2020年の5月が終わりました。
GWに計画していた旅行は強制キャンセルとなり自宅およびその周辺で「なんにもしないGW」を過ごしました。仕事もほぼほぼテレワークで1ヵ月間のほとんどを自宅で過ごすと云う稀有な月となりました。いつか「あんなときもあったね」と懐かしむ思い出になるのだろうな。夫婦2人でこんなに密に過ごす期間もなかなか無いと思うので、大事に過ごしたいと思います。
それでは、2020年5月のリスク資産の運用状況を確認します。
2020年5月末時点 我が家のリスク資産
リスク資産評価額の推移
2020年5月末時点のリスク資産評価額は3937万円でした。前月末時点では3698万円だったので、前月末対比で239万円の増であります!! 😆😆😆
原資3946万円に対して評価額3937万円なので、まだ9万円ほどの評価損がある状態です。ハァ、早くきれいな積み上げグラフに戻りたい。
もっとも、この後の項目で示すとおり、利益として確定し生活還元済みのおかねも合わせればプラスに転換しました。
リスク資産評価額の変動要素
リスク資産評価額の変動要素は簡単にまとめました。
5月は新たに22万円の資金を注入しました。
そして評価損益は前月末評価額に対し+6.00%、222万円増と4月に続き好パフォーマンスでした。
利益の生活還元は5万円ほど。4月分の配当収入を旅行積立の資金に回したものです。
差し引きすると、リスク資産は239万円の増となります。4月末時点のリスク資産評価額3698万円に対して+6.47%となりました。
生活還元を含む損益の推移
我が家では「株式の売買で得た確定損益」と「保有したままの含み損益」は分けずに、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)はすべて「含み損益」と見做しています。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。この「確定利益」は出金した途端にリスク資産評価額から引かれてしまうのですが、累積の利益には数えたいので数えます。この額を含めた損益の推移は以下のとおりです。
2020年5月末時点では、含み損益-9万円+確定利益+195万円=合計損益+186万円となりました。3ヵ月ぶりのプラス転換となります。
原資3946万円に対する合計損益+186万円の損益率は+4.71%です。
2020年5月の市況概況
4月は米国株のターンでしたが、5月は日本株のターンでしたね。
空前の金融緩和を背景とする米国株の堅調ぶりを後ろ盾にして、5月後半からは緊急事態宣言の解除期待と解除とによってブーストがかかりました。
マザーズ指数が鬼の形相の躍進です。4月+27.63%、5月+24.13%、3月末時点の2ヵ月間で+58.43%と云う上昇率です。
2月から一貫して日本株を売ってきた外国勢は5月の後半から買い越しに転じ、個人勢は買い越しから利益確定の売り越しに転換しました。上昇銘柄に入替が見られたのはこういう事情によりますね。
所謂Sell in May を地でやったのは5月後半に限って言えば個人勢と云うことになりますね。
外国人投資家が少なくなる夏をこれから迎えますが、経済の活発化と米中対立など
ボラティリティ高まるイベントはこれからいろいろありそうですね。
2020年5月 保有リスク資産の概況
リスク資産評価額の月間推移
リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。
グラフ中に置いた1~5付近の動きについてイベントを整理しました。
グラフ中のイベント
- 米国パウエルFRB議長講演で景気下振れリスク強調とマイナス金利一蹴
- 米国モデルナ社開発のワクチンが治験で良好な結果を得たと報道
- 各国のロックダウン解除前向き姿勢、米国パウエルFRB議長がさらなる金融緩和を示唆
- 中国で全国人民代表大会開催、香港で国家安全法の制定を目指す
- 日本政府、全都道府県での緊急事態宣言解除を正式発表
4月後半の流れを引き継ぎ、5月の前半は慎重な推移でしたが、
世界の経済活動が再開に向けて動き出し、
後半にきてガツンとエンジンが回り出した印象です。
いっぽうで米中対立と米国内での暴動は6月の懸念材料ですね。
リスク資産評価額の年初来推移
2020年も5ヵ月間が過ぎ、年初来パフォーマンスを見つめれば何かしらん物語りたくなるくらいの思い出も積まれてきたので、年初来の推移も貼っておきます。
2月下旬から3月下旬にかけての滝の如き落下は、落差1200万円を超えています。
これを耐えてきたんだと思うと「俺のリスク耐性めっちゃ強くね?」と、まるでビギナーズラックで利益を当てた投資家が己を選ばれしトレーダーと過信してしまうかのように、己のリスク耐性について過信してしまいそうな謎な展開が生まれつつあります。いま思えば、連日のサーキットブレイカーに沸いたあの日々も良い思い出ですね。
でも忘れちゃいけないけど、耐えたと言うより何もできなかったと言うのが正しい。2月下旬の下落の時点で追加の資金はほぼほぼ投入し終えてしまっていたからなあ。
保有銘柄の騰落
4月末時点・5月末時点でともに保有していた銘柄は、米国株・日本株合わせて52銘柄でした。その騰落を確認します。
銘柄数 | 値上がり銘柄数 | 値下がり銘柄数 | 変わらず |
---|---|---|---|
52 |
46
|
6
|
0 |
52銘柄中値上がったのは46銘柄、値下がりが6銘柄でした。ほぼ全面的に上昇基調だったと云うことです。
保有銘柄の騰落率、上げのトップ5
2020年5月の月間騰落率、値上がり率トップ5です。見てくださいこの騰落率!
順位 | 銘柄 | 騰落率 |
---|---|---|
1 | [3994]マネーフォワード | +39.56% |
2 | [2764]ひらまつ | +39.04% |
3 | [2311]エプコ | +30.18% |
4 | [6464]ツバキ・ナカシマ | +24.51% |
5 | [3472]大江戸温泉リート投資法人 | +20.88% |
マザーズ市場の強さに乗って今月も [3994]マネーフォワード の上昇が凄まじかったです。IPOで手に入れた時点から4倍を超えました。
4月は下げのトップ5に居た [2764]ひらまつ が今回は上げのトップ5にランクイン。外食&ホテル&結婚披露宴のコロナ直撃銘柄なので緊急事態宣言解除で騰がるのは分かります。が、直近で社長が交代したように、経営の再建はまだまだ山あり谷ありですね。
[2311]エプコ は1Q決算の内容が好感されて上昇。
保有銘柄の騰落率、下げのトップ5
2020年5月の月間騰落率、値下がり率トップ5です。
順位 | 銘柄 | 騰落率 |
---|---|---|
1 | [9437]NTTドコモ | -6.24% |
2 | [7751]キヤノン | -2.87% |
3 | [8963]インヴィンシブル投資法人 | -2.47% |
4 | [7729]東京精密 | -1.13% |
5 | [JNJ]Johnson & Johnson | -0.86% |
[9437]NTTドコモ の下落が目立ちます。コロナショック後の切り返しがもっとも早い銘柄でしたが5月に入り軟調になりました。4月末の決算発表で今期の業績予想を非開示にした一方でコロナ禍の業績への影響をあまり楽観できない内容で報告したことが影響しています。
2020年5月の確定損益
確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部でしかありません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。
項目 | 2020/5単月 | 2020年累積 |
---|---|---|
FXの利益 | – | -2,271,394円 |
有価証券売却益 | ±0円 | +30,305円 |
配当・分配金収入 | +12,575円 | +281,750円 |
雑収入(貸株金利等) | +381円 | +1,645円 |
合計 | +12,956円 | -1,957,712円 |
FXはすでに退学したので5月の損益はありません。有価証券の売却もしていないのでゼロです。
ほかに配当・分配金収入が税引き後で12,575円、貸株金利・WealthNaviでの源泉税還付等の雑収入が合計で381円ありました。
5月単月で+12,956円の確定利益 となり、2020年の累計で-1,957,712円と云う状態となりました。
含み損は減ってるけど、確定利益ぜんぜん増えてないじゃあああん…
今後の資産運用方針
今後(2020年6月)の資産運用として以下3点を方針として掲げます。
- 毎月23万円の積み立てを継続します。
- 夏の賞与をつかった投資対象を検討します。
- [MSFT]Microsoft をもう少し買い集めたい…けどチャンスあるかな…?
まずはお仕事頑張らねばいけません。
そしてその後は、夏の賞与をつかった投資の検討ですね♪
株って買ったあとより買う前のほうが楽しいですよねw
以上、2020年5月の投資活動のまとめでした。
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