2020年4月25日(土)時点のリスク資産評価額、原油先物マイナス!という歴史的事象あるも、我が家のリスク資産は微減で「凪ぎ」模様(?)

2020年4月25日(土)時点のリスク資産評価額、原油先物マイナス!という歴史的事象あるも、我が家のリスク資産は微減で「凪ぎ」模様(?)

原油相場の暴落がトピックスとなる一週間でした。

新型コロナウイルスの蔓延と経済停滞による世界的な石油需要の落ち込みに加えて、原油産出国の意思統一が図れず、原油先物が史上初のマイナス値を付けると云う事態となりました。

原油が…マイナス…?(・ω・)?

原油を札束添えて貰える…の…?(・ω・)?

ちょっと意味がわかんないんですけど、こういうことのようです。

原油の先物は精算日に「現引き・現渡し」で決済するので、買いで入ったまま売らずに居ると、そのまま現物、つまり原油そのものの現渡しが発生します。今回の原油先物取引には、原油の生産者などに加えて原油相場に乗った投機筋(ヘッジファンド)が参加していました。そのまま精算日を迎えたら、買い手は原油を受け取らなければなりません。けれど需要と供給のバランスが崩れた原油の貯蔵庫はすでに満杯に近く、その貯蔵・保管に高コストがかかる見通しです。買い手は原油在庫を抱えるリスクを嫌って、損切りせざるを得なくなりました。…と云うのが、今回の値動きだったのでした。

投資を始めたおかげで、またひとつお利口になりました。よかったです。

さて、わたくし千鳥足のような投資初心者は、世界の政治・経済の動きが市場にどういう影響を及ぼすのか、それを把握することが重要だと考えています。毎週末のリスク資産評価額の推移を記録しているのはそのためです。今週も淡々と記録を残しておきます。

 
 

2020年4月25日(土)時点のリスク資産評価額

2020年4月25日(土)時点のリスク資産の評価額は3603万円でした。微減ですが、ほぼ横這いです。

前週末比でリスク資産の 評価損益は-27.5万円(-0.76%) です。

今週はつみたてNISAに3.2万円の新たな資金注入がありました。出金(利益の生活還元)はありませんでした。

このためリスク資産の評価額は-24.3万円(-0.67%)であります。

原油先物のマイナス価格は20日(月)のこと、その後ズルズルと評価額が落ちていましたが、日銀が27日の政策決定会合で無制限の国債購入とコマーシャルペーパー(CP)・社債の購入倍増を議論するとの報道が伝わったことを受けて、国内市場が値を戻す動きとなりました。

結果的には穏やかな下り坂。昨今激しいボラティリティに慣らされた脳には刺激の少ない一週間でした。

 

3月の嵐の記憶が生々しいので、この程度の評価額の動きは「凪ぎ」
と言えてしまう僕自身の感性にドキリとしますねw
もし現金27.5万円を落したならば、一晩中泣いて財布を探すでありましょうに…。

2020年4月25日(土)時点の市場概況

市場 指標 前週末比 我が家のリスク資産
日本市場 日経平均 -3.19%
-0.76%
TOPIX -1.47%
JASDAQ -1.02%
マザーズ指数 +0.51%
東証リート指数 -1.59%
米国市場 NYダウ -1.93%
S&P500 -1.32%
NASDAQ -0.18%
ほか(ウォッチ対象) 上海総合 -1.06%

今週はほとんどの指標が下がりました。昨今のボラティリティに慣らされた感性にはわずかな下落に見えますけれども、2%近いマイナスや3%超のマイナスは充分おおきな変動です。

マザーズ指数のみがわずかですが上昇しました。

 

そんな中、我が家の資産の増減率は-0.76%。
日経平均が-3.19%、NYダウが-1.93%でしたから、
十分立派な数値といえましょう。(減ってるけど…!w)

2020年4月25日(土)時点の保有資産概況

ヒートマップで表す保有資産の概況

保有資産の前週末比のヒートマップです。ヒートマップは自作のEXCELのマクロで作成しています。

今週は全般に赤(評価額減)基調、うすーく緑(評価額増)がまぶされています。

米国株は全体に弱かったですね。国内株は騰落半々。国内REITは東証リート指数が弱かった割には、ホテル系リートは堅調な戻り基調です。

値上がり銘柄ピックアップ

保有銘柄の個々の騰落は、以下のツールを使って管理しています。保有銘柄数がだいぶ増えてきたので、毎週末の株価を取得&記録するのに便利です。よろしければ使ってくださいね。

【EXCELで株価取得】国内株・米国株の株価を銘柄・日付指定で取得するツール

保有51銘柄中、値上がりしたのは17銘柄でした。値上がりトップ5銘柄は以下のとおりです。

順位 銘柄 増減率
1 [8963]インヴィンシブル投資法人 +7.59%
2 [2311]エプコ +6.19%
3 [4188]三菱ケミカルホールディングス +2.37%
4 [4182]三菱瓦斯化学 +2.16%
5 [2914]JT +2.12%

[8963]インヴィンシブル投資法人 は、ホテル系リートの一斉急落後に徐々に値を戻してきました。終値では3月23日の20,410円が年初来安値、そこから+52.8%も戻しています。

けれど、同投資法人は、24日(金)の引け後の分配金予想の修正を発表しました。PTS市場では-14.58%と再び大幅に下げておりますね。分配金予想の修正も、2020年6月期、12月期ともに「未定」と云う修正なので、いやはやこれは月曜以降なかなかの局面がきそうですね。

[2914]JT が値上がり銘柄のトップ5に入っていることが目を引きます。なんで騰がってるんだろう?(・ω・) 前述のホテル系リートなどに較べると、[2914]JT の収益性は格別に見えるのかも知れません。ただ、愛煙家である僕もコロナ以降のテレワークで確実に喫煙本数減っています。家だと中々吸えないし、飲み会も無いので大消費日がありません。全世界的な外出自粛は、[2914]JT の業績-と言ってもたばこの売れ行き-にはまあまあマイナスのインパクトがあるんじゃないかなあと想像しています。知らんけど。

値下がり銘柄ピックアップ

保有51銘柄中、値下がりした銘柄は33銘柄でした。値下がりトップ5銘柄は以下のとおりです。

順位 銘柄 増減率
1 [7751]キヤノン -6.28%
2 [2764]ひらまつ -5.41%
3 [7713]シグマ光機 -5.31%
4 [7701]島津製作所 -4.95%
5 -4.91%

[7751]キヤノン、1~3月期の決算が大減速で通期業績予想も「未定」となりました。テレワークが進むとオフィス複合機の需要は大幅に減る、言われて見ればその通りなんですけれども、記事を見たときには「ああそうね、そうねそうね」と今更のようにその繋がりを認識した次第。

キヤノンの1~3月期、純利益30%減 新型コロナで、通期は未定に

[2764]ひらまつ は保有銘柄中のゴミオブゴミ銘柄です。早くどこかに買収されてくれないかなァ…。

[7713]シグマ光機 、特に材料は無いようですが下げていますね。この子は愛しているので、この先2番底が来るようなら買い増ししたいです。どの辺が愛すべき子なのかと云うと、IRニュースに出てくる記事のタイトルからしてきゅんきゅんするんすよね。

2020.4.10 JST未来社会創造事業(大規模プロジェクト型)「クラウド光格子時計による時空間情報基盤の構築」への令和2年度の参画が承認されました。

は、もはや値動きを愉しむためだけに1単元残しています。いぬまん氏(@inuman_kabu)の煽りが毎回心地良く胸に刺さります。

札束ではなく草を持ち帰るのが日産ホルダーwwwww うるせえwwwww

今週の売買

[]S&P500連動ETF を買い増し

毎月積み立てている [1655]S&P500連動ETF 。

今月の残分として40口を購入しました。今月はこれで60口の追加です。

同ETFの保有口数は都合639口となりました。

[DON]米国中型株配当ETF を買い増し

ドル建ての配当金が入ったので、[DON]米国中型株配当ETF を1口だけ買い増ししました。今月はこれで3口の追加です。

同ETFの保有口数は都合57口となりました。

これからの投資作業

「方針」とか云うほど高尚なものではないので「作業」と言い切ります。

  • 債券上昇・株価下落の場面が再現されるならば、BNDからSPYDへの入れ替えを進めます。
  • 当面は淡々と積み立てを継続します。

 

コロナ以前の世界にはもう戻れない。そんな言葉を誰ぞが吐いたとか。
中国の台頭と中国共産党に対する嫌悪。
特に後者はいわゆる西側諸国のみならず、いまやアフリカ諸国などにも
拡がりつつあり、今後の動向から目を離せません。
いま僕達は間違いなく世界が変わるその瞬間に生きています。
そして北の将軍様…亡くなった…の?…え?

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