【米国株】セクター別ETFのパフォーマンス・構成銘柄・評価値を比較する(2019/07)

【米国株】セクター別ETFのパフォーマンス・構成銘柄・評価値を比較する(2019/07)

米国経済ひいては世界経済の動向を知りたいときに、米国株のセクター別のETFの動きを確認することがあります。この記事では、米国株のセクター別のETFについて整理します。

整理にあたって、バンガード社のセクター別ETFのデータをもとにしました。(2019年7月15日現在)

なお、直近では、2020年5月時点にもセクター別ETFの動きを確認しています。

【米国株】セクター別ETF、COVID-19コロナ禍前後のパフォーマンスを確認する(2020/05)

 
 

バンガードのセクター別ETF10種

バンガードのセクター別ETFは10種類あります。時価総額の多い順に一覧にしました。1行目のVOOは比較用の参考です。

セクター ティッカー 銘柄 時価総額
S&P500 VOO S&P 500
Vanguard S&P 500 ETF
$118,891.1 M
情報技術 VGT 米国情報技術セクター
Vanguard Information Technology ETF
$21,407.1 M
ヘルスケア VHT 米国ヘルスケアセクター
Vanguard Healthcare ETF
$9,209.5 M
金融 VFH 米国金融セクター
Vanguard Financials ETF
$7,606.6 M
生活必需品 VDC 米国生活必需品セクター
Vanguard Consumer Staples ETF
$5,161.1 M
公益事業 VPU 米国公益事業セクター
Vanguard Utilities ETF
$3,841.7 M
資本財 VIS 米国資本財サービスセクター
Vanguard Industrial ETF
$3,642.3 M
エネルギー VDE 米国エネルギーセクター
Vanguard Energy ETF
$3,517.2 M
一般消費財 VCR 米国一般消費財サービス セクター
Vanguard Consumer Discretionary ETF
$3,204.9 M
通信 VOX 米国通信サービスセクター
Vanguard Communication Services ETF
$2,053.4 M
素材 VAW 米国素材セクター
Vanguard Materials ETF
$2,042.8 M

情報技術セクターのETFがずば抜けておおきく、次いでヘルスケア、金融、生活必需品と続きます。米国企業が圧倒的に強いセクターの資産総額がおおきくなっていることが分かります。これまで力強く成長してきたぶん、投資家の期待も乗っていて、割高と云う見方もできます。

米国セクター別ETFのパフォーマンス

幾つかの期間に切って、セクター別ETFのパフォーマンスを見てみましょう。

2019年初頭からのセクタ別ETF株価推移

2019年に入ってからVOOは20%近い伸びを見せました。これをアウトパフォームできたのは情報技術、一般消費財、資本財、通信の4セクターです。VOOの値動き自体を情報技術セクターが牽引していると言っても良いでしょう。

いずれのセクターもプラス圏での推移ですが、ヘルスケアおよびエネルギーが弱いです。

過去1年間のセクタ別ETF株価推移

過去1年で見ると、2018年10月から12月にかけてのキツい下げが期間中の真ん中あたりにあります。

下落がキツい時期、公益事業セクターと生活必需品セクターのディフェンシブ性とその後の堅調な戻しが目立ちますね。

情報技術セクターは下落幅がおおきいですが、その後の戻しも非常に力強いです。こういう値動きのときに底で買えれば良いのでしょうが、実体験としてはなかなかどうして、こういう場面でドンピシャで買うのは難しいですね。

エネルギーセクターはまだ下落したぶんを押し戻せていません。

過去3年間のセクタ別ETF株価推移

2016年の夏~2019年の夏の株価推移になります。トランプ大統領誕生、およびその後のトランプ相場前夜からの流れです。

情報技術セクターの圧倒的な強さが際立ちますね。

また、トランプ大統領誕生あたりからおよそ1年強の期間、金融セクターの盛り上がりが目立ちます。米国が積極的に金融正常化に向かった期間でもありました。

少なくとも2016年の終わりから2018年の1月までは強気相場が続いていたはずなのですが、その渦中にあっても通信、公益事業、生活必需品はジリ貧だったことがチャートの前半部分(左側部分)の推移で見て取れます。

3年間で VOO を超えたのは情報技術、一般消費財、金融の3セクターのみです。いっぽう、通信、エネルギー、生活必需品の3セクターが弱い期間だったようです。

過去5年間のセクタ別ETF株価推移

2014年の夏~2019年の夏の株価推移になります。

技術情報セクターは5年間で倍以上になりました。次いで一般消費財、ヘルスケア、金融セクターが強い期間だったようです。

エネルギーは衰退した期間。通信はほぼ横這い、素材もぱっとしない期間で終わったようです。

米国セクター別ETFの構成銘柄

各セクター別ETFの構成銘柄を整理しました。

構成銘柄数と上位15銘柄が占める構成比率

銘柄数にはかなり偏りがあります。同様に上位15銘柄が占める構成比率も様々ですね。

セクター ティッカー 銘柄 銘柄数 TOP15
S&P500 VOO S&P 500
Vanguard S&P 500 ETF
420 50%
情報技術 VGT 米国情報技術セクター
Vanguard Information Technology ETF
335 64%
ヘルスケア VHT 米国ヘルスケアセクター
Vanguard Healthcare ETF
384 53%
金融 VFH 米国金融セクター
Vanguard Financials ETF
302 59%
生活必需品 VDC 米国生活必需品セクター
Vanguard Consumer Staples ETF
90 75%
公益事業 VPU 米国公益事業セクター
Vanguard Utilities ETF
354 43%
資本財 VIS 米国資本財サービスセクター
Vanguard Industrial ETF
139 78%
エネルギー VDE 米国エネルギーセクター
Vanguard Energy ETF
108 73%
一般消費財 VCR 米国一般消費財サービス セクター
Vanguard Consumer Discretionary ETF
120 61%
通信 VOX 米国通信サービスセクター
Vanguard Communication Services ETF
70 66%
素材 VAW 米国素材セクター
Vanguard Materials ETF
504 27%

構成比率上位15銘柄の占める割合がおおきいと云うことは、それだけ強い巨大企業が存在すると云うことです。例えば、情報技術セクターで言うと、マイクロソフトとアップルだけで30%前後の構成比率を持ちます。構成比率が高い銘柄があると云うことは、それだけその企業の業績・将来性にそのETFの値動きがおおきく影響すると云うことです。

いっぽう、上位15銘柄の占める割合がちいさいと云うことは、それだけ多数の企業に分散していると云うことにはなりますが、ず抜けて強い・セクターを牽引する企業が不在であると云うことです。

セクター別ETFの構成比率上位15銘柄

セクター別ETFごとに構成比率の上位15銘柄を確認します。ETFの名称をクリックすると構成銘柄の一覧を展開したり閉じたりできますよ。


情報技術セクターの構成比率上位15銘柄です。近年の米国市場を牽引してきたセクターだけあって、1~15位まで知らない銘柄は無いというくらい有名企業が居並びます。上位15銘柄で構成比率の64%、上位2銘柄だけで30%前後を占めます。

Holding Weighting
Microsoft Corp (MSFT) 15.65%
Apple Inc (AAPL) 14.82%
Visa Inc (V) 4.88%
Mastercard Inc (MA) 3.94%
Cisco Systems Inc (CSCO) 3.94%
Intel Corp (INTC) 3.47%
Adobe Inc (ADBE) 2.33%
Oracle Corp (ORCL) 2.32%
PayPal Holdings Inc (PYPL) 2.07%
International Business Machines Corp (IBM) 1.96%
Accenture PLC (ACN) 1.93%
Salesforce.Com Inc (CRM) 1.87%
Broadcom Inc (AVGO) 1.75%
Texas Instruments Inc (TXN) 1.72%
NVIDIA Corp (NVDA) 1.49%

ジョンソン&ジョンソン、ユナイテッドヘルス等、有名企業が並びます。直近で株価が冴えなかった銘柄が上位にあって、2019年における本セクターの軟調ぶりも納得できますね。上位15銘柄で構成比率の52%を占めます。

Holding

Weighting

Johnson & Johnson (JNJ) 8.74%
UnitedHealth Group Inc (UNH) 6.23%
Pfizer Inc (PFE) 5.75%
Merck & Co Inc (MRK) 5.03%
Abbott Laboratories (ABT) 3.60%
Medtronic PLC (MDT) 3.25%
Thermo Fisher Scientific Inc (TMO) 2.84%
Amgen Inc (AMGN) 2.66%
AbbVie Inc (ABBV) 2.53%
Eli Lilly and Co (LLY) 2.37%
Danaher Corp (DHR) 2.16%
Gilead Sciences Inc (GILD) 2.07%
Anthem Inc (ANTM) 1.95%
CVS Health Corp (CVS) 1.82%
Bristol-Myers Squibb Co (BMY) 1.77%

JPモルガン、バークシャーハサウェイ等が上位に並びます。上位15銘柄で構成比率の59%を占めます。

Holding

Weighting

JPMorgan Chase & Co (JPM) 9.52%
Berkshire Hathaway Inc (BRK.B) 7.03%
Bank of America Corp (BAC) 6.81%
Wells Fargo & Co (WFC) 5.16%
Citigroup Inc (C) 4.25%
American Express Co (AXP) 2.32%
U.S. Bancorp (USB) 2.06%
CME Group Inc (CME) 1.88%
Goldman Sachs Group Inc (GS) 1.79%
Chubb Ltd (CB) 1.72%
PNC Financial Services Group Inc (PNC) 1.64%
S&P Global Inc (SPGI) 1.51%
Morgan Stanley (MS) 1.45%
BlackRock Inc (BLK) 1.45%
Intercontinental Exchange Inc (ICE) 1.31%

景気に左右されない生活必需品と云う位置づけのセクターです。プロクター&ギャンブルや、コカ・コーラ、ペプシ等の清涼飲料、タバコ銘柄などが居並びます。上位15銘柄で構成比率の75%を占めます。

Holding Weighting
Procter & Gamble Co (PG) 13.82%
Coca-Cola Co (KO) 9.97%
PepsiCo Inc (PEP) 8.75%
Walmart Inc (WMT) 7.61%
Philip Morris International Inc (PM) 5.75%
Costco Wholesale Corp (COST) 4.94%
Mondelez International Inc (MDLZ) 4.29%
Altria Group Inc (MO) 4.16%
Colgate-Palmolive Co (CL) 3.19%
Kimberly-Clark Corp (KMB) 2.55%
Walgreens Boots Alliance Inc (WBA) 2.48%
Estee Lauder Companies Inc (EL) 2.18%
Sysco Corp (SYY) 1.99%
Constellation Brands Inc (STZ) 1.76%
General Mills Inc (GIS) 1.67%


資本財の製造・販売、商業サービス・商業用品の提供または運輸サービスの提供等をセクターです。航空機や各種の製造機器などですね。上位15銘柄で構成比率の77%を占めます。

Holding

Weighting

Boeing Co (BA) 6.44%
Honeywell International Inc (HON) 4.24%
Union Pacific Corp (UNP) 4.14%
United Technologies Corp (UTX) 3.60%
3M Co (MMM) 3.28%
Lockheed Martin Corp (LMT) 3.09%
General Electric Co (GE) 2.97%
Caterpillar Inc (CAT) 2.62%
United Parcel Service Inc (UPS) 2.42%
CSX Corp (CSX) 2.00%
Norfolk Southern Corp (NSC) 1.81%
Northrop Grumman Corp (NOC) 1.74%
Raytheon Co (RTN) 1.66%
Deere & Co (DE) 1.65%
Waste Management Inc (WM) 1.64%

石油等のエネルギー関連のセクターです。エクソン・モービル、シェブロン等、上位15銘柄で構成比率の72%を占めます。

Holding

Weighting

Exxon Mobil Corp (XOM) 23.02%
Chevron Corp (CVX) 17.08%
ConocoPhillips (COP) 5.08%
Schlumberger NV (SLB) 4.00%
EOG Resources Inc (EOG) 3.73%
Phillips 66 (PSX) 3.16%
Kinder Morgan Inc (KMI) 3.00%
Occidental Petroleum Corp (OXY) 2.80%
Marathon Petroleum Corp (MPC) 2.71%
Anadarko Petroleum Corp (APC) 2.65%
Valero Energy Corp (VLO) 2.56%
Williams Companies Inc (WMB) 2.47%
ONEOK Inc (OKE) 2.07%
Pioneer Natural Resources Co (PXD) 1.74%
Halliburton Co (HAL) 1.48%

一般消費財サービスのセクターは、アマゾンが20%超の構成比率を持つ少々いびつな構成になっています。アマゾンがホームデポやマクドナルドと同じセクターに属しているのは個人的には違和感があります。上位15銘柄で構成比率の61%を占めます。

Holding

Weighting

Amazon.com Inc (AMZN) 22.93%
Home Depot Inc (HD) 7.64%
Mcdonald’s Corp (MCD) 5.06%
Nike Inc (NKE) 3.49%
Starbucks Corp (SBUX) 3.47%
Lowe’s Companies Inc (LOW) 2.68%
Booking Holdings Inc (BKNG) 2.63%
TJX Companies Inc (TJX) 2.18%
General Motors Co (GM) 1.56%
Target Corp (TGT) 1.42%
Marriott International Inc (MAR) 1.29%
Ford Motor Co (F) 1.28%
Ross Stores Inc (ROST) 1.23%
Dollar General Corp (DG) 1.17%
eBay Inc (EBAY) 1.10%

フェイスブックとアルファベットを合わせると構成比率で35%を超える通信サービスセクターです。これも個人的には違和感のあるセクター分けです。上位15銘柄で構成比率の65%を占めます。

Holding

Weighting

Facebook Inc (FB) 15.95%
Alphabet Inc (GOOG) 10.88%
Alphabet Inc (GOOGL) 10.28%
Verizon Communications Inc (VZ) 7.22%
Walt Disney Co (DIS) 4.66%
AT&T Inc (T) 4.64%
Netflix Inc (NFLX) 4.54%
Comcast Corp (CMCSA) 4.51%
Charter Communications Inc (CHTR) 2.60%
Activision Blizzard Inc (ATVI) 1.45%
T-Mobile US Inc (TMUS) 1.42%
Electronic Arts Inc (EA) 1.23%
Twitter Inc (TWTR) 1.18%
Liberty Global PLC (LBTYK) 1.14%
Liberty Broadband Corp (LBRDA) 1.05%

素材セクター、僕には聞き覚えのある企業がありません。直接世界の一般消費者に届くビジネスでは無いからでしょう。上位15銘柄で構成比率の27%となっています。

Holding

Weighting

Linde PLC (LIN) 12.71%
Dupont De Nemours Inc (DD) 6.08%
Ecolab Inc (ECL) 5.87%
Air Products and Chemicals Inc (APD) 5.64%
Sherwin-Williams Co (SHW) 4.43%
Dow Inc (DOW) 4.30%
Newmont Goldcorp Corp (NEM) 3.65%
PPG Industries Inc (PPG) 3.12%
LyondellBasell Industries NV (LYB) 2.62%
Ball Corp (BLL) 2.51%
Corteva Inc (CTVA) 2.35%
Amcor PLC (AMCR) 2.05%
Vulcan Materials Co (VMC) 2.02%
Nucor Corp (NUE) 1.91%
International Paper Co (IP) 1.84%

セクター別ETFのPERと配当利回り

セクター別ETFのPERと配当利回りを整理しました。

セクター ティッカー 銘柄 PER 配当利回り
S&P500 VOO S&P 500
Vanguard S&P 500 ETF
20.6 1.94%
情報技術 VGT 米国情報技術セクター
Vanguard Information Technology ETF
23.0 1.16%
ヘルスケア VHT 米国ヘルスケアセクター
Vanguard Healthcare ETF
23.6 1.98%
金融 VFH 米国金融セクター
Vanguard Financials ETF
14.0 2.12%
生活必需品 VDC 米国生活必需品セクター
Vanguard Consumer Staples ETF
21.5 2.40%
公益事業 VPU 米国公益事業セクター
Vanguard Utilities ETF
23.4 2.86%
資本財 VIS 米国資本財サービスセクター
Vanguard Industrial ETF
19.0 1.68%
エネルギー VDE 米国エネルギーセクター
Vanguard Energy ETF
15.2 3.15%
一般消費財 VCR 米国一般消費財サービス セクター
Vanguard Consumer Discretionary ETF
23.6 1.09%
通信 VOX 米国通信サービスセクター
Vanguard Communication Services ETF
23.1 0.92%
素材 VAW 米国素材セクター
Vanguard Materials ETF
16.6 1.97%

S&P500が最高値を更新している昨今ですから、どのセクターもPERが高いです。比較的割安と見えるのは、金融、エネルギー、素材でしょうか。割安に置かれているイコール市場参加者が将来性を感じていないと云うことなので、結果的に割安であるか否かは分かりません。

エネルギーのセクターは配当利回りが3%を超えています。

セクター別ETFのボラティリティ

セクター別ETFごとに200日間のボラティリティ、ベータ値、標準偏差を整理しました。

セクター ティッカー 銘柄 200 day volatility Beta
S&P500 VOO S&P 500
Vanguard S&P 500 ETF
10.83% 0.99
情報技術 VGT 米国情報技術セクター
Vanguard Information Technology ETF
16.44% 1.18
ヘルスケア VHT 米国ヘルスケアセクター
Vanguard Healthcare ETF
14.04% 0.94
金融 VFH 米国金融セクター
Vanguard Financials ETF
14.41% 0.94
生活必需品 VDC 米国生活必需品セクター
Vanguard Consumer Staples ETF
9.47% 0.63
公益事業 VPU 米国公益事業セクター
Vanguard Utilities ETF
11.25% 0.27
資本財 VIS 米国資本財サービスセクター
Vanguard Industrial ETF
14.39% 1.19
エネルギー VDE 米国エネルギーセクター
Vanguard Energy ETF
18.22% 1.18
一般消費財 VCR 米国一般消費財サービス セクター
Vanguard Consumer Discretionary ETF
12.95% 1.12
通信 VOX 米国通信サービスセクター
Vanguard Communication Services ETF
13.60% 0.76
素材 VAW 米国素材セクター
Vanguard Materials ETF
15.62% 1.19

ベータ値の小さな公益事業でもボラティリティは普通にあって、「リスクが低い」セクターなんて無いんだなってことが判りました…。

私見:セクター別ETFに投資する?

我が家ではセクター別のETFは、情報技術セクター、ヘルスケアセクターだけ保有しています。

情報技術がやはり今後も米国経済を牽引すると思っています。ヘルスケアは、たまたま軟調のタイミングがあったので買いました。

過去3年の値動きを見ると、トランプ大統領登場からの値動きや、2018年の軟調期の値動きは、セクター毎に特徴があって参考になりそうです。

気になっているのが、通信セクターです。2018年の秋から冬にかけて、フェイスブックやグーグルが情報技術セクタから通信セクターに移動になりました。その後12月末の急落があってリセットされているのですが、従来の「電気通信」とは違う様相のセクターになりましたから、これまでとは違う動き方をしていくのだろうなあと見つめています。

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