【配当金で旅行しよう】2017年夏・北海道旅行の予算と実績

【配当金で旅行しよう】2017年夏・北海道旅行の予算と実績

夏休みを取って、3泊4日の北海道旅行に行って参りました。

普通は旅行が思い出に残るよう、写真をまじえてつらつらと北海道旅行の楽しかったできごとを書き連ねるのだと思います。けれどここは「おかねまみれ」と題したおかねに関わる事項を記録するブログなので、おかねのことを中心に記録します。おかねのことを中心に書きながらも旅行の思い出に接近すると云うアプローチでいきます。

 
 

北海道3泊4日旅行、予算と実績

3泊4日のプランは半年前から立てていて、毎月旅行費用の積み立てをしてきました。

  • 北海道旅行の予算:548,700円
  • 北海道旅行の実績:543,291円(予算対比:99.01%)
  • 差額:5,409円

額の大小を思えば身分不相応な使いっぷりではあるのですが、なんとか予算の範囲内に収まりました。

北海道3泊4日旅行、費用の内訳

3泊した内の2泊分の宿と飛行機・レンタカーは旅行代理店を通じて手配しました。
旅行代理店の費用明細は、飛行機代が割り引かれているけどその分宿代にAIRセットプランとして加算されているなどして、個別の値段の実態がわからずです。分けようもないのでそのまま記載していきます。

飛行機代 59,600円(但し一部は宿泊代にアドオンされている)

飛行機は羽田空港~新千歳空港の往復を利用しました。
往路・復路ともに日本航空(JAL)のクラスJを利用しています。
クラスJはひとり2,000円の追加費用でゆったりとした席を確保できる良いプランだと思います。以前まではひとり1,000円だったと思うのですが値上げしたようです。

個人的には、企業イメージとしても供されるコンソメスープのお味としても全日空(ANA)が好みなのですが、ここ最近の国内旅行は、クラスJで寛ぎたいがために日本航空(JAL)を使用しています。

レンタカー+ガソリン代 43,683円

レンタカーはトヨタのプリウスを4日間借りました。
プリウスは電気豆自動車を運転しているみたいで運転する楽しさは無いのですが、ガソリン代が少なく済むので、レンタカーを借りるときにはプリウスを選択するようになりました。今回の旅行では250Km程度走りましたが、消費したガソリンは15.02リットルです。16.64Km/リットル…あれ?言うほど燃費良くはない…??
過去2回、北海道の一般道でスピード違反で捕まっていますが、今回は安全運転。

宿泊代3泊 379,500円(但し一部飛行機代がアドオンされている)

ニセコの「坐忘林」、定山渓温泉の「定山渓第一寶亭留翠山亭」、小樽の「蔵群」に宿を取りました。

ニセコ「坐忘林」

部屋・サービスともに秀逸。寛げる空間。部屋の窓を開けていれば、空調無しでも涼しく過ごせました。建物全体のデザインが佳く、詩的とすら言える風格と風情があります。廊下を歩いているだけで楽しめる建物ってそんなに無い。そしてきっと冬の景色が素晴らしく良い。

部屋付きの露天風呂は悪くはないのですが、もう少し広さが欲しいのと、湯船の壁面と底面があいまいにまるくカーブを描いて連続していて座り辛かったです。
料理は和の創作料理。出汁のうまみを全面に張り巡らせた大変緻密で美味しい料理でした。野菜・魚・肉どれも新鮮で旨い。ただ新鮮野菜が最前面に押し出された献立になっていて、少々地味である。旅行者としてはもっと肉々しさが欲しくて物足りなく思いました。きんきの煮付けが絶品で、味わったことが無い旨さでした。

喫煙所以外全館禁煙はしんどかったです。自室のテラスでくらい許してください。

部屋:5、サービス:5、料理:3、お風呂:3、環境:5。いつか冬にでも再訪したい。

定山渓温泉「定山渓第一寶亭留翠山亭」

大型旅館のややグレードの高い部屋。窓の無い和室の居心地が悪い。
大浴場は暗くて古くて炭鉱の中に居るよう、露天風呂も爽快感なく、なんだかんだ部屋付きの半露天をいちばん利用しました。
料理は普通の懐石。頑張ってくれているのですけど、前日に「坐忘林」の旨味を味わっていたので美味しさを感じられませんでした。夕食、刺身がくたっていたのと、白米が美味しくないのが印象的。朝ごはんの白米は美味しかったのだけれど。

部屋:2、サービス:2、料理:1、お風呂:2、環境:2。

小樽「蔵群」

知ってて選んだわけではないのですが「坐忘林」と同じデザイナーによる建物でした。
従業員の応対はいまいち。部屋は寛げる場所がベッドくらいしかなくて居心地が良くない。ソファが欲しいところに寄りかかるにも立ち上がるにも腹筋を使う必要がある微妙にスタイリッシュなロッキングチェアが一脚。

大浴場は広くはないが清潔で明るく、露天風呂も開放的で良い。4度行って4度とも一人きりで露天風呂に浸かりました至福。

料理は和がメインの創作料理。旨味と云う点で「坐忘林」には及ばないけれど、陶板焼きなど旅行者には嬉しい一品もあって満足でした。
部屋のドリンク、食事中のドリンク、バーでのドリンク、いずれも宿泊代にインクルーシブされていてお得感が高い。ただ折角の飲み物インクルーシブなので、食事中の飲み物メニューにはもう少し品数が欲しい。

部屋:3、サービス:4、料理:3、お風呂:4、環境:3。

宿泊時追加費用 6,340円

料理のときの飲み物代など。
1泊目2泊目はあまり飲まず、3泊目の「蔵群」が飲み物代インクルーシブだったのでたくさん飲みました。でもインクルーシブなので追加費用無しです。

食事代 22,318円

羽田空港「ヒトシナヤ」の朝ごはんが意外なほどに美味しかったです。
ニセコ「プラティーヴォ」は、良い景色がいちばんのご馳走、ブッフェはなんちゃって。
豊平峡温泉「ONSEN食堂」のインドカレーはまあ普通。

小樽の「伊勢鮨」のお寿司がハンパなく美味しかったです。食事代の半分以上がココ。

札幌「コクミンショクドウ」の生しょうゆ味らーめん、口の中全体にスープの旨味が拡がって、食べたあとはしばらく他のものを口に入れたくなくなります。うまい。

間食・おやつ代 2,578円

ドライブ途中、きのこ王国できのこ汁いただきました。美味しかった。
ニセコの高橋牧場ミルク工房のソフトクリームよりも、ふきだし公園のソフトクリームのほうが牛乳感が濃厚、氷結したシャリシャリ感も強めでうちの嫁好みでした。羊ケ丘の白い恋人ソフトクリームはあんまりだった模様。

お土産代 18,232円

宿での飲み物代が予定していたよりも少なく済んだので少々気が大きくなってしまいました。身内や職場へのお土産を諸々。新千歳空港の行列に並んで、「新千歳空港で空港職員が自腹でも買いたいお土産スイーツ」第1位に選ばれた「きのとや」のチーズタルトを我が家への土産で購入、なるほどうまい。

その他 11,040円

各所での入場料、駐車料金など。
羽田空港の駐車場、3泊4日で7,800円がかなりパンチがありました。
この時期は高めのようです。

北海道3泊4日旅行、総括

夫婦2人で3度目の北海道旅行。
いずれも夏の旅行ですが、はじめて北海道らしい涼しさを味わえて良かった。

1回目、2回目、3回目とだんだん行動範囲が狭まってきているのは歳のせいでしょうかね。だんだん無茶な行程を廃してのんびりする旅行を愛するようになりました。知床で熱気球に乗って流氷を観るツアーがあるらしい、いつか行きたいです。

そして「おかねまみれ」的な締め方をすれば、予算ギリギリ一杯・そして予算範囲内での使いっぷり、あっぱれと云うほかありません。あっぱれ!

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