今週は冬の賞与前のイベント「考課会議」で気疲れする一週間でした。成果が数字で計測しやすい層は良いのですが、そうでない層の方々は本人認識との相違や、上長評価の甘さ・辛さが絡み合うと、慎重な遣り取りが必要になって心が疲れます。僕もやさしいおじさんになったものです。
週末の今日は早起きして足柄の最乗寺まで紅葉狩りドライブに出掛けました。が、紅葉がすでに終わっているのは前週の寸又峡と同様。2週連続の紅葉狩り不発で、今年はもうこれで紅葉狩りも仕舞いですかね。
最乗寺にはあちこちに天狗様の像が散らばっていました。
さて、わたくし千鳥足のような投資初心者は、世界の政治・経済の動きが市場にどういう影響を及ぼすのか把握することが重要だと考えています。毎週末のリスク資産評価額の推移を淡々と記録することで、世界の政治・経済の動きと市場との関連を把握していきたいと思っています。
そんなわけで今週も淡々と記録しておきます。
2020年11月28日(土)時点のリスク資産評価額
2020年11月28日(土)時点のリスク資産の評価額は4423万円でした。評価損益は前週末比で+104.8万円と増。新たな資金注入も生活還元としての出金も無く、資産評価額の前週末比はそのまま+104.8万円となりました。
前週は車購入用に資金を出金したことにより前々週比で276.8万円もリスク資産が減ったのですが、今週はそこから元本足さずに104.8万円回復しました。口座にあるおかねがムクムクと勝手に膨らみ細胞分裂を起こし、勝手に増殖しているようです。嗚呼、資産運用をしていて良かった、株をもっていて良かった、そう思える週末であります。
アストラゼネカの治験報告、トランプ大統領が政権移行に協力する発言をした、バイデン大統領候補が財務長官にイエレン前FRB議長の就任を調整…等のニュースが三連休明けの国内市場を沸かせましたね。日経平均は週の頭で軽々と26,000円台を回復すると、のらりくらりと結局まるまる一週間・4連騰しました。国内の新コロ感染者数は増加の一途を辿っており懸念材料ではありますが、買いの勢いを消失させるほどの力はありませんでした。
今週はとうとうNYダウは30,000ドルに到達、NASDAQも新高値を更新しました。
2020年11月28日(土)時点の市場概況
この一週間の各指標値の動きは以下のとおりです。
総じて堅調、リスクオンの姿勢が鮮明です。
米国市場は中小型株で構成される Russell2000 が最も強く、次いで強いのはなんだかんだ NASDAQ でした。
国内市場は日経平均が相変わらず強いです。一週間で1,117.34円の上昇ですよ。
僕らの日経平均が、日経平均2.0化してる。
いまのとこ11月は+15.9%。 pic.twitter.com/meu8i8zVrL
— 千鳥足@永遠の投資初心者 (@chidoriashi_sh) November 28, 2020
国内市場では、マザーズとJREITが弱い状況が続いていますね。
米国10年債利回りは上昇(価格は下降)、GOLD も下落、騰がっていた仮想通貨系が週末に急落していて、いよいよ株式に資金が集まるタイミングかな?などと見ています。
そんな中、我が家のポートフォリオは前週末比+2.43%とまあまあ健闘したと言って良いでしょう。
2020年11月28日(土)時点の保有資産概況
現在の保有資産の状況とこの一週間の増減率をヒートマップで表しました。増減率は円建てで算出しています。
ヒートマップの分類は我が家のリスク資産の分類に合わせています。
- インカムの獲得を目的とする「毎月配当」エリア
- 淡々と積み立ててゆく「つみたて」エリア
- 自由に投資・投機する「アクティブ」エリア
我が家の資産の分類には、もうひとつ「目的別貯蓄」のエリアもあるのですが、このエリアは無リスク資産で構成しているので、上のヒートマップでは表していません。
「毎月配当」「アクティブ」「つみたて」3エリアとも幸せの緑色(評価額増)に包まれています。
値上がり銘柄ピックアップ
[TSLA]テスラ が前週末比で+19.7% とバグった騰がり方をしています。
[4182]三菱ガス化学 が前週末比で+15.3%と週末終値ベースで2連騰と強かったです。年初来高値を更新中であります。前週も値上がり銘柄の2位でしたから、強いグイグイ値を上げている状態ですね。その前はそこそこの好決算を発表してから2週間は売りが優勢、底に至ったあたりから機関の目標株価上方修正・レーティングアップなどの声が続き上昇…なんなんでしょうね。
[2413]エムスリー が前週末比で+11.1%。週末終値ベースで5週連続の続騰です。
値下がり銘柄ピックアップ
[9873]日本KFC が前週末比-4.5%。前週騰がったぶんをほぼ戻してしまいました。最近騰落の動きが激しいですね。
[5194]相模ゴム が前週末比-1.6%。[6326]クボタ が前週末比-1.5%。いずれもここ最近グイグイ値を上げていましたから、小休止といったところでしょう。
今週の売買記録
今週は売買がありませんでした。
車の購入代金も作り終えたし、「アクティブ」エリアの銘柄組み替えもひと段落というところですね。
これからの資産運用展望
前週「これからやること」として挙げた3点を消化できていません。
- 冬の賞与の使い道をきめる ❌
- 円建ての配当金の再投資先をきめる ❌
- ドル建ての配当金の再投資先をきめる ❌
とはいえ、円建ての配当金の再投資先は明確には決めていませんが、まあ手数料の安い投資信託に決めるだけです。ドル建ての配当金の再投資先は…、なかなか難しい検討になりそうです。最低100円から1円単位で購入できる日本の投資信託環境の素晴らしさを改めて認識します。
もうひとつ、「毎月配当」エリアで株価の値上がりによって配当利回りが低下した銘柄があります。
- [8001]伊藤忠商事 配当利回り3.11%(含み益+37.06%)
- [4182]三菱ガス化学 配当利回り3.13%(含み益+77.02%)
「毎月配当」エリア全体の利回りの状況を確認した上で、もし全体の利回りが極端に落ちているようであれば、上記2銘柄の一部を売却し別の高配当株の購入に充てる等対処を検討します。
以上、今週の記録でした!
コメントを書く