銘柄探訪[4901]富士フィルム[2502]アサヒGHD、早咲き桜「春めき」を観に足柄に出かけて参りました。

早咲きの桜は伊豆の河津桜が有名ですが、神奈川の足柄には「春めき」と云う素敵ネームの早咲きの桜があります。ポカポカ春日和の本日、春めきを観に足柄まで出かけて参りました。

富士フィルム隣接の「春木みち」

春めきは、富士フィルム神奈川工場隣接の狩川沿いの並木道が見事です。

その並木道は、富士フィルムの創設者、春木栄氏にちなんで「春木径（みち）」と呼ばれています。対岸の並木道は「幸せ道」と呼びます。

桜の時期には桜まつりが開催されていまして、幾つか露店が出るのと、地元保育園児の太鼓演奏や、ハスキーなお姐さんによる猿回しや、チンドン屋などが活躍していました。猿回しはなかなか楽しかったです。

朝ごはんを食べずに出かけたので空腹に耐えられず、露店のたこ焼きをいただきましたが、なんのダシも効いていない「味無し小麦団子のソース掛け」みたいな具合で、すこぶる美味しくなかったです。焼きそばはまあまあイケました。

さて、[4901]富士フィルムホールディングスの業績は伸び悩んでいます。2018年3月期は、2期連続の営業減益となる見込みです。

[4901]富士フィルムホールディングスは、2月に米国ゼロックスの買収を発表しました。傘下の富士ゼロックスと統合させ生産性等効率化することが狙いです。しかしながら、事務機器市場が縮小傾向にある中、今回のお買い物が富士フィルムのお荷物になるのではないかと懸念する声は多々あります。さてどうなりますか。

アサヒ・ビール神奈川工場の麓

アサヒ・ビール神奈川工場がある丘の麓、JAかながわ西湘の建物が見える斜面の「春めき」も見事です。

坂を登りきると、アサヒ・ビール神奈川工場があり、その敷地内に設置されておりますアサヒ・ビール園では清々しい芝生と春めきの桜色を眺めながら、ジョッキを傾け、焼き肉をいただけます。全面ガラス張りの店内は景色が良いのですが、ビール園だからと云ってビールが特別に安いわけでもありませんし、飲み放題でもありません。お肉はまあ普通の値段で、特別美味しいわけでもありません。

そんなアサヒ・ビール園ですが、この時期は春めき目当てで訪れる方も多いので、訪れるなら予約をして出かけたほうが良いです。我が家も予約して出かけましたし、お店は満席でした。

ビール離れが進んでいると言われて久しいですが、アサヒ・ビールを傘下に持つ[2502]アサヒグループホールディングスの業績は近年すこぶる堅調です。2017年12月期は2期連続の増収・増益、過去最高益を記録しました。

株価も順調な右肩上がりです。2018年12月期も増収・増益を予測していますので、買うならば13週線、26週線のあたりでもみあっている今からも知れませんし、そうでないかも知れません。