3月の株式相場は、NYダウの失速にも抗うように日経平均・TOPIXとも踏ん張っていましたが、ドル円相場の失速と米国政治のこう着を受けて、耐えきれなくなって後半で大きく下落。ここまで順調に伸びてきたJASDAQも、3月に入り停滞気味。
3月末の配当権利落ちをこらえたにも拘らず、その後30,31日と連続で落ちて、特に31日の後場は見事なほどの先折れっぷりで、なんだかいやあな形の年度の締め括りに見えたのですが、毎年度こういうものなのでしょうか?昨年から始めたばかりの初心者なので分かりません。
保有株も3月末でしょぼおんとしたものが多いのですが、まあ長期保有のつもりでおりますから、あまり気に病まずに、2017年3月のお勉強(資産運用)の状況の報告に進みます。
2017年3月末現在の資産運用状況
ここで言う「資産」は所謂リスク資産です。もう少し細かく言うと、無リスク資産(預貯金)からリスク資産へ出動させたものの、まだ待機中のまま株式や投信には姿を変えていないものも数字に含んでいます。
3月は新たに9万円、投資元金を増やしました。3月の頭に立てた予定どおりに、投資信託の積み立てと、[PFF]ISHARES US PREFERRED STOCK を買い増ししています。
3月単月の損益は、84,941円、前月末の評価額に対して2.73%のプラスです。
投資元金3,206,552円に対して、3月末の評価額は3,600,710円。+394,158円、12.29%の利益です。
定例の買い付けのほかに、3月は以下の売買もしています。
- FXで得た利益、151,420円を元手に、[2311]エプコ を100株購入。
- 単元未満株[9747]アサツーDK19株、[5015]BPカストロール10株、[7480]スズデン10株を売却して、[3473]さくら総合リート投資法人を1口購入。
ワン株3銘柄を売って、[3473]さくら総合リート投資法人を買った春
昨年の暮れごろ、手元に残った些少なおかねを元手に、マネックス証券のサービスで云うところの「ワン株」、いわゆる単元未満株を3銘柄ほど購入しました。余ったおかねでワン株注文したわん 株を売ったおかねと、株を買ったおかねに差額があり、手元にわずかなおかねが残ったので、さてどうしようかと思い悩みました。証券口座にそのまま残していても勿体無い。でもこの元手で購入できる銘柄には、そそられるものが無かったので…
- 上記の売買で余ったお金で、[PFF]ISHARES US PREFERRED STOCK を 3株w 購入。
累計損益の内訳
累計損益394,158円の内訳は以下のとおりです。
国内株・投資信託(円資産)分
- 株式売却益 19,504円
- 株式配当金 3,400円
- FX運用益 212,852円
- 貸株金利等雑収入 13,516円
- 株式売買手数料 1,861円
小計 247,411円
- 株式含み益 139,550円
- 投資信託含み益 10,308円
小計 149,858円
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合計 397,269円
米国株(ドル資産)分
米国株の損益は、円建ての投入資金と、3月末時点での評価額の差で求めることとします。
- ドル転円資金 -72,976円
- 米国株保有残高 69,265円(620.04US$)
- US$保有残高 600円(5.37US$)
差引損益 -3,111円
合計 394,158円
ドル資産の損失3,111の内1,216円は、マネックス証券のNISAキャンペーンで円資産として戻されているのと、もう10US$ぶん(3月末のレートで見ると、おそらく1,117円ほど)が戻ってくる予定です。けれども、それでもまだマイナスですね。購入したPFF自体は含み益が出ている状態なので、ドル転時に対する3月末レートの差異によって、為替差損が発生しているということだと思います。
資産の内訳と評価
資産の種類で分けると以下のグラフのとおりの推移になります。
上のグラフだと、[3473]さくら総合リート投資法人のぶんが、「株式」の中に含まれています。ほんとうは「J-REIT」とか別枠にしたほうが良いのでしょうが、面倒なのでこのまま。個別銘柄に関して、僕の中で株式もJ-REITもたいした違いがありません。
FXの証拠金はあまり増やすと慢心するので、100万を超えた額は出金して、別の投資にまわすことにしました。3月末時点で1,044,870円ありますが、すでに44,870円を出金依頼済みです。
個別株、元気な子たちとショボンな子たち
個別日本株(&J-REIT)の損益状況。
配当権利落ちでかなりガツンと下がりました。
[6197]ソラスト、[5015]BPカストロール、[2311]エプコが強いです。[2311]エプコは購入数日後に一時ストップ高、我が身に潜む神通力を感じましたw
元気っ子たちの昨年末来チャート
[6197]ソラストは、3月末の権利落ちを入れてこの強さ。
[2311]エプコは、TEPCOとの業務提携を発表してグンと伸びたものの売り手も多いようで、全体に取引の板が薄いこともあって、1日の中でもかなりの値幅が動きます。
ショボンな子たちの昨年末来チャート
[7201]日産自動車は、配当権利落ちで配当利回りの倍くらい落ちました。
[9747]アサツーDKがここのところの下落が激しいです。海外投資家の影響を受けやすいみたいですね。
投資信託の積み立て アセットアロケーションの理想と現実
[PFF]ISHARES US PREFERRED STOCK の積み立て始めたらこうなるよね
外側のドーナツが前に決めた僕なりの理想のアセットアロケーション。内側が3月末時点の現実。
先進国株式万歳!な様相。投資信託の積み立て以外に、PFFの積み立ても始めてしまったので、自然こうなります。
純粋な投資信託の積み立てだけだともう少し近い
こういう考え方は正しくないのかも知れないけれど、僕が個別株に期待していることと、[PFF]ISHARES US PREFERRED STOCK の積み立てに期待していることと、各種投資信託の積み立てに期待していることとは、それぞれ別だと思っており。世界経済に分散投資して積み重ね・そしてたまにリバランスしようと思っている範囲にPFFは含まれていないので、PFFを除いて純粋な投資信託の積み立ての範囲で理想と現実を見てみます。
まあ、そりゃあ、少しはマシになりますね。
半年間くらいつづけた後で、リバランスしようかなと思います。
3月度の運用の点検
3月中にやるべきことと掲げた事項は以下2点でした。
- 個人型確定拠出年金(iDeCo)のSBI証券への移換が完了次第、積立商品の選定をする。
- 当初予定の5万円+日本債権枠1万円+家計圧縮分の3万円、嫁枠1万円、計10万円を投資にあてる。
iDeCoの移換、まだ終わらないんですよね…。まあ、もともと1,2ヵ月かかるとされていたので、致し方ありません。待ちます。2つ目の10万の投資は予定どおり遂行。
4月度の運用プラン
4月中にやるべきことは以下のとおり。
- 個人型確定拠出年金(iDeCo)のSBI証券への移換が完了次第、積立商品の選定をする。
- 投資信託積み立て枠7万、PFF積み立て枠3万に加え、FXから出金する剰余金44,870円を投資に当てる。PFFを100株まで欲しいと思うので、PFFの買い増しに当てます。
それでは、また4月もおかねが増えますように♪
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