2022年3月 月次運用レポート、過去トップクラスのボラティリティ。ゴリゴリ減ってモリモリ増えて…過去最高の評価額に達しましたよ😳😳

2022年3月 月次運用レポート、過去トップクラスのボラティリティ。ゴリゴリ減ってモリモリ増えて…過去最高の評価額に達しましたよ😳😳

こんにちは、千鳥足です。

2022年の3月が終わりました。早くも2022年の4分の1が終わってしまいました。あッと言う間でした。3ヵ月間があッと言う間だったので、あと3回、あッあッあッと言っていたら今年が終わってしまうのです。時の流れの早さがやばいのです。

時の流れの早さもやばいですが、株式市場の移ろう早さもやばいです。

ロシアのウクライナ侵攻を受けて急落した株価でしたが、3月後半になると、戦争が膠着状態で長引いているにも拘らずグングン回復したのでした。株式市場が世界の事件を呑み込む早さとその貪欲さは、恐ろしいものがあります。その現金さに僕は未だについていけません。

それでは、2022年3月のリスク資産の運用実績を確認していきます。

この記事では、2022年3月の我が家のリスク資産運用実績を整理します。

 
 

2022年3月末時点 我が家のリスク資産

リスク資産評価額の推移

2022年3月末時点のリスク資産評価額は6093万円でした。前月末時点では5558万円だったので、前月末対比で535万円の増であります。3ヵ月ぶりの増であり、かつ過去イチの評価額でありますよ★★★

なお、リスク資産評価額6093万円の内訳は、原資4581万含み益1511万 であり、含み損益率は+32.98%です。

 

1月2月とおおきく減って、久しぶりにニョキン!と増えました。
しかもこれ過去最高のリスク資産評価額でございます。
しかしその内実は多分に円安ドル高の影響を受けたものです。
円換算では増えていますが、ドル換算では怪しいところです。
怪しそうなのでドル換算はしません。円換算でいきます。

リスク資産評価額の変動要素

2022年3月のリスク資産評価額の変動額+535万の変動要素を簡単にまとめました。

3月は新たに28万円の資金を注入しました。毎月の積み立て額の他に、ほんのちょっとだけプラスしました。

評価損益は+506万円とおおきく増えました。

旅行貯蓄に充てるため出金(利益の生活還元)は今月の範囲ではありませんでした。3月入金ぶんは一部4月に出金する予定です。

足し引きすると、合計+535万円の変動となりました。

評価損益が月間で+506万、これ実は我が家史上最強の増え方でありました。
毎月こんなに伸びてくれれば良いのになあ…(´∀`*)ウフフ

生活還元を含む損益の推移

我が家では、「含み損益」は保有株の含み損益合計ではなく、「リスク資産全体の評価額-(リスク資産口座に注入した)原資」で数えています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」は区別せず、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做します。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。

この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金(生活還元)した途端に「含み益」が減ることになりますが、資産運用した成果としての累積利益には数えたいので数えます。出金(生活還元)した「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。

2022年3月末時点では「含み益1511万円+確定利益319万円=合計損益+1830万円となりました。

なお、原資4581万円に対する合計損益+1830万円の損益率は+39.9%です。

 

いやー3月の増え方のズバアアアアン!感がすごいですね。
減っていた1月,2月をものともせず、いっそのこと…とばかり、
我が家のリスク資産・そして含み損益は、過去最高額を記録しました。

2022年3月の市況概況

2022年3月一か月間の米国市場と国内市場の各指標値の動向です。

米国10年債利回りが+48.8bpの2.33%まで上昇する中、米国市場、国内市場ともに監視対象の全株式指標がプラスという気持ち良い一ヵ月でした。

為替相場では世界が緩和縮小に向かう中、独り緩和を継続する日本では円安が急激に進み、ドル円は一時125円に到達、122.02円で月末を迎えました。

そんな中、我が家のリスク資産の増減率は全指標を上回る+9.11%と素晴らしい成績。ただこれをもってNYダウやS&P500に勝ったかというとそうではなく、我が家のリスク資産の増減は円換算で求めているため、円安ドル高(月間で+5.57%)の影響をおおいに受けています。

 

為替の影響こっわ…💦💦

2022年2月 保有リスク資産の概況

リスク資産評価額の月間推移

リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。

前月末5558万円からスタートして、すわ5300万円割れか?とヒヤヒヤしましたが、FOMCを通過したあたりからグングン伸びて、6093万で月末を迎えました。最高額と最低額に769万もの開きがある、非常にボラティリティの高い一ヵ月でした。

グラフ中に置いた1~4付近の動きについてイベントを整理しました。

  グラフ中のイベント 

  1. 露経済制裁および原油価格高騰の影響懸念、米国にスタグフレーション懸念。🔗
  2. FOMC通過し金融政策の不透明感払拭、露宇停戦協議進展期待。🔗
  3. 円安ドル高進行、米国新規失業保険申請件数53年ぶり低水準。🔗
  4. 露宇停戦協議進展期待、原油相場落ち着きインフレ高進懸念緩和。

 

まるで「月の前半の減少なんて全部嘘!」というくらい、
月後半の増には目覚ましいものがありました。

ちなみにリスク資産の推移は、年初来でみるとこーんな感じ。

年明けに一日だけ触れた6000万円台に3月末になってようやく再到達しました。

保有銘柄の騰落

2022年3月末時点で現物で保有する銘柄の月間の騰落状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。

ほとんどの銘柄が輝度の高い緑色(評価額増)となりました。特に米国株およびETFは為替の影響もあって大変高い増加率となっています。

我が家のリスク資産、1月から3月前半までの減少を3月後半で一気に戻しました。では保有銘柄が一様に同じく増えたのかと言うとそうではありませんね。当たり前ですが、株式市場からいったん抜けた資金が市場に戻るとき、従前と同じ銘柄に資金が戻るかというとそうではありません。同じ米国テック株でも、大型株には資金が戻りましたが、小型株にはなかなか戻っていない様子です。

なお、エリア別の増減率を見ると以下のようになりました。

  • 毎月配当エリア +7.5%
  • アクティブエリア +7.1%
  • つみたてエリア +13.1%(資金注入あり)

信用取引継続の銘柄

3月末の時点で以下の銘柄の信用建玉を持っています。現物で保有していない銘柄もあるので、ヒートマップでは表現していません。

  • [2413]エムスリー
  • [6501]日立製作所
  • [7203]トヨタ自動車

前月末時点で保有していた [7832]バンダイナムコHD は売却して些少の利益を現金に替えました。

新規購入or買い増し銘柄

新規購入or買い増し銘柄には「BUY」のマークを付けています。

「つみたて」エリアでの毎月のきまった買い増しのほかに、以下の買い物をしています。

  • [QYLD]グローバルX NASDAQ100 カバードコール を3株
  • ビットコイン を少額

QYLD の買い増しは、QYLD の配当金を元手に購入しています。QYLD の配当金を元手に毎月1株ずつ買い増すこととしました。今回はドルの残余があったのと、3月配当が月を跨がずに3月中に入金されたこともあって、合計3株買い増ししています。

ビットコイン は、証券口座にあった現金を元手に口座開設キャンペーンのキャッシュバック欲しさに少額購入しています。

保有銘柄の株価騰落率、上げのトップ3

2022年3月の月間株価騰落率、上げのトップ3です。ヒートマップの増減率が為替込みの増減であるのに対し、こちらは純粋な株価の騰落率です。

順位 銘柄 株価騰落率
1 [TSLA]テスラ +23.8%
2 [1655]S&P500米国株ETF +13.6%
3 [NVDA]エヌビディア +11.9%

[TSLA]テスラ はFOMC通過後に資金が入り始めて1000ドル台の株価を回復、3月28日には株式分割を検討していることを発表してさらに跳ねました。為替込みの評価額は+30.7%となりました。

[1655]S&P500米国株ETF は、東証上場のS&P500連動のETFです。このETFが騰落率のトップ3にランクインするとは。為替の影響恐るべし…。

[NVDA]エヌビディア は、月の前半では200ドル割れが危ぶまれる状況でしたが、FOMC通過後に急上昇、終盤でやや垂れましたが月間では3位の上昇率でした。為替込みの評価額は+18.1% となっています。

保有銘柄の株価騰落率、下げのトップ3

2022年3月の月間株価騰落率、下げのトップ3です。ヒートマップの増減率が為替込みの増減であるのに対し、こちらは純粋な株価の騰落率です。

順位 銘柄 騰落率
1 [XMTR]ゾーメトリー -24.9%
2 [4452]花王 -6.6%
3 [8316]三井住友FG -5.2%

[XMTR]ゾーメトリー は月初から売り込まれていたのに加えて決算が嫌気されて大幅下落となりました。

[4452]花王 は2月発表の決算で既に売られていましたが、原材料費高騰の影響が業績を下押すと見られて、株価は3月もさらに落ちました。

[8316]三井住友FG は、傘下のSMBC日興証券の相場操縦事件でSMBC日興証券が金融商品取引法違反で起訴されたほか副社長が逮捕される事態となり株価が急落しました。グループ全体のガバナンスが問われる可能性があると見られています。

2022年3月の確定損益

確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。

項目 2022/3単月 2022年累積
有価証券信用取引 +73,832円 -506,198円
有価証券現物取引 ±0円 -35,197円
配当・分配金 +245,403円 +428,497円
雑所得(貸株金利等) ±0円 ±0円
確定利益計 +318,685円 -112,898円
源泉徴収税(還付金) -62,946円 +60,479円
税引後合計 +255,739円 -52,419円

信用取引、[7832]バンダイナムコHD は約7万円の確定利益。年始め1月の損切り、年内に取り返せるかなあ…取り返したいなァ…(´;ω;`)ウッ…

配当は、以下13銘柄から税引前245,403円の収入がありました。

  • [8113]ユニ・チャーム
  • [1655]iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
  • [4452]花王
  • [6326]クボタ
  • [8963]インヴィンシブル投資法人
  • [8964]フロンティア不動産投資法人
  • [DVY]米国好配当ETF
  • [HDV]米国高配当ETF
  • [MSFT]マイクロソフト
  • [NVDA]エヌビディア
  • [QYLD]グローバルX NASDAQ100 カバードコール
  • [SPYD]S&P500高配当株式ETF
  • [V]ビザ

今後の資産運用方針

2022年も従来どおり4つのエリアに分けて個々に運用していきます。その上でいまいまは以下4つのルールで取り組みます。

  • 毎月の積み立て21.8万円+5.0万円を淡々と積み立てる。
  • 信用建玉は目標株価定めて浅めに決済。
  • QYLD の配当で毎月1株QYLD買い増し。
  • ブログ収入や一部のポイ活で得た現金は、ビットコインで積み立てる。

3番目・4番目が新しく作ったルールです。

 

年度末も忙しかったですが、
新年度の始まりもそれはそれで忙しくなりそうです。
ゆるーりぼちぼち資産運用していきます!

以上、2022年3月の投資活動のまとめでした。

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