こんにちは千鳥足です。
みなさん、資産運用は何のためにされていますか?
老後資金?FIRE?金髪ギャル…?
我が家は、主に、
旅行費用を賄うため
に資産運用しています。
資産を目的別に4つのエリアに分けた内、 毎月配当エリア と呼ぶ一群については、配当収入の全額を趣味の旅行に充てています。
そんな毎月配当エリアのポートフォリオを少しだけ調整しましたので、そのご報告です。
減配の被弾率を下げる銘柄入替
2019年が終わり2020年を迎えるとき、一体誰がこんな一年になることを想像したでしょう。
新コロが猛威をふるい、世界経済をメタメタにしています。
僕が資産運用を嗜むことなく、おかねを銀行預金のみで保有していた時代であれば、新コロ?経済がメタメタ?はぁ?でも僕には関係ないスけど?…そう嗤って恥じなかったと思います。幸い勤め先の業績におおきな影響は無く収入に変わりはありませんし、そして銀行預金だけの資産なら使わなければ減りませんからね。
でも今の僕は資産運用を学んでいる最中。リスク資産は減りますよね。そして、そんなときに心の支えになってほしい配当収入も削られました。含み損を抱えたってイイ、配当さえ育ってくれれば。そう嘯いていたのに、わりと見事に減配しましたよね。ああ痛い、今や僕にも経済の痛みが理解できる。経済の痛みが我が家のおかねにも響いて痛い。
そんなわけで、今回の銘柄入替は、減配の被弾率を下げることを考慮してみました。
銘柄入替の内容
減配の被弾率を下げることが目的ですが、合わせてポートフォリオの整理もしています。
- 高配当PFらしからぬ銘柄、こまい金額の銘柄、損出しに使える銘柄を売る。
- 減配の被弾確率が少なさそうな銘柄を買う。
売った銘柄
以下3銘柄を売りました。
- [8304]あおぞら銀行
- [2117]日新製糖
- [3405]クラレ
どれもポートフォリオにおける存在感が比較的小さな、金額的には ”こまい” 銘柄たちです。少額~まあまあおおきな額までの含み損もあって、損出しにも使える優秀な子たちです(自虐)。
[8304]あおぞら銀行
[8304]あおぞら銀行 は高配当株ってことで組み入れました。銀行株の例に漏らさず株価ダダ下がりです。早々に減配もしました。
高配当ポートフォリオに銀行株は入れておきたいけど、入れるならこの子じゃなかったよね。手放しました。
[2117]日新製糖
[2117]日新製糖 は株主優待欲しさに組み入れました。
優待でもらえる「きび砂糖」が煮物に美味しいのです。でも直近の優待に「きび砂糖」が入っていませんでした。減配もしました。
もともと高配当株でも連続増配株でもありません。手放しました。
[3405]クラレ
[3405]クラレ はそのときめっちゃ下落していて、なんか反発しそうな「雰囲気」を感じたので購入しました。
高配当株でも連続増配株でもありません。ちょっと反発して半期の配当分くらい値上がったら素早く利確する冴えたイメージでした。
購入した翌日以降、2度と含み益に転じることがありませんでした。減配もしました。手放しました。
購入した銘柄
3銘柄を売ったおかねが93.3万円になりました。これに [9437]NTTドコモ を売り [9432]NTT を買った残余のおかねを合わせて買い向かいます。
[8316]三井住友FG(新規)
絶賛株価掘り下げ中の [8316]三井住友FG を3単元新規に購入しました。
10年チャートを見れば、なんだかココが底っぽい気がするじゃありませんか。
[8306]三菱UFJFG とどちらにしようか悩みましたが、[8316]三井住友FG を選びました。
- 累進配当を宣言している
- 非銀行分野の稼ぎがある強み
- 中小企業向け融資がメインな業態が好き
- 昔から口座持ってて親しみがあるほう(今はメインではない)
選んだ理由に「好き」とか「親しみがある」とかある時点でコイツちゃんと考えたのかな?って疑ってください。そうです、これが雰囲気投資です。雰囲気投資において何が大事って「好き」か「好きじゃない」かってことです。なんの為にもならない情報を力説しています。
[8591]オリックス(買い増し)
[8591]オリックス は、売却候補としても考えたのですが、残すことに決め、決めたからには額が小さかったので1単元だけ買い増ししました。保有株数は400株になります。
まだ期末配当の予想が出ていませんから、ここでの買い増しは一種決算チャレンジな雰囲気があるにはあります。
銘柄入替後のポートフォリオ
銘柄入替後のポートフォリオは以下のようになりました。各銘柄の名称のあとの括弧の数値は保有株数/口数です。
全体の評価額は1839.2万円、年間配当額は税込み80.6万円、配当利回りは4.38%というポートフォリオです。
ちなみに約1年前の2019年10月12日時点では、評価額2045.8万円、年間配当額税込み83.8万円、配当利回り4.10%でしたから、まあまあ哀しみを内包したポートフォリオなのだとご推察ください。
今後の銘柄入替構想
「スタイリッシュなポートフォリオを目指したい」。なんだか今宵はそう言い切りたい気持ちです。
前項に貼ったポートフォリオの絵、先進国株式(米国株式)の3分割がスタイリッシュで良いな、と思いました(パフォーマンスが良いとは言っていません)。その美しさ(パフォーマンスが良いとは言っていません)に対して、国内株式・国内REITのほうは、何だかごちゃごちゃしています。今回幾つかのこまい銘柄を売り、[8316]三井住友FG にまとめたものの、それでもまだスッキリしていません。国内株は6銘柄で各銘柄70~100万円でおおむね均等に、国内REITは4銘柄で各銘柄60~70万でおおむね均等・かつ不動産種別を分けて持ちたいと思っています。
どうも、雰囲気投資家です。
もう少し真面目なことを書くと、直近、[8001]伊藤忠商事 は購入当初4.06%だった配当利回りが現在3.37%まで落ちています。そしてポートフォリオ内の評価額のおおきさが目立っています。株価がよく騰がったということですね。1単元だけ売却して、他の銘柄の買い増し資金に充てることを狙っています。
以上、2020年10月12日週の毎月配当エリア、銘柄入替の報告でした!
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