2019年10月19日(土)時点のリスク資産評価額、日経平均が週間で+3.18%の怪。リスク資産が4000万円に乗ったよ。

2019年10月19日(土)時点のリスク資産評価額、日経平均が週間で+3.18%の怪。リスク資産が4000万円に乗ったよ。

日々の値動きを気にしすぎるのは良くないことだと承知していますが、わたくし千鳥足のような投資初心者には、世界の政治・経済の動きが市場にどういう影響を及ぼすのかを把握することが重要だと考えています。そのために、毎週のリスク資産評価額の推移を記録しています。

台風が過ぎ、季節は一気に秋めいてきました。

前週の米中貿易摩擦部分合意を引き受けて、株価は堅調に推移しました。しかしながら金曜には中国の7~9月のGDP成長率が27年ぶりに低い伸び率となったことが示され、金曜夜の米国株は軟調推移となりました。またEUが英国のEU離脱案で合意したことは好感されたものの、英国議会この離脱案を可決できるかは微妙な情勢で不透明感は変わらない状況です。

 
 

2019年10月19日(土)時点のリスク資産評価額

2019年10月19日(土)時点のリスク資産の評価額は4034万円でした。

評価損益は前週末比+58万円

前週末評価額 評価損益増減 評価額増減 当週末評価額
入金額 利益出金額
3971万円
+58万円(+1.46%)
+63万円(+1.60%) 4034万円
+5万円 ±0万円

リスク資産の評価損益は+58万円。2週連続での増となりました。

今週は iDeCo用の積み立て2.3万円、嫁のつみたてNISA3.2万円を新たに資金注入しています。出金(生活還元)はありません。したがって、リスク資産評価額の増減は+63万円となりました。

 

リスク資産が4000万円を超えました。おめでとう俺。
ま、米国株・日本株ともに薄氷の高値圏なのが否めず、
一瞬の幻のような気もしなくもないですが…w

前年末比+483万円の評価損益推移

前年末評価額 評価損益増減 評価額増減 当週末評価額
入金額 利益出金額
3281万円
+483万円(+14.71%)
+753万円(+22.95%) 4034万円
+322万円 -52万円

2018年末比で評価損益は+483万円です。投資開始来では+512万円になります。

出金(生活還元)もしていますが、新たに資金注入もしていまして、評価額は2018年末比+753万円の4034万円です。

今年の評価損益の伸び+483万円も嬉しいですが、配当収入の一部を旅行に充てて利用しているにも拘らず、リスク資産が昨年末来+753万円と順当に増えている点はさらに嬉しいです。

2019年10月19日(土)時点の市場概況

市場 指標 増減率(前週比) 我が家のリスク資産
日本市場 日経平均 +3.18%
+1.46%
TOPIX +1.67%
JASDAQ +0.53%
マザーズ指数 +0.01%
東証リート指数 +0.32%
米国市場 NYダウ -0.17%
S&P500 +0.54%
NASDAQ +0.40%
ほか(ウォッチ対象) 上海総合 +0.40%
韓国総合 -1.19%

日本市場、とりわけ日経平均が飛び抜けて高い伸びを示しており目を引きますね。週間で+3.18%は凄い。凄かった。

正直「なんでこんな騰がるんだっけ?」と云う思いがあり、さらに言えば「え?こんな騰がってたんだ?」くらい実感もありませんでした。

と言うのも、日経平均の強さに対してTOPIXは追随しきれておらず、市場全体では温度差があるのですね。そしてJASDAQ、マザーズともに依然として弱い。大型株に資金流入があったものの全体的な底上げには至っておらず、実感が伴わない騰がり方でありました。この日経平均の騰がり方には、短期筋の外国人投資家の資金流入があった模様です。

米国市場も伸びていたものの、中国経済の鈍化を受けて金曜に売られました。リコールを発表した [JNJ]ジョンソン&ジョンソン、パイロットの虚偽証言が報じられた [BA]ボーイング の大幅下落を受けて特にNYダウは週間でのマイナスに陥落しました。

中国経済の鈍化は来週の日本市場にも暗い影を落としそうです。

大型株で構成される日経平均だけ突出して伸びた一週間。
これがTOPIXに波及してようやく市場に勢いが付きます。
大型株の企業は業績の底入れを示す決算発表をできるか否か…?
株価上昇の市場全体への波及はそこに懸かっていますね。

2019年10月19日(土)時点の保有資産概況

ヒートマップで表す保有資産の概況

保有資産の前週比のヒートマップです。ヒートマップは自作のEXCELのマクロで作成しています。

全般にGREEN(増加)の領域が広いです。特に [3994]マネーフォワード、[6464]ツバキ・ナカシマ の強さが目立ちますね。

 

ドル高傾向もあってドル建て資産もおおむね伸びました。
前半伸びていた [JNJ]ジョンソン&ジョンソン は週間で結局マイナス…笑

今週の売買

今週は毎月の積み立てのみの売買でした。

iDeCOのつみたて

2.3万円を自動で入金、iFree NYダウ・インデックスを購入しています。

嫁のつみたてNISA

3.2万円を自動で入金、セゾン バンガード・グローバルバランス・ファンドを購入しています。

値上がり銘柄ピックアップ

[3994]マネーフォワード が前週比+14.31%と急騰しました。10月15日に発表した2019年11月期の3Q決算が好感されました。相変わらずの赤字経営ではありますが、売上高が3Q単独で前年比+67%、3Q累積で+58%と勢い衰えずに伸びている点が評価されました。売上総利益が65%と云うのも驚異的ですね。黒字化にはもう少しかかりそうなので、株価は右肩上がりとはならないでしょうが、辛抱強く待ちます。

[6464]ツバキ・ナカシマ が前週比+6.58%と連騰。特に材料があったわけでは無さそうです。同社株の配当利回りはただいま4.67%。悪くない水準だと思うのですが、決算次第ではありますね。

[]アルトリア が前週比+4.13%と珍しく強かったです。同社が筆頭株主である米国の電子たばこ大手 JUUL がフレーバー付き電子たばこの大半について米国内で販売を一時停止したことを受けて株価が上昇しました。批判にさらされる中の販売停止が市場に歓迎されたと云うことですね。

値下がり銘柄ピックアップ

[9873]日本KFC が前週比-2.95%。2週連続の下落でした。しばらく2,300円台の株価を維持していましたが、2,200円台まで売られました。利益確定売りですね。

[JNJ]ジョンソン&ジョンソン が同-2.76%。決算で通期の売上高・利益ついて強気の予想を発表したことで週の前半は強い値動きをしていました。が、同社のベビーパウダーから微量のアスベストが検出されたことを受け、国内でベビーパウダー約33,000個をリコール(自主回収)すると発表して週の終わりに1日で-6.22%と大いに売られました。

これからの運用方針

運用方針に特段の変更はありません。

JREITの処分どきに相変わらず迷っています。一部JREITでは分配金利回りが4%を切った銘柄もあるのでそろそろ…と思いつつ、その後何に資金を移すべきか?が決まっていなくて踏み切れていません。

WealthNavi からの卒業もまだできていません。株高・ドル高で評価額が回復してくると、折角2年近く積み立ててきたのですもの、良い成績で卒業したい…と思うのもまた抑えきれない感情でありますね。そして評価額が落ちたら落ちたで「ここで解約するのは悔しい」となる。欲深ですね。

 

中国経済の減速が明らかになる中、
これから決算ラッシュがやってきます。希望が持てる展開となるか否か?
国内株がここまで強気に戻してきたので、業績次第では投げ売りもありそうな
そんな怖さがありますね…ビクビク。

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