2020年6月 月次運用レポート、TAKE OFF LIKE A ROCKET SHIP!! だったはずが、気付いたら公園のパンダに跨りゆっさゆっさしてた件。

2020年6月 月次運用レポート、TAKE OFF LIKE A ROCKET SHIP!! だったはずが、気付いたら公園のパンダに跨りゆっさゆっさしてた件。

2020年の6月が終わり、2020年も早や半分が過ぎました。

新型コロナウイルスの世界的蔓延は僕たちの日常にも強く影響しました。変化に富んだ半年だったためか、あッと言う間に過ぎ去ってしまった感があります。

新コロ禍のさ中、米国ミネソタ州での事件を契機に人種差別に抗議するデモが拡がり、Antifa (と恐らくはCCP)などの暗躍も手伝って、暴力と無秩序、悪意ある分断と歴史否定が世界的に拡散しました。当初の事件もそうですが、その事件を蔑ろにして寧ろ悪用するかのような無法な振る舞い、理性を欠いた世界、世界は様々な意味で悲しい色彩を帯びました。そうして、そうする間に香港は陥落。

この混沌とした醜い落書きだらけの世界から、僕たちは新しい秩序を産み出すことが出来るのでしょうか?

僕は悲しみに暮れながら、我が家のおかねを数えます。

それでは(キリッ)、2020年6月のリスク資産の運用状況を確認します。

 
 

2020年6月末時点 我が家のリスク資産

リスク資産評価額の推移

2020年6月末時点のリスク資産評価額は3949万円でした。前月末時点では3937万円だったので、前月末対比で12万円の増であります。

12万円の増ではありますが、6月には21.8万円の原資を追加しています。つまり足したほどには増えていません。

累積でも原資3967万円に対して評価額3949万円。
評価損が18万円と前月対比で少し膨らみました。
もっとも、生活還元済みの利益も合わせればプラスなんですよ!
プラスなんですよと言い張りますよ!!

リスク資産評価額の変動要素

リスク資産評価額の変動要素を簡単にまとめました。

6月は新たに約22万円の資金を注入しました。

評価損益は前月末評価額に対し-0.23%、9万円減とほぼ横這いでした。

利益の生活還元は月末の出金が間に合わず月初の数千円のみです。

差し引きすると、リスク資産は約12万円の増でした。

月の前半では4000万台に復帰するタイミングもあったのに、
終わってみれば原資22万足して12万円しか増えないと云う悲しみ。

生活還元を含む損益の推移

我が家では「株式の売買で得た確定損益」と「保有したままの含み損益」を分けずに、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做しています。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。

この考えに基づくと「確定利益」はリスク資産の口座から出金した途端に評価額から引かれてしまうのですが、累積の利益には数えたいので数えます。「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。

2020年6月末時点では、含み損益-18万円+確定利益+195万円=合計損益+177万円となりました。前月復帰した黒字を維持しています。

原資3967万円に対する合計損益+177万円の損益率は+4.47%です。

 

3月の急落のあと、4月5月と順当に回復して、
さあ6月は一気に利益回復…!! となることを望んでいましたが
そんなに簡単にはいきませんでした。しょぼん。

2020年6月の市況概況

我が家のリスク資産が増えていないので誤解していましたが、6月は何だかんだで各指数は堅調な一ヵ月だったのですね。

4月,5月の急ピッチの戻しと比較するとだいぶ穏やかな動きになってきました。

米国市場ではNASDAQが強かったです。ハイテク銘柄が市場全体を牽引しました。

日本市場ではマザーズ指数こそ元気でしたが、TOPIXはマイナス圏に落ちていて、ぱッとしない相場だったことが分かります。

 

指数はこれだけ堅調なのに、我が家のポートフォリオはマイナス…
米国株はハイテク銘柄中心にはなっていないこと、
国内株もぱッとしない値動きの銘柄が多かったように思います。

2020年6月 保有リスク資産の概況

リスク資産評価額の月間推移

リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。

グラフ中に置いた1~5付近の動きについてイベントを整理しました。

  グラフ中のイベント 

  1. 経済回復期待と米国雇用統計サプライズ。
    トランプ大統領は「taking off like a rocket ship!!」とご満悦。
  2. 米国パウエルFRB議長発言、経済先行き懸念強まる。米国感染者数も拡大。
  3. 米国FRB社債買入実行、トランプ大統領による1兆ドルのインフラ投資宣言。
  4. 感染第2波による世界的な感染者増。

こうして見ると6月上旬の昂揚感がよみがえるようです。
僕もトランプ大統領と一緒に「rocket ship!!」と叫びながら、
宇宙に飛び出したはずだったんだ。
でも気づいたら公園でパンダに跨ってた。ゆっさゆっさしてた。

リスク資産評価額の年初来推移

年初来の評価額の推移は次のグラフのようになっています。

2月下旬から3月下旬にかけての落差1200万円超の落下は、今では楽しかった思い出となりました。

2番底2番底と仰る方はこれ以上深い滝壺を期待しているのでしょうか。
髪ひっつかんでガシガシしてやりましょうか?

そんな2番底は来ません。断じて来ません。来たら泣きます。来ないで。

保有銘柄の騰落

6月1ヵ月間での保有銘柄の騰落の状況は次のヒートマップのとおりです。


為替の要素を除外して株価の騰落だけで見ると、個別株およびETF全52銘柄のうち値上がり20銘柄・値下がり32銘柄。保有株に関して言えば、なるほど感覚のとおり、ぱッとしない相場だったのでした。

保有銘柄の騰落率、上げのトップ3

2020年6月の月間騰落率、値上がり率トップ3です。

順位 銘柄 騰落率
1 +12.7%
2 [MSFT]マイクロソフト +11.6%
3 [6326]クボタ +10.9%

はコロナ禍においてもすこぶる好調な月次実績を残しています。緊急事態宣言下のファストフード各社の多くは好調な業績を残していますが、その中でも は頭ひとつ飛びぬけています。客単価に加えて、緊急事態宣言下においても客数も前年同月を上回りました。

緊急事態宣言後の飲食チェーン、勝者が実施している秘策は?

[6326]クボタは大手証券会社が投資判断を引き上げたことを契機に反発しました。米国で大規模な住宅所有者が庭の整備等の趣味的な用途で小型トラクターの購入を増やしており、コロナ禍の影響も小さいとのこと。

<東証>クボタが反発 米国堅調 SMBC日興「ディフェンシブ性再評価」

規模がぜんぜん違いますけど、このブログでもコロナ以降
庭の芝刈り機がまあまあのペースで売れています。

庭の手入れの強い味方!手動芝刈り機 キンボシ ナイスバーディーモアDXを購入・使ってみた。

保有銘柄の騰落率、下げのトップ3

2020年6月の月間騰落率、値下がり率トップ3です。

順位 銘柄 騰落率
1 []マネーフォワード -15.0%
2 -14.3%
3 -11.6%

[]マネーフォワード は前月5月に+39.56%の激騰を果たしています。その反動でおおきく下落しました。

[6197]ソラスト 、ずいぶん売り込まれました。この銘柄、以前から空売りされやすいですね。月次情報を見る限り心配するほどの業績低下ではありません。

2020年6月の確定損益

確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部でしかありません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。

項目 2020/6単月 2020年累積
FXの利益 -2,271,394円
有価証券売却益 ±0円 +30,305円
配当・分配金所得 +178,935円 +460,667円
雑所得(貸株金利等) +132円 +1,777円
合計 +179,067円 -1,778,645円

FXはすでに退学したので6月の損益はありません。有価証券の売却もしていないのでゼロです。

6月は配当所得がたくさんありました。新垣さんが僕のために働いてくれたおかげです。

2020年6月の配当収入は22.8万円!不労収入(新垣さんが夜のバイトで僕のために稼いでくれたおかね)です!!

ほかに貸株金利の雑収入が132円。

6月単月で+179,067円の確定利益 となり、2020年の累計で-1,778,645円と云う状態となりました。

冬のあいだに被ったFXの確定損失が重くて、確定損益だけでプラスにするのは今年中は難しいかも知れませんね…。

今後の資産運用方針

今後(2020年7月)の資産運用として以下3点を方針として掲げます。

  • 毎月23万円の積み立てを継続します。
  • 2020年下半期の家計予算を立てたら夏の賞与の一部をリスク資産口座に入れる。
  • [MSFT]Microsoft をもう少し買い集めたい…。

 

夏の賞与は満額出たものの、冬の賞与が出るかは怪しいので、
きちんと家計予算を整理した上でどれだけ投資に充てられるかを
確認してから株に換えます。夏のあいだはモミモミするかな?と思うので
焦らずゆっくり動きますよ。

以上、2020年6月の投資活動のまとめでした。

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