば冠婚葬祭どんとこい

逆に勤め先のルールでは、平取りから役付き役員になると社員のご祝儀・香典用に会社から経費が出るようになります。

なので彼らは平気な顔して10万円包んでくる。会社のおかねで良い顔していてズルいなあと憎らしく思っている小並感が半端ない僕であります。

親戚のご祝儀には見栄を張らない

いっぽう、仕事とは別の関係、例えば親戚の冠婚葬祭には一切見栄を張りません。

世間並の相場に合わせて、結婚披露宴のご祝儀は3万円ですね。

まとめ?

結婚を考えている方は一生の記念と思って披露宴もやってみては如何?

平均3万円のご祝儀があると思えば、実はそんなにお財布も痛みません。

結婚披露宴の費用は、こまかな支出の積み重ねです。テーブル上の花代とか、招待状の封筒の質(すげえ差があるんだぜ!)やあて名書きとか、そういう細かいところで費用が積み重なっていくんですね。そこで持ち前の節約魂をうまく発動させてプランすれば、招待客ひとり当たりの出費をご祝儀の平均額に収めることも可能かも知れません。

あともうひとつ大事なこと。ご祝儀に1万円しかくれないような人を主賓に選んではいけませんwww

ちなみに僕自身はおかねが無かったので、式場に払う手付金だけは自分で払い、
当日払いの残りの額はいったん親から借りました。
後日、あつまったご祝儀とプラスαで親への返済を済ませました。
思えばこのとき、主賓のご祝儀の相場など知ることができてたはずだのにね。
経験に学ばないダメ野郎ですね僕は…w

おかねを使うカテゴリの最新記事