2020年11月が終わろうとしています。
NYダウ30,000ドル越え、日経平均も26,000円越えと市場は一気にリスクオンに切り替わりました。まだ数えていませんが、2020年11月はリスク資産口座から車購入のために300万円を出金したにも拘らず、おかねが増えている…?という衝撃の報告ができそうです。
こうなると魅力なのは配当収入よりも値上がり益。我が家もこの大相場に乗ろうと、比較的に配当が薄くてもあるいは無配であっても、値が乗りやすいグロース株を選好して、駒を将棋盤に配置しています。
もちろん、こんなときでも、薄ら寒い停滞の季節に僕らの気持ちを和ませてくれた「配当収入」を軽んじてはいけません。
2020年11月の配当金を数えながら、今月も配当収入の有り難みを噛みしめたいと思います。
2020年11月の配当収入は3.2万円
2020年11月の配当収入は32,462円、税引後の金額では25,994円でした。
税引後の25,994円というおかねで何が買えるかと言うと、「鬼滅の刃」がプリントされたシンプル・セクシーショーツ(税込み1,996円)が12枚、送料込みで購入できてしまいます。
12枚も必要なのか?という点は、知らんわ自分で考えろやってことにして、彼女・奥様に穿かせたい方にも、こっそり仕込んで彼氏・旦那様を驚かせたい方にも伝えたいことは、まあまずは投資しろよってことです。
投資する。半年後くらいには配当が入る。「鬼滅の刃 シンプル・セクシーショーツ」が買えるおかね揃う。しかしその頃には流行りが終わっているかも知れない(!)。世のがめつい投資家は、こうして物欲をコントロールし支出を抑制しているのです本当ですよ。
配当収入明細
2020年11月は8銘柄の株式・ETFから入金がありました。
エリア | 銘柄 | 税引き前 | 税引き後 | 1株あたり 配当 |
配当 増減率 |
---|---|---|---|---|---|
つみたて | [DON]米国中型配当株式ETF | ¥535 | ¥387 | $0.07 | +27.3% |
アクティブ | [AAPL]アップル | ¥2,034 | ¥1,460 | $0.205 | ±0.0% |
アクティブ | [COST]コストコホールセール | ¥2,183 | ¥1,567 | $0.7 | ±0.0% |
アクティブ | [PFF]米国優先株式ETF | ¥3,110 | ¥2,590 | $0.0392293 | -3.7% |
アクティブ | [6197]ソラスト | ¥1,900 | ¥1,900 | ¥9.5 | -5.0% |
アクティブ | [9020]JR東 | ¥5,000 | ¥3,985 | ¥50 | -39.4% |
毎月配当 | [1677]海外債券 | ¥5,200 | ¥4,144 | ¥104 | +1.0% |
毎月配当 | [9437]NTTドコモ | ¥12,500 | ¥9,961 | ¥62.5 | +4.2% |
合計 | ¥32,462 | ¥25,994 | - | - |
配当金32,462円に対して税引き後25,994円が入金額です。
税率は19.92%で低いです。NISA口座で保有する銘柄に配当があるとこのような現象が起きます。払った税金は、譲渡損益との通算、あるいは配当控除や外国税額控除やを使って、ある程度は確定申告で取り返す予定です。そのため、税引き前の収入と税引き後の所得とをきちんと管理しておきます。
配当増減率は、前回の配当に対する増減率です。配当があった8銘柄中、3銘柄が減配・3銘柄が増配となりました。
中でも [9020]JR東 の減配は-39.4%となかなかの割合で減りました。同社の現況を見れば致し方ありませんね。
いっぽう、[9437]NTTドコモ はTOB前最後の配当を増配し、有終の美を飾ってくれました。ありがとうドコモ、大好きだよドコモ、これからも [9432]NTT のもとで頑張ってね(NTTホルダー)。
配当収入の推移
配当収入の推移を月ごとに整理してみました。
2019年の実績、2020年1~11月の実績、および2020年12月の見通しをグラフにしています。
2020年11月の配当収入前年比【単月】
2020年11月単月の配当収入32,462円は、前年同月比で-43.5%と半分近くになりました。
減配も影響していますが、前年同月比でおおきく凹んでいるのは、「毎月均等」な配当収入をあきらめて保有銘柄を入れ替えた結果、3月・6月・9月・12月以外の月の配当が少なくなっているためです。また、前年11月は個人向け変動国債の利子(税引前7,500円、税引後5,977円)もちゃっかり配当収入に数えているのですが、今回は数えていません。
2020年11月の配当収入前年比【累計】
2020年の11月までの11ヵ月の累計は922,552円、税引き後721,791円です。ひと月平均8.3万円、税引き後6.5万円ですね。
前年同月比で税引前-4.48%、税引後-5.17%となっていました。税引き前でも税引き後でも前年を下回り、前年比で逆転できるかは、最後の12月に掛かっているということになりました。
投資開始以来の配当収入累積
2016年夏の資産運用開始以降では、配当収入は累積3,337,897円、税引き後で2,697,920円 です。
税率は19.1%です。NISA口座での配当のほか、一時期タコ足配当の毎月分配型の投資信託がポートフォリオに組み込まれていたためです。投資信託がタコ配するとき、その分配金には税金が掛かりません。
配当金に関する我が家のスタンス
我が家では、配当金の使い道にルールを定めています。
一部は旅行資金に充てる
「毎月配当」エリアから得た配当収入は、「目的別貯蓄」エリアで旅行積立として積みます。そしてそのまま旅行資金に充てます。
2020年11月の「毎月配当」エリアの配当収入は17,700円、税引後14,105円でした。このおかねは全部「目的別貯蓄」エリアに積み立てて、旅行で使います。
他の配当収入は再投資する
「毎月配当」エリア以外…すなわち「アクティブ」エリア・「つみたて」エリアからの配当収入は、再投資します。
2020年11月の「アクティブ」エリア・「つみたて」エリアからの配当収入は合計14,762円、税引後11,889円でした。
これまで円建ての配当は楽天VTIに、ドル建ての配当は [DON]米国中型株式配当ETF あるいは MMF に再投資していましたが、2020年11月の車購入資金に充てるためにいったん全て売却したので、今回の配当収入からまた新たな積み立てが始まります。ただいま再投資用の銘柄を検討しているところです。
ちなみに、全て売却した時点では、この配当再投資の積み立ては、以下のように膨らんでいました。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) 424,448円
- [DON]米国中型株式配当ETF 263,753円
- 日興MMFUSD 17,823円
合計:706,024円
車購入資金に充てるに当たっては、もともとは配当収入で「全額利益」だという使い易さがストレスフリーで良かったです。塵も積もれば山となるとは申しますが、小額ずつの配当金が、積もり積もってまあまあ蓄積されていて助かりました。
毎月分配型健全高配当ポートフォリオ!
配当収入は毎月コンスタントに10万円欲しいですが、道のりはまだ険しいですね。
毎月の配当収入で旅行に行こう!「毎月配当」エリアの役割と「毎月分配型健全高配当ポートフォリオ」
配当収入を増やすことを優先するなら配当金はすべて再投資すべきなのですが配当金で旅行に出かける生活を優先しています。おかねは使わなきゃ意味がありませんし、そもそも投資することの第一の目的が「資産を減らさずに旅行を愉しむ」ことにあるからです。ずっとそう言い張ります。
配当収入を再投資しないと云う戦略。配当収入は使い込んでQOLを向上する。
以上、2020年11月の配当収入のまとめでした!
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