2021年11月 月次運用レポート、いま一歩まで近づいたリスク資産6000万円はオミクロン株ショックの炎で遠ざかり…タスケテタスケテ

2021年11月 月次運用レポート、いま一歩まで近づいたリスク資産6000万円はオミクロン株ショックの炎で遠ざかり…タスケテタスケテ

こんにちは、千鳥足です。

国内の新コロ感染が終息に向かい、出張や会食といった活動が再開しました。11月に仕事で使った経費は前月対比で爆発的に増えました。いままで我慢してきたのですから、みんなにもいいぞいいぞどんどん使えー!!と奨励しています。僕だけ使っていると目立つからです。いや嘘ですけどね。

このまま新コロから解放される世界に突き進むのかと思いきや、月末にオミクロン株という変異株があらわれ政治も経済も再びドタバタし始めました。我が家のリスク資産もドタバタしています。

嗚呼、人間の叡知が早く新コロ禍を乗り越えますように…。

さて、2021年11月のリスク資産の運用実績を確認しましょう!

この記事では、2021年11月の我が家のリスク資産運用実績を整理します。

 
 

2021年11月末時点 我が家のリスク資産

リスク資産評価額の推移

2021年11月末時点のリスク資産評価額は5715万円でした。前月末時点では5845万円だったので、前月末対比で130万円の減であります。実に2020年9月以来の前月比でのマイナスです。

なお、リスク資産評価額5715万円の内訳は、原資4433万(前月比+27万)含み益1282万(前月比-157万です。

 

前月の急上昇に対しストップがかかった格好です。
含み益の月間での減少は7月以来4ヵ月ぶり。
資産評価額の月間での減少は実に2020年9月以来14ヵ月ぶりです。

リスク資産評価額の変動要素

2021年11月のリスク資産評価額の変動要素を簡単にまとめました。

11月は新たに27万円の資金を注入しました。毎月の積み立て分に相当します。

評価損益は-152万円と久しぶりの減。そして10月の配当収入の一部である5万円を旅行貯蓄に充てるため出金(利益の生活還元)しています。

差し引きして、リスク資産は130万円の減となっています。

インフレ懸念だテーパリングだ利上げだと
ただでさえ危うい動きをしていたところへオミクロン株が襲い掛かって
見事に話題を掻っ攫っておきましたね~。久々のマイナスです。

生活還元を含む損益の推移

我が家では、「含み損益」は保有株の含み損益合計ではなく、「リスク資産全体の評価額-(リスク資産口座に注入した)原資」で数えています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」は区別せず、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做します。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。

この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金(生活還元)した途端に「含み益」が減ることになりますが、資産運用した成果としての累積利益には数えたいので数えます。出金(生活還元)した「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。

2021年11月末時点では「含み益1282万円+確定利益287万円=合計損益+1569万円となりました。

なお、原資4433万円に対する合計損益+1569万円の損益率は+35.4%です。

 

そろそろ新コロの悪夢からも解放されるときかな…?
と思いきや、オミクロン株の登場で先行きが不透明になりましたね。

2021年11月の市況概況

2021年11月一か月間の米国市場と国内市場の各指標値の動向です。

米国市場はRussell2000とNYダウの弱さに対し、NASDAQがギリプラスを守り、S&P500も健闘しました。

対して国内市場は総じて弱かったです。

そういう環境にあって、我が家のリスク資産の損益の増減率は-2.60%でした。

 

NYダウが-3.73%、日経平均が-3.71%という環境下での-2.60%は
健闘した!と言って良いのではないでしょうか。

2021年11月 保有リスク資産の概況

リスク資産評価額の月間推移

リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。

前月末5845万円からスタートして、もう少しで6000万円…!というところまで進みながら届かず失速、5715万で月末を迎えました。

グラフ中に置いた1~5付近の動きについてイベントを整理しました。

  グラフ中のイベント 

  1. 衆院選自民党安定多数確保、FOMC利上げ慎重姿勢。🔗
  2. CEOイーロンマスクの保有株売却でTESLA大幅安…そして回復。🔗
  3. インフレ懸念と企業好決算のせめぎ合い。🔗
  4. パウエルFRB議長、インフレ対策に言及。🔗
  5. 新型コロナ、オミクロン株の感染拡大、各国が渡航制限を開始。🔗

 

インフレ懸念の中健闘していた我が家のリスク資産ですが、
オミクロン株にボッコボコにされて11月末を迎えた格好ですw
オミクロン株については情報が錯そうしていて、
今後の動向を見極めるまでもう少し時間がかかりそうですね。

保有銘柄の騰落

2021年11月末時点の保有銘柄について、月間の騰落の状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。

「毎月配当」エリアは総じて赤色(評価額減)、「アクティブ」エリアは緑色(評価額増)まじりでまちまちという1ヵ月でした。

エリア別の増減率を見ると以下のようになりました。

  • 毎月配当エリア -3.8%
  • アクティブエリア -2.0%
  • つみたてエリア +1.4%(資金注入あり)

信用取引継続の銘柄

11月末の時点で信用建玉を持ち、増減率の表記に信用取引の評価損益が影響している銘柄には「信用+」のマークを付けています。

  • [2413]エムスリー の株価は月間-8.8%と続落、現物評価額+信用評価損益からなる評価額の増減率は-65.6%という地獄が続いています。

新規購入or買い増し銘柄

新規購入or買い増し銘柄には「BUY」のマークを付けています。

「つみたて」エリアでの毎月のきまった買い増しのほかに、「アクティブ」エリアで [XMTR]ゾーメトリー を30株買い増しています。

保有銘柄の株価騰落率、上げのトップ3

2021年11月の月間株価騰落率、上げのトップ3です。ヒートマップの増減率が為替込みの増減であるのに対し、こちらは純粋な株価の騰落率です。

順位 銘柄 株価騰落率
1 [NVDA]エヌビディア +27.4%
2 [8113]ユニ・チャーム +6.6%
3 +3.8%

[NVDA]エヌビディア はメタバース関連銘柄として更に注目されたほか、ウルトラスーパー好決算を発表して株価をグングン伸ばしました。

保有銘柄の株価騰落率、下げのトップ3

2021年11月の月間株価騰落率、下がのトップ3です。ヒートマップの増減率が為替込みの増減であるのに対し、こちらは純粋な株価の騰落率です。

順位 銘柄 騰落率
1 [ADSK]オートデスク -20.4%
2 [4182]三菱ガス化学 -17.7%
3 [8963]インヴィンシブル投資法人 -14.3%

どの銘柄も下げ方が強烈…!!!

[ADSK]オートデスク はガイダンスがふるわない決算と機関のランク下げが嫌気されました。

[4182]三菱ガス化学 は、一か月間継続してのダラダラ下げ。天然ガスの価格が落ちてきていてこれと連動していそうです。

[8963]インヴィンシブル投資法人 は…、月前半までは株価を保っていたものの後半に崩れ、オミクロン株で急落しました。

2021年11月の確定損益

確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。

項目 2021/11単月 2021年累積
有価証券信用取引 ±0円 -223,705円
有価証券現物取引 +754,879円 +1,497,924円
配当・分配金所得 +6,100円 +804,701円
(貸株金利等) +0円 +830円
確定利益計 +760,979円 +2,079,750円
源泉徴収税 -154,592円 -440,908円
税引後合計 +606,387円 +1,638,842円

銘柄入替のため、10月末に利益確定した現物取引が、受渡日の都合で11月に利益計上となっています。

銘柄入替!より成長力があってより愛せるポートフォリオに。VIGとINTUを手放し、NOWを新規購入&ほか数銘柄買い増しました。

いっぽう、11月に損出しをしたいと思っていたのですが、出来ませんでした。

配当は、以下2銘柄から税引前6,100円の収入がありました。

  • [1677]海外債券
  • [1375]雪国まいたけ

現物取引と配当の単月での確定利益は合計+760,979円でした。2021年累積の確定利益は+2,079,750円となります。

源泉徴収税が累積で440,908円ありまして、2021年累積で税引後利益の合計は+1,638,842円となりました。

今後の資産運用方針

特に運用方針に変更は無く、従来どおり4つのエリアに分けて個々に運用していきます。

12月なので損出しを進めていきます。いまのところ確定利益が200万ほどあるので、ある程度スッキリしてしまいたいです。

  • 毎月の積み立て21.8万円+5.0万円を淡々と積み立てる。
  • 損出し対象の銘柄を決めて損出しをする。
  • 毎月配当エリアの銘柄入替を実施する。

 

毎月配当エリアの銘柄入替は、
一部債券を組み入れていたのを排して、
人気の [QYLD]グローバルX NASDAQ100カバードコールETF に
してみようかしらん…などと考えています。

 

以上、2021年11月の投資活動のまとめでした。

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