夏の賞与が出ました!
いつもどおり、大城美和さんに登場していただきましょう。もはやこの楽しみのためだけに「賞与明細!」の記事を作っていると言っても過言ではありません。
大城美和さんは昔「給与明細」と云う番組に出ていました。
「給与明細」は見たことが無いのだけれど、インターネットの黎明期、可愛らしい手作りの「ほぉむぺえじ」を公開されていました。可愛かったなあ。いまでも公式ブログの残骸は残っているけれど、あの頃の「ほぉむぺえじ」のきっと自分でhtml書いてたであろう手作り感が良かったのです。
夏の賞与の総支給額は229万円、対昨冬で↓対昨夏で↑
夏の賞与の総支給額は2,299,000円でございました。おつかれさまです俺。
勤め先の業績が好調ゆえに
勤め先の前期業績は増収・増益で売上・利益とも過去最高を記録。それでも普段なら今期業績を見通せない夏季賞与は抑え気味になるところを、今期の出足も好調と云うこともあって、協議の末きちんと社員に還元することとなりました。僕は使用人兼務役員と云う雇われ役員なので賞与も出るのです。
総支給額は前年夏季賞与対比で58.3%の増でございます。前年冬季賞与対比で7.5%減でございます。冬ほどには出なかったのは、やはり今期が始まったばかりの慎重さがありますね。
手取り額は総支給額より振れ幅が大きい
そして諸々引かれて、手取り額は1,695,125円 になります。60万円が税金とか社会保険とかに持っていかれます。寂しい。
手取り額は、前年夏季賞与対比で64.3%の増、前年冬季賞与対比で7.9%減であります。
ほう。前年夏季に対しては「総支給額の増加率 < 手取りの増加率」、冬季に対しては「総支給額の減少率 < 手取りの減少率」となりました。総支給額の振れ幅よりも手取り額の振れ幅のほうが大きいわけです。
賞与明細の全項目を確認してみる
夏と同様に賞与明細の全項目について、前年対比を確認してみました。
項目
|
2018夏
|
2018冬
|
2019夏
|
前年夏季対比
|
前年冬季対比
|
---|---|---|---|---|---|
総支給額 |
¥1,452,000
|
¥2,485,000
|
¥2,299,000
|
+58.33%
|
-7.48%
|
健康保険 |
¥68,970
|
¥118,037
|
¥109,202
|
+58.33%
|
-7.48%
|
介護保険 |
¥12,342
|
¥21,122
|
¥19,541
|
+58.33%
|
-7.48%
|
厚生年金 |
¥132,858
|
¥137,250
|
¥137,250
|
+3.31%
|
±0.00%
|
雇用保険 |
¥4,356
|
¥7,455
|
¥6,897
|
+58.33%
|
-7.48%
|
社会保険合計 |
¥218,526
|
¥283,864
|
¥272,890
|
+24.88%
|
-3.87%
|
課税対象額 |
¥1,233,474
|
¥2,201,136
|
¥2,026,110 |
+64.26%
|
-7.95%
|
所得税 |
¥201,500
|
¥359,577
|
¥330,985
|
+64.26%
|
-7.95%
|
控除合計 |
¥420,026
|
¥643,441
|
¥603,875
|
+43.77%
|
-6.15%
|
差引支給額 |
¥1,031,974
|
¥1,841,559
|
¥1,695,125
|
+64.26%
|
-7.95%
|
手取り額÷総支給額 |
71.1%
|
74.1%
|
73.7%
|
–
|
–
|
ふむふむ、厚生年金が前年夏季に対して増え幅が少なく、前年冬季に対しては±0であるため、社会保険料の合計額全体では、総支給額ほどには増減していないようです。控除額の振れ幅が小さいため、手取り額の振れ幅がやや大きくなると云うことです。結果として、総支給額に対する手取り額の率は73.7%となりました。
ちなみに昨年は健康保険組合の介護保険料率の変更により介護保険が増えていたのですが、今年は変わっていませんでした。
厚生年金の標準賞与月額は150万円で頭打ち
厚生年金の振れ幅が小さい理由は、実はもう知っています。毎回大城美和さんの画像を探しながら、ちゃんと検証してますからね。(`・ω・´)キリッ
厚生年金保険料の保険料
厚生年金保険の保険料は、毎月の給与(標準報酬月額)と賞与(標準賞与額)に共通の保険料率をかけて計算されます。
保険料率は、平成17年9月以降は毎年9月に引き上げられ(被保険者の区分に応じて引き上げ率は異なります)、平成29年9月からは固定されます。
標準賞与額
標準賞与額とは、実際の税引き前の賞与の額から1千円未満の端数を切り捨てたもので、150万円を超えるときは150万円とされます。
赤線を引いた箇所、これですね。
厚生年金保険料の算出に用いる標準賞与額が150万円で頭打ちになるので、150万円を超えると総支給額が大きければ大きいほど、総支給額に対する手取り額の率は向上することになります。これについては、昨年冬の賞与のときに確認して、上限があることの理由などをまとめてあるので宜しければご覧ください。
賞与の使いみち
賞与の使い方は、以下の順番で考えます。
賞与の使い方
- 住宅ローンの計画的な一部繰上返済。
- 下期の家計予算を定めた上で必要額の確保。
- ほかは投資に充てる。
住宅ローンの一部繰上返済
まずは住宅ローンの一部繰上返済に充てます。住宅ローンの賞与返済分はすでに完済しているのですが、返済期間を短縮するために、賞与支給後に毎回18万円を繰上返済することにしています。60歳になるときに完済するようにプランしてあります。
家計予算を立てて必要額を確保
次に、今年下期(7月~12月)の家計予算を定めて、必要な額を家計用に確保(貯蓄)しておきます。毎回賞与の支給があったあとで半期ごとの家計予算を立てて管理しています。
下期の家計予算は別途記事にしますが、おおよそ以下のような出費があります。
- J:COM → BIGLOBE光の乗り換え初期費用
- 来年銀婚式を迎えるので銀婚式旅行の積み立て額
- 祝い事のディナー代
- 固定資産税・庭の整備費・年末費用…etc
前半2つは特に今年発生する費用です。後半2つの仔細は、家計予算を定めるときに再度検討します。
残りはすべて投資に…!
予定どおりの繰上返済をして、家計のぶんを確保したら、残りは投資にまわします。おおよそ80~100万円くらいを投資にまわせる見込みですが…、この週末に下期の家計予算を組んで確定させる予定です。
どの株を買おうか楽しみに迷いたいと思います。
コメントを書く