2019年8月 月次運用レポート、損益は月間で-146万円。君がいた夏は遠い夢の中。空に消えていった僕の含み益。

2019年8月 月次運用レポート、損益は月間で-146万円。君がいた夏は遠い夢の中。空に消えていった僕の含み益。

2019年8月はだいぶ辛い相場となりました。

7月の終わりのトランプ大統領による追加関税の宣告、そして中国の報復関税の通知によって相場は大荒れとなりました。後半になって両国から対話ムードが醸し出されたものの全戻しには至らぬまま、そして雰囲気を醸しただけで方針は変わらず追加関税の発動日を明日迎えます。対立姿勢を叫んでみたり対話ムードを醸し出してみたり、相場操縦に忙しいですね。

6月,7月とほぼ5月の急落を全戻ししたのに、それらはまるで夏の打ち上げ花火であるかのように夜空に散った8月でした。

君がいた夏は 遠い夢の中
空に消えていった 打ち上げ花火

(´;ω;`)ウッ…

さて、2019年8月の運用状況を確認します。

 
 

2019年8月末時点のリスク資産評価額

2019年8月末時点のリスク資産評価額は3801万円でした。

リスク資産評価額、2019年8月の損益は-146万円

下の表では当月末時点と前月末時点のリスク資産評価額、損益などを比較しています。

項目 2019/7末 2019/8末 月間変動金額
(a)リスク資産評価額 3867万円 3801万円 -66万円
(b)投入原資 ※再投資額は含まず 3553万円 3635万円 +82万円
(c)含み損益 ※(a)-(b) +314万円 +165万円 -149万円
(d)出金(生活還元)した確定利益 +138万円 +141万円 +3万円
(e)合計損益 ※(c)+(d) +452万円 +306万円 -146万円
(f)損益率 ※(e)/(b) +12.73% +8.43%

これまでの資産運用における2019年8月末時点での合計損益は+306万円、+8.43%の損益率となりました。前月末に対しては合計損益は-146万円と大幅なダウンです。

(b)投入原資 が+82万円と追加投入しているにも拘らず、(a)リスク資産評価額はむしろ66万円減っていると云う謎の算数…。

なお、ここでは、いわゆる修正ディーツ法は用いず、配当金や譲渡益の再投資は原資に数えていません。もともと投入したおかねが、資産運用によって幾らまで膨らみ、どれだけ生活還元できているか、僕はそれを知りたいのです。

ちなみに年初来では+277万円の損益となっています。

グラフにすると7月末を頂点としてがっつり落ちているのが見て取れますね。

2019年8月の確定損益

確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となります。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。

項目 2019/8単月 2019年累積
FXの利益 +60,051円 +130,414円
有価証券売却益 +175,444円 +83,697円
配当・分配金収入 +64,771円 +545,763円
雑収入(貸株金利等) +340円 +6,716円
合計 +300,606円 +766,590円

FXは前月に続き乱高下が悩ましい1ヵ月でした。一時は20万円くらいまで積み上がっていたはずの確定利益が月末には結局6万円とチョット。あらら。

有価証券の売却は、いずれもJREIT銘柄の以下3点です。合計175,444円の利益。すべて組み替え銘柄の買付に再投資しています。

  • [3249]産業ファンド投資法人
  • [8960]ユナイテッド・アーバン投資法人
  • [8963]インヴィンシブル投資法人

これに配当・分配金、貸株金利等の雑収入を加えると、8月単月で+300,606円の確定利益となりました。2019年累積では+766,590円の確定利益になります。

2019年8月の市況と保有資産の動き

市場の概況

市場 指標 増減率 我が家のリスク資産
日本市場 日経平均 -3.80%
-3.77%
TOPIX -3.40%
JASDAQ -3.51%
マザーズ指数 -7.04%
東証リート指数 +3.23%
米国市場 NYダウ -2.92%
S&P500 -2.88%
NASDAQ -3.76%
ほか 上海総合 -3.76%
韓国総合 -1.58%

8月は全体的に真っ赤っかな相場であったことが各指標の増減率から見て取れます。

唯一東証リート指数だけが年初より継続して上昇を続けています。

そして我が家のリスク資産の評価額は-3.77%と各指標値に近い下落ぶりとなりました。

我が家のリスク資産にはJREITがかなりの構成比で組み込まれていたので、保有銘柄の個々の値動きを見ればもう少し柔らかい減少幅になりそうなものですが、今回はドル円の下落が効いていますね。ドル円はこの1ヵ月でおよそ2.5円下落しました。我が家のリスク資産には、レバレッジがかかったFXの評価額も含んでいるので為替の変動による影響が大きく表れます。

保有銘柄の騰落数

米国株・日本株合わせて7月末時点・8月末時点でともに保有していた45銘柄の値動きは下の表のとおりです。多くの銘柄が値下がりました。

銘柄数 値上がり銘柄数 値下がり銘柄数 変わらず
45
15
30
0

保有銘柄の騰落率、上げのトップ5

2019年8月の月間騰落率、値上がり率トップ5です。

銘柄 値上がり額 月末株価 値上がり率
[1717]明豊ファシリティワークス +100円 614円 +19.46%
[6197]ソラスト +126円 1,325円 +10.51%
[2311]エプコ +114円 1,371円 +9.07%
[3281]GLP投資法人 +9,600円 131,000円 +7.91%
[3481]三菱地所物流リート投資法人 +23,500円 325,000円 +7.79%

上昇率のトップは [1717]明豊ファシリティワークスでした。好決算を発表して注目を浴びたあとの値動きが良いです。久々の高値、このまま上に抜けられるかが注目です。

[2311]エプコ は東証1部指定が好感されて上昇しました。

[3281]GLP投資法人、[3481]三菱地所物流リート投資法人 はいずれも8月末決算のJREIT銘柄です。権利確定日まで上昇を続けました。

保有銘柄の騰落率、下げのトップ5

2019年8月の月間騰落率、値下がり率トップ5です。

銘柄 値下がり額 月末株価 値下がり率
-306円 1,586円 -16.17%
[CSCO]シスコシステムズ -8.59$ 46.81$ -15.51%
[7729]東京精密 -264円 2,821円 -8.56%
[3241]ウィル -27円 315円 -7.89%
[2764]ひらまつ -28円 333円 -7.76%

下落率トップの [6464]ツバキ・ナカシマ、2位の [CSCO]シスコシステムズ ともに決算を嫌気されて大幅に下落しました。いずれも米中貿易摩擦による中国市場の縮小が影響しています。[CSCO]シスコシステムズのほうはもう少し底堅く推移すると想像していましたが、地合いの悪さも手伝って大きな下落となりました。

[7729]東京精密 は半導体銘柄だけあって米中貿易摩擦が楽観的に見られていた7月末から悪化が明らかになった8月末まで乱高下しながら最終的にはマイナスでした。

[2764]ひらまつ は転換社債を発行するとして大幅下落。アドバンテッジアドバイザーズのコンサルを受けつつホテル事業に積極投資する資金とのこと。うーん危ういw

運用の点検とこれからの運用

2019年8月の運用の点検

8月にやるべきことは2点あげました。

 

  8月にやるべきとした事項 

  • 毎月21.8万円の積み立てを継続していきます。
  • 8月は荒れそうなので、夏の賞与の内70万円をいよいよ証券口座に移します。

 

毎月21.8万円の積み立て(NISA・iDeCo・WealthNavi・S&P500連動ETFの合計です)は実施済みです。

夏の賞与の内、70万円 60万円を証券口座に移し、[3591]ワコールHD、[SPXL]S&P500ブル3倍ETF を購入しました。[3591]ワコールHD を購入した理由は薄弱で一言で云うと「下着ロマン」です。今のところは含み益が出ています。

2019年9月の運用方針

9月の運用方針は積み立てと再投資と余剰金の注入を継続することです。また米中貿易摩擦による乱高下が予想され、

 

  9月の運用方針 

  • 毎月21.8万円の積み立てを継続します。
  • 毎月配当エリアの銘柄組み替えを継続します。

 

今月は2点の方針を挙げました。

2点目は主にJREIT銘柄に偏りすぎている資金を米国株・国内株に組み替える作業です。

相場の先行きは不透明ながら、トランプ大統領のあの手この手の相場操縦をいまいまは信じて年末に向けたラリーを妄想しています。そうなるかはどうかは分かりません!

以上、2019年8月の投資活動のまとめでした。

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