【車のある生活】車を買い替えるぞ!車を所有するということ。そして僕の車遍歴。

【車のある生活】車を買い替えるぞ!車を所有するということ。そして僕の車遍歴。

先日、家の車の買い替えを決めて、4連休の最終日に契約をしてきました。車種で悩んで、中古か新車かで悩んで、短期間ですがずいぶんモヤモヤした時間を過ごしました。

この記事では、車を所有するということと、わたくし千鳥足の車遍歴について簡単に記しています。

なお、下の写真はいまの愛車ジュリエッタ。ハァ…エロブサかわいいなあ…(吐息)。

 
 

車を所有するということ

若い世代の車離れが言われて久しいです。

勤め先の後輩にも、車を持たずに暮らしている子が多いです。あるいは、かつては持っていたけれど今は手放して、専ら公共の交通機関を利用している子も多いですね。

特にネットでお見受けする、資産運用をされているみなさんの界隈では、車を所有すること自体が嫌われているようです。曰く「金喰い虫」「負債」「コスパが悪い」…散々な言われようです。

車を所有することは「コスパが悪い」のか

車は「金喰い虫」であり「負債」である。これは異論ありません。

高いおかねを払って手に入れたあと、維持するのにもたくさんおかねがかかります。売り値が買い値を上回るなんてことも、ほとんどの車種でありえません。

都市部であれば交通機関も充実していますし、カーシェアのサービスも普及しています。車を所有することは、費用に対する対価(この場合は移動距離?)で見ると「コスパが悪い」となるのでしょう。

でもね。

愛車で走ることの尊さ・愛車を眺めることの尊さは、数値化することはできない貴重な価値であります。だから、車に関するコスパ云々については、僕は「人それぞれだよ?」と心穏やかに抗うのであります。ゆえに僕自身の価値観を押し付ける気も毛頭ありません。

僕は都市部に住み車を持たず公共の交通機関を使い暮らすよりも、郊外に住み車を持って暮らすほうを選んできました。これは人それぞれの好みの問題であって損得とは別の次元のお話です。

車を所有することを「見栄」と言う人がいますが、ぜんぜん違います。分かっていませんね。

「見栄」ではない。

「自己満足」。これです。

でもね、自己満足って大事だと思うのです。

一律の物差しでは測れない人生の愉しさ、「自己満足」で測る以外に測る手段なんてありませんよね。

買うなら新車か?中古車か?

購入時の価格といずれ手放すときの下取価格の差を思えば、中古車で買うのが賢い(金銭的に差引の支出が少ない)、重々承知しています。

いままで新車を買ってきた我が家も、ここ数年でおかねのことを学び、いよいよ今回は中古車で行こう、そう思っていたのでした。「程度の良い新古車が見つかったので速攻で購入★」なあんて、おかねを知る男のイキりを見せつけるつもりだったのでした。

でも早々に挫折。新車を契約しました。

欲しい車種の新古車が市場にあまり出ていなくて、そもそもいつ条件に見合う車が市場に出てくるか分からない、手に入れるとしたらオークションになるので実車を見たり乗ったりすることもできない、そしてこれはたまたまだったかも知れないけれど中古車屋さんの値付けがたいそう非ロジカルで納得しかねる…。

そういう不確実性のモヤモヤに触れたら億劫になって、新車に決めました。

まるで億劫さに負けた弱者みたいな言い草ですが、まさにその通りです!

僕は、面倒くさがりでおかねが貯まらない弱者です!!

って。

うるせええええ!!!(ひとり逆ギレ)

面倒だからおかねで解決して、何が悪いんじゃあああッッ!!!(酷い発言w)

そう、中古車を選ぶ者は、中古市場を物色することを楽しみ、価格の駆け引きを楽しみ、買ったモノの良し悪しも楽しめる強者です。もっと言うと、本意ではない外装色・内装色の組み合わせを妥協できたり、本意でないオプションの有無を恕せたり、他人が付けた傷や染みも愛せたりする、ズボラな仏のような心を持つ強者なのです。

いっぽうで新車を選ぶ者は、面倒くさがりな弱者ではありますが、ピカピカの塗装が洗車で傷ついて、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!という無念さを愉しみ、その無念さのインパクトが段々に薄れゆく移ろいやすい心の侘しさすらも愉しめる、別の観点でのいいかげんな人強者とも言えます。

そう、どっちも strong !!

何が言いたいかというと、新車と中古車、どっちが得でどっちが見栄ッ張りとかではなくて、どっちを選ぶかは選ぶ人の性格に拠るんじゃないかなァと、今回新車と中古両方検討してみてそう思ったのでした。

千鳥足の車遍歴

興味ないでしょうけど、わたくし千鳥足の車遍歴を記します。みなさんが興味なかろうことを何故書くのか?それは僕が書きたいからです。懐メロを懐かしい気持ちで聴くのと同じように、ブログのオーナーであるこの僕が、僕の車遍歴を懐かしみたいのです。

10代の終わりから20代初め カリーナED

知人(兄の友人)から十数万円で譲ってもらったトヨタのカリーナED(白)が、初めての自分の車でした。画像はネットから拝借してきました。

兄貴がデートで借りたいというので貸したら助手席側の側面をゴリッゴリに擦ってきやがり喧嘩しました。懐かしい。

ちなみに兄貴は、当時「いつかはクラウン♪」と憧れて親が購入したクラウンも、デートで借りてぶっ壊したクラッシャー野郎です。僕も免許をとったら親のクラウンを借りてデートするつもりだったのですが、僕が免許を取り終えたときにはクラウンは廃車になって、僕がデートに使うことができたのは、小汚い軽のミニバンでありました。

20代初めから20代半ば セルボモード

結婚当初は「軽じゃないと運転できなィィィィ!」と言い張る嫁の意見を重んじて、嫁がもっていたスズキのセルボモード(紺)を家の車にしました。

CMは織田裕二さん。超若いですねw 高速道路を走るとエンジン音で会話ができず、無言で東名・中央を走りましたね。

なお、僕が所有していたカリーナEDは、親に譲りました。親のもとでびっくりするくらい長く乗られていた記憶があります。

20代半ばから30代初め セフィーロ

しばらくして結婚生活も落ち着き始めた頃、初めて新車を買いました。日産のセフィーロ(フォレストグリーン)です。

この頃の車のCMって素敵ですね。40代の夫婦をターゲットにしたCMらしいのですけど、20代の僕にも楽しげな夫婦感が響いたのだよなあ。

そして忘れもしない横浜そごうの駐車場で、CMで記憶にあったセフィーロが停められているのを見て、夫婦2人で「あぁ~セフィーロだぁ♪」てなったのでした。

どうしてこういうCM無くなっちゃったんだろう。

勤め先の上司には「おっさん臭い車買ったなァ」と言われました。そうおお?

30代初めから30代終わり スカイラインV35

衝動買い的に購入してしまったのが、日産スカイラインV35(黒)。画像はネットから拝借してきました。

試乗するだけだからさァ…とディーラーに一人で出掛けて、試乗してみたら気に入ってしまって、家帰って嫁も連れてもう一度試乗して購入を決めてしまいました。

スカイラインの中ではいちばん人気の無い世代なのですが、「スカイライン」という名前だけで心躍る世代なので楽しく乗りました。

40代の初めから40代の終わり ジュリエッタ

なんだかんだいちばん楽しみ尽くしたなぁと思うのが、いま乗っているアルファロメオのジュリエッタ(黒)。

買ったあと数年は、ドライブに行くたびにあちこちで車を被写体にして写真を撮っていました。以下の画像はぜんぶ自前です。

雪の富士山とジュリエッタをイタ公どもに見せつけたくてでかけました。

静かに近づきそっと肩を抱きたいほどに、後ろ姿がセクシー

伊良湖岬を走るジュリエッタ…と見せかけて、停車して撮影しています。

ホイールが一切ブレていないことから判るとおり、どれも路上に車停めて撮影してます。

「ちょ・ま!ここ車映えする気がするゥ!」そう言って車を降りて撮影ですからね。ちょっとキチってますよねw

SNSに嬉々としてアップしていたら「日本でもアルファロメオ走ってるのかい?!まじで?!」とイタ公どもが絡んできて仲良くなり、いまでもときどき連絡を取り合っています。

イタリア産の車らしく、見た目のラインにとても色気があって、高速域ではめっちゃ走りが安定していて、今でも大好きです。空調効かないけど。

街乗りの乗り心地はクソですし、トラブルも色々ありました。けれどトラブルも良い思い出です。いま空調が効かないことを除けば。

これから

今回買い替える車は、初めてSUVにしました。ごっつい顔が大好きです。LEXUS NX300 F-SPORT(黒)。

欧米メーカーの車はハナから物色せず、日本のメーカーから選びました。

日産のスカイラインV37(GT-R顔が好き)、マツダのセダンかSUV(エロくて好き)、LEXUSのIS(セダン)あたりで悩みましたが結論はこれ。

50後半~60間近になったら、もうプリウスの中古にでも乗って燃費を気にしながら大人しく走ろうと思うので、今回の買い物が最後の贅沢。納車が楽しみです。

これまで車に幾らおかねを使ってきただろう?と「おかねまみれ」というブログタイトルに相応しい思いを巡らすと、購入費用でおおよそ1600万円くらい、ガソリン代や維持費を入れたら…?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

車はやはり「金喰い虫」ですね。

そのぶんのおかねを資産運用にあてられていたら、早めのリタイアも夢でなかったかも知れません。

でも早めのリタイアと愛車のある生活とどっちを選ぶ?と訊かれたら圧倒的に後者。

「金喰い虫」におかねを喰われたけれど、でもそれだけの愉しみやワクワクで回収できているもんね!…そう自信を持って言えるので、後悔はさらさらありません。

これからも車のある生活を愉しんでいきます!

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