2022年2月 月次運用レポート、怒りと悲しみのウクライナ。我が家のリスク資産もダメージ受けて確認するのも億劫だけど確認するよ!!!😡😡

2022年2月 月次運用レポート、怒りと悲しみのウクライナ。我が家のリスク資産もダメージ受けて確認するのも億劫だけど確認するよ!!!😡😡

こんにちは、千鳥足です。

2022年の2月が終わりました。長らくきな臭さに満ち満ちていたウクライナ-ロシアですが、とうとうプーチンが狂ったかのような全面侵攻に踏み出して、以降酷い状況が続いています。

軍事大国の侵略を受けるウクライナに対して「戦争を止めるにはウクライナが降伏するしかない」「どうせ負けるのだから国民の命第一に降伏すべき」などという言説をちらほら見かけます。こういう意見を見聞きすると、「いったいこの人たちは降伏した人がその先どうなるか想像できないのか、想像力がゼロなのか?」と情けなくなり、さらに「こうして守るべきものが無い「命第一」な人たちは何のために生きてるんだろうな?」と思うのです。守るべきものがない人は何者にもなれず、帰りつく場所も無いのですよ。

ウクライナ情勢の悪化も手伝って我が家のリスク資産もダメージを受けており、正直確認するのも少々億劫ではあるのですが、毎月の継続が大事なので確認しますよ。

それでは、2022年2月のリスク資産の運用実績を確認していきます。

この記事では、2022年2月の我が家のリスク資産運用実績を整理します。

 
 

2022年2月末時点 我が家のリスク資産

リスク資産評価額の推移

2022年2月末時点のリスク資産評価額は5558万円でした。前月末時点では5679万円だったので、前月末対比で121万円の減であります。

なお、リスク資産評価額5558万円の内訳は、原資4553万含み益1005万 であり、利益率は+22.07%です。

 

前月に続き2ヵ月連続でのリスク資産評価額が減りました。
それでもまあ、インフレ進んで戦争が起きてるさ中にこの程度であれば
ヨシとしたほうが良いのかも知れません。

リスク資産評価額の変動要素

2022年2月のリスク資産評価額の変動額-121万の変動要素を簡単にまとめました。

2月は新たに27万円の資金を注入しました。毎月の積み立て額に相当します。

評価損益は-134万円とおおきく減り、そして1月・2月の配当収入の一部である13万円を旅行貯蓄に充てるため出金(利益の生活還元)しています。

足し引きすると、合計-121万円の変動となりました。

評価損益における利益の減り方も、
前月の-335万円というおおきさに較べたら軽いものですね。
そういう意味では、一昨年のコロナ・ショックを経て
僕のリスク耐性はだいぶ鍛えられたよに思うのですが、
実はこれたくさんの個人投資家に忍び寄ってる罠かも知れない。

生活還元を含む損益の推移

我が家では、「含み損益」は保有株の含み損益合計ではなく、「リスク資産全体の評価額-(リスク資産口座に注入した)原資」で数えています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」は区別せず、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做します。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。

この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金(生活還元)した途端に「含み益」が減ることになりますが、資産運用した成果としての累積利益には数えたいので数えます。出金(生活還元)した「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。

2022年2月末時点では「含み益1005万円+確定利益319万円=合計損益+1324万円となりました。

なお、原資4553万円に対する合計損益+1324万円の損益率は+29.1%です。

 

溜め込みながらも時によりこうして目減りする含み益と
すでに生活に還元して消化していくためただ増え続ける確定利益と、
この両立は居心地が良いので、よくもまあ僕はこの投資方針を
選んだなあ、賢いなあ、かっこいいなあなどと思います。

2022年2月の市況概況

2022年2月一か月間の米国市場と国内市場の各指標値の動向です。

米国は主要3指数が3%を超える下げで、Russell2000 だけは底堅く推移。

国内市場はマザーズが相変わらず悲惨、JREITの下げが目立ちましたが、日経平均とTOPIXは際立つ酷さではありませんでした。

月後半の緊迫のウクライナ情勢で債券が買われて10年債利回りが騰がり、金も騰がりました。

我が家のリスク資産の増減率は-2.37%なので、まあ米国の指標値がこれなら仕方ないじゃん?という程度の下げですね。

 

1月の急落と比較すれば、ロシアのウクライナ侵攻があったにしては底堅い動きでしたね。
ロシアの侵攻確定で株式市場が反発する様子はまさしく「銃声が鳴ったら買え」という
格言がそのまま再現されてゾクゾクしました。

2022年2月 保有リスク資産の概況

リスク資産評価額の月間推移

リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。

前月末5679万円からスタートして、前半の5811万を天井にして5347万まで転げ落ち、やや戻して5558万円で月末を迎えました。

グラフ中に置いた1~6付近の動きについてイベントを整理しました。

  グラフ中のイベント 

  1. ハイテク企業の好決算続出も長期金利の急騰、ECBのタカ派姿勢など警戒。🔗
  2. 米国1月CPIは前年比+7.5%で予想を上回る。インフレ進行懸念。🔗
  3. 米国、ロシアのウクライナ侵攻を示唆。🔗
  4. ウクライナが東部親ロ派地域に砲撃とロシアのメディアが報道、ロシア侵攻の可能性高まる。🔗
  5. ロシア、ウクライナ東部の親ロ派地域の独立承認、侵攻開始。🔗
  6. ロシアの侵攻を底に反発。金利一服、当初は局地戦&早期停戦協定の見通し。🔗

 

月の前半はインフレと利上げ懸念で相場が動き、
月の後半はウクライナ情勢で強烈に下げて開戦を底に戻しました。
そんな月の後半においてもなお、インフレと利上げ懸念は
ウクライナ情勢に隠れて常に相場の底流に暗い翳を落としているので、
戻しがパッとしませんね。

ちなみにリスク資産の推移は、年初来でみるとこーんな感じ。

保有銘柄の騰落

2022年2月末時点での現物での保有銘柄について、月間の騰落の状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。

配当重視の銘柄で構成される「毎月配当」エリアには輝度が低いながらも緑色(評価額増)の面積が比較的広く、成長重視の銘柄で構成される「アクティブ」エリアは赤色(評価額減)が強いです。

 

 

エリア別の増減率を見ると以下のようになりました。

  • 毎月配当エリア -0.9%
  • アクティブエリア -3.0%(資金注入あり)
  • つみたてエリア -0.2%(資金注入あり)

信用取引継続の銘柄

2月末の時点で以下の銘柄の信用建玉を持っています。現物で保有していない銘柄もあるので、ヒートマップでは表現していません。

  • [2413]エムスリー
  • [6501]日立製作所
  • [7203]トヨタ自動車
  • [7832]バンダイナムコHD

[7832]バンダイナムコHD だけは株価浮上してきました。

KADOKAWA、バンダイナムコHDの株価が急騰。『エルデンリング』効果か(電ファミニコゲーマー) – Yahoo!ニュース

新規購入or買い増し銘柄

新規購入or買い増し銘柄には「BUY」のマークを付けています。

」エリアでの毎月のきまった買い増しのほかに、以下の買い物をしています。前月入金した現金が元手になっています。

  • [NVDA]エヌビディア を5株
  • [XMTR]ゾーメトリー を1株

保有銘柄の株価騰落率、上げのトップ3

2022年2月の月間株価騰落率、上げのトップ3です。ヒートマップの増減率が為替込みの増減であるのに対し、こちらは純粋な株価の騰落率です。

順位 銘柄 株価騰落率
1 [8963]インヴィンシブル投資法人 +9.0%
2 [3472]大江戸温泉リート投資法人 +6.7%
3 [4502]武田薬品工業 +5.2%

[8963]インヴィンシブル投資法人 は経営状況改善期待と前期黒字浮上で上昇しました。

[3472]大江戸温泉リート投資法人 は、前月の急落からの反発。半分ほど戻しました。

[4502]武田薬品 は決算で業績の上方修正を発表して上昇したものです。

保有銘柄の株価騰落率、下げのトップ3

2022年2月の月間株価騰落率、下げのトップ3です。ヒートマップの増減率が為替込みの増減であるのに対し、こちらは純粋な株価の騰落率です。

順位 銘柄 騰落率
1 [6326]クボタ -15.6%
2 [ADSK]オートデスク -11.6%
3 [4188]三菱ケミカルHD -8.7%

[6326]クボタ は決算が嫌気されて月間で-15.6%の急落。原油や鋼材価格の高騰や輸送コストの増が重石となり今後の業績が不安視された形です。

クボタが大幅安 業績の停滞を懸念

[4188]三菱ケミカルHD も同様に決算が嫌気されて売り。

[ADSK]オートデスク は特段の材料無く好決算でしたが、1ヵ月をとおしてだらだら売られました。

2022年2月の確定損益

確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。

項目 2022/2単月 2022年累積
有価証券信用取引 ±0円 -579,480円
有価証券現物取引 ±0円 -35,197円
配当・分配金 +68,891円 +183,094円
雑所得(貸株金利等) ±0円 ±0円
確定利益計 +68,891円 -431,583円
源泉徴収税(還付金) -17,503円 +123,425円
税引後合計 +51,388円 -308,158円

今月の確定損益は配当・分配金のみ。

年始め1月の損切り、年内に取り返せるかなあ…取り返したいなァ…(´;ω;`)ウッ…

配当は、以下3銘柄から税引前68,891円の収入がありました。

  • [QYLD]グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF
  • [3472]大江戸温泉リート投資法人
  • [7713]シグマ光機

今後の資産運用方針

2022年も従来どおり4つのエリアに分けて個々に運用していきます。

なかなかきつい下げが続いていますが、現物で保有している銘柄に売りたいものは無いので特に動きはなく、淡々と毎月の積み立てを継続していきます。

信用取引で建玉握っている銘柄も目標株価と損切りラインを設定したまま放置。損切りラインが深すぎたのか含み損膨らんでますが。

余力を見つけて、米国ハイテク株を少しずつですがぼちぼち買い増していきます。

  • 毎月の積み立て21.8万円+5.0万円を淡々と積み立てる。
  • 信用建玉は目標株価定めて浅めに決済。
  • 米国ハイテク株をぼちぼち買い増し。

 

当初の想像を超えてウクライナが闘志燃やしているぶん
ウクライナ情勢は混沌としていて、それは我が家の資産的には
実はダメージおおききなことになりそうですが
それはそれ、ウクライナはウクライナ。
starlinkから一閃、ロシアのプーチン始末できないのかな?イーロン!!

以上、2022年2月の投資活動のまとめでした。

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