こんにちは、千鳥足です。
2022年も早や1月が終わりました。早くも12分の1ヵ月が終わってしまいましたわけですよ。
年始早々の相場は明るさ漲る雰囲気がありましたのに、インフレ懸念だFRBがタカ派だ利上げ観測上昇だと騒ぎになりまして、なかなか厳しい一ヵ月になりましたね。
それでは、2022年1月のリスク資産の運用実績を確認しましょう!
この記事では、2022年1月の我が家のリスク資産運用実績を整理します。
2022年1月末時点 我が家のリスク資産
リスク資産評価額の推移
2022年1月末時点のリスク資産評価額は5679万円でした。前月末時点では5965万円だったので、前月末対比で286万円の減であります。
なお、リスク資産評価額5679万円の内訳は、原資4526万、含み益1152万 であり、利益率は+25.47%です。
順調に伸びてきていたのに、どおんと減りました。
含み益で言えば2021年夏頃の水準まで落ち込んでしまいました。
そう言えば2021年夏の相場もまあまあキツかったですよね~。
リスク資産評価額の変動要素
2022年1月のリスク資産評価額の変動額-286万の変動要素を簡単にまとめました。
1月は新たに66万円の資金を注入しました。毎月の積み立ての他に、急落する地合いに乗じて約39万円ほどを投入しました。
評価損益は-335万円と大幅に悪化。そして12月の配当収入の一部である18万円を旅行貯蓄に充てるため出金(利益の生活還元)しています。
足し引きすると、合計-286万円の変動となりました。
評価損益-335万円は大変な削られ方でした。
どれくらいの大変さかというと、
2020年3月の-614万、2020年2月の-369万に次ぐ
我が家史上3番目におおきなマイナス幅です。
生活還元を含む損益の推移
我が家では、「含み損益」は保有株の含み損益合計ではなく、「リスク資産全体の評価額-(リスク資産口座に注入した)原資」で数えています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」は区別せず、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做します。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。
この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金(生活還元)した途端に「含み益」が減ることになりますが、資産運用した成果としての累積利益には数えたいので数えます。出金(生活還元)した「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。
2022年1月末時点では「含み益1152万円+確定利益306万円=合計損益+1458万円」となりました。
なお、原資4526万円に対する合計損益+1458万円の損益率は+32.2%です。
こうして含み益がおおきく毀損する一ヵ月を味わってみると、
利益の一部を日々の生活に還元していくという
我が家のスタイルの有意を感じますね。
出金(生活還元)した利益のバリューは、もう減らないのですから。
2022年1月の市況概況
2022年1月一か月間の米国市場と国内市場の各指標値の動向です。
いやあああああ、綺麗な(?)曇天模様デスネ。なかなか強烈でカタコトニホンゴにナチャウヨ。
米国市場はNASDAQがキツイ下げではあるけれども、NYダウやS&P500の下げが強烈かと言ったらそうでもない。
国内市場もマザーズが悲惨ではあるけれども、日経平均やTOPIXはさほどでもない。
我が家のリスク資産も、増減率は-5.61%とまあ、パーセンテージで見れば大した下げではありません。
信用取引でミスったわりには、この程度の下げでホッ。
NASDAQよりも、日経平均よりも
優れたパフォーマンスでしたよ我が家はw
2022年1月 保有リスク資産の概況
リスク資産評価額の月間推移
リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。
前月末5965万円からスタートして、正月明けに6000万を突破した!!! のも束の間、アレヨアレヨと5452万まで下り坂を下って、やや戻して5679万円で月末を迎えました。
グラフ中に置いた1~6付近の動きについてイベントを整理しました。
グラフ中のイベント
- オミクロン株の懸念後退、円安の進行一時116円/ドル。🔗
- 米国長期金利急騰によるグロース株売り、FOMC議事録タカ派色濃厚。🔗
- ブレイナードFRB理事が利上げに積極姿勢、米国経済ピークアウト懸念。🔗
- FOMCの結果待ち手控え、$GS、$NFLX の決算嫌気。🔗
- ウクライナ情勢緊迫、FOMC警戒および通過後にタカ派姿勢による売り。🔗
- 米国GDP強し、$AAPL, $V, $GOOG など好決算。🔗
FOMCの存在感がおおきな一ヵ月でしたね。
1月下旬からの戻しが2月にも引き継がれて
そのまま春を迎えられたら良いですね~。
保有銘柄の騰落
2022年1月末時点での現物での保有銘柄について、月間の騰落の状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。
紅蓮の炎に包まれるような絵図になることを想像していましたが、そうでもありませんでした。
インカム目的の銘柄が居並ぶ「毎月配当」エリアはむしろ緑色(評価額増)の銘柄が多く、全体でも+0.4%と評価額が増しています。
キャピタル目的の銘柄が居並ぶ「アクティブ」エリアは一部銘柄を除いて真っ赤っか(評価額激減)、全体で-9.8%となるほどの減り具合ですね。実際には信用取引のぶんもマイナスが嵩んだのでさらにおおきな下落率となっています。
「つみたて」エリアはいつもどおり積み立てているのに-4.4%という悲哀。まあまだまだ積み立てていくエリアなので、良いのですけれども。
エリア別の増減率を見ると以下のようになりました。
- 毎月配当エリア +0.4%
- アクティブエリア -9.8%(資金注入あり)
- つみたてエリア -4.4%(資金注入あり)
信用取引継続の銘柄
1月末の時点で以下の銘柄の信用建玉を持っています。現物で保有していない銘柄もあるので、ヒートマップでは表現していません。
- [2413]エムスリー
- [6501]日立製作所
- [7203]トヨタ自動車
- [7832]バンダイナムコHD
[2413]エムスリー は返済期日が到来したぶんの枚数を減らしましたが残りは継続保有、他の銘柄は1月中にポジション作ったばかりの子たちです。
1月中にポジションを作った中には、[6504]富士電機 もあったのですが、急落のタイミングで逆指値にかかって損切りと相成りました。
ちなみに、[2413]エムスリー の枚数を減らす際に、損失額がそこそこあったので、[5194]相模ゴム の現物を売却して支払いの原資を作りました。[5194]相模ゴム は愛して買った銘柄なのですこぶる残念な気持ちでしたが、売却以降さらに10%近く株価が落ちたので、このタイミングで現物の含み損消して、信用の含み損も歯止めをかけて減らすことができたのは良かったです。もちろん損しないのが一番ではあるんですが。
新規購入or買い増し銘柄
新規購入or買い増し銘柄には「BUY」のマークを付けています。
「つみたて」エリアでの毎月のきまった買い増しのほかに、以下の買い物をしています。
- 「毎月配当」エリアで [QYLD]グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF を少量買い増し
- 「アクティブ」エリアで [MSFT]マイクロソフト を少量買い増し
QYLD は1月入金の配当がたくさん出たので、一部を買い増しに回しました。MSFT は市場が急落した際にせっかくなのでちょっとだけ買い増したものです。
保有銘柄の株価騰落率、上げのトップ3
2022年1月の月間株価騰落率、上げのトップ3です。ヒートマップの増減率が為替込みの増減であるのに対し、こちらは純粋な株価の騰落率です。
順位 | 銘柄 | 株価騰落率 |
---|---|---|
1 | [4182]三菱ガス化学 | +11.8% |
2 | [8766]東京海上HD | +6.9% |
3 | [4502]武田薬品工業 | +6.1% |
[4182]三菱ガス化学 はメタノールが10年ぶりの高値とあって株価も上昇しました。もっとも一時ダブルバガーまで至った銘柄なのでまだまだ戻って欲しいところです。
[8766]東京海上HD は米国の利上げ観測を受けて好調です。
[4502]武田薬品工業 は英国スタートアップ企業の買収などが好感されて上昇しました。
保有銘柄の株価騰落率、下げのトップ3
2022年1月の月間株価騰落率、下がのトップ3です。ヒートマップの増減率が為替込みの増減であるのに対し、こちらは純粋な株価の騰落率です。
順位 | 銘柄 | 騰落率 |
---|---|---|
1 | [2413]エムスリー | -24.9% |
2 | [NVDA]エヌビディア | -16.8% |
3 | [3472]大江戸温泉リート投資法人 | -13.9% |
[2413]エムスリー はマザーズ指数並みの下落でした。きっつゥゥゥ…。
[NVDA]エヌビディア はARMの買収断念の報せが流れたのと、そもそものNASDAQ急落でこの下げ方。
[3472]大江戸温泉リート投資法人 は、米投資ファンドのベインキャピタルが大江戸温泉物語ホテル&リゾーツの全株式を売却して先行き不安で激震が走りました。
2022年1月の確定損益
確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。
項目 | 2022/1単月 | 2022年累積 |
---|---|---|
有価証券信用取引 | -579,480円 | -579,480円 |
有価証券現物取引 | -35,197円 | -35,197円 |
配当・分配金所得 | +114,203円 | +114,203円 |
雑所得(貸株金利等) | ±0円 | ±0円 |
確定利益計 | -500,474円 | -500,474円 |
源泉徴収税(還付金) | +140,928円 | +140,928円 |
税引後合計 | -359,546円 | -359,546円 |
年初から酷いでしょうよ…(´;ω;`)ウッ…
信用取引は、[2413]エムスリー と [6504]富士電機 の損切り、現物取引は、[5194]相模ゴム の損切りです。
配当は、以下2銘柄から税引前114,203円の収入がありました。
- [QYLD]グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF
- [3287]星野リゾート・リート投資法人
信用取引、現物取引、配当の合計で単月での確定損益は-500,474円でした。
源泉徴収税は、配当の徴税額よりも2021年の譲渡益税の還付額が勝りました。140,928円の還付です。
税金の還付を加味すると、税引後合計は-359,546円が1月の確定損益でありました。
今後の資産運用方針
2022年も特に運用方針に変更は無く、従来どおり4つのエリアに分けて個々に運用していきます。
信用取引で建玉握っている銘柄は目標株価と損切りラインを改めて設定して放置します。購入直後に定めた目標株価が少々高すぎた反省があるので、いくらか浅めに設定します。
あとは、1月にだいぶ値を落とした米国ハイテク株を少しずつですがぼちぼち買い増していきます。
- 毎月の積み立て21.8万円+5.0万円を淡々と積み立てる。
- 信用建玉は目標株価定めて浅めに決済。
- 米国ハイテク株をぼちぼち買い増し。
手元に買い向かう原資が少ないのが痛いです。
まあ、あったらあったで、1月の前半中に使い果たして
しまったかも知れませんけれどもね~。無くて良かったのかな?w
以上、2022年1月の投資活動のまとめでした。
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