2020年5月16日(土)時点のリスク資産評価額、騰がって下がってきれいな放物線で戻ってきたよw 新コロは家族が密で過ごす機会

2020年5月16日(土)時点のリスク資産評価額、騰がって下がってきれいな放物線で戻ってきたよw 新コロは家族が密で過ごす機会

日本国内では新型コロナウイルスの収束が少しずつ見えてきて、39県で緊急事態宣言が解除され、残る都府県の解除期待も高まりつつあります。

ただ世界全体で見ればまだまだ収束には程遠い状況ですし、日本国内もそのままきれいに収束していくかと云うとそうではないでしょう。政府が「新しい生活様式」と言うまでもなく、緊急事態宣言が解除されて以降もおそらくコロナ前の日常は当面は戻らず、恐る恐るゆるやかな忘却を経ながら段階的に元に復していくのだろうなと思います。

わたくし千鳥足個人としては、テレワークの文化は是非是非根付かせたいものの一つです。

TVの街頭インタビューで中学生くらいの娘を連れた母親が「家族がこれだけ密でいられるときと云うのも、もうこの先あまり無いと思うので大事に過ごしたい」と云うようなことを言っていて、嗚呼そのとおりだよなあと思いました。

郊外に住まうことのメリットを最大限に活かしたいですしね。勤め先にテレワーク文化がしっかり残るよう働きかけたいと思っています。

さて、わたくし千鳥足のような投資初心者は、世界の政治・経済の動きが市場にどういう影響を及ぼすのか、それを把握することが重要だと考えています。毎週末のリスク資産評価額の推移を記録しているのはそのためです。今週も淡々と記録を残しておきます。

 
 

2020年5月16日(土)時点のリスク資産評価額

2020年5月16日(土)時点のリスク資産の評価額は3679万円でした。ふんわり持ち上がってふんわり落ちて…、きれいな放物線を描いて戻ってきましたw

4月末比でリスク資産の 評価損益は-17.3万円(-0.47%) です。

今週は新たな資金注入、出金(利益の生活還元)ともにありませんでした。

このためリスク資産の評価額はそのまま-17.3万円(-0.47%)であります。

前週末の米国市場の流れを引き継ぎ日本市場が騰がって始まった一週間ですが、その勢いは続かず、週の後半には日経平均は一時20,000円割れ、NYダウも24,000ドル割れの展開となりました。

流れの転換点は米国FRBパウエル議長の講演でした。パウエル議長はトランプ大統領が示唆していたマイナス金利の可能性を一蹴した上で、米国経済の長期停滞懸念と景気の下振れリスクについて触れました。市場には企業財務悪化と不良債権増加の懸念が強まり、銀行株を中心に売りが殺到しました。

 

来る来る言われてきた2番底に向かっていよいよ動き出すのか…?!
と思いきや、その後の値動きは日本市場も米国市場も底堅さを見せています。
いっぽうで米中の争いが激化しつつあり一触即発な様相すらあります。

2020年5月16日(土)時点の市場概況

市場 指標 前週末比 我が家のリスク資産
日本市場 日経平均 -0.70%
-0.47%
TOPIX -0.31%
JASDAQ +2.15%
マザーズ指数 +2.03%
東証リート指数 -6.19%
米国市場 NYダウ -2.65%
S&P500 -2.26%
NASDAQ -1.17%
ほか(ウォッチ対象) 上海総合 -0.93%

前週末比では米国株の下落幅がおおきいです。これは米国株が前週末騰がって終わり、日本市場はその流れを引き継いで始まったことによる差異ですね。

米国市場はこれまでNASDAQが支えてきましたが、そのNASDAQも下落しました。

日本市場の新興市場は継続して強かったですね。マザーズ指数は3月末時点から比較すると実に35.39%の上昇です。いっぽうで東証リート指数は再び強い下落。一部銘柄での強烈な減配などがJREIT全体を押し下げました。

中国市場も吉林省での感染拡大&封鎖などを受けて週末に向けて下落しました。

 

そんな中、我が家のリスク資産の増減率は-0.47%。
週の前半は口座を眺めて久々ににっこりしていていられたのですが
一週間が終わってみればヨコヨコの微減でした。( ‘ᾥ’ )

2020年5月16日(土)時点の保有資産概況

ヒートマップで表す保有資産の概況

保有資産の前週末比のヒートマップです。ヒートマップは自作のEXCELのマクロで作成しています。

今週は米国株に赤(評価額減)が多く、国内株に緑(評価額増)が多い分布となりました。国内REITは真っ赤っかです。

米国株は高配当ETFが相変わらず強く下落しています。

国内株は決算の結果によって急騰した銘柄もあれば強めに下落した銘柄もありさまざまです。

[1655]S&P500連動ETF を買い増ししています。

値上がり銘柄ピックアップ

保有銘柄の個々の騰落は、以下のツールを使って管理しています。保有銘柄数がだいぶ増えてきたので、毎週末の株価を取得&記録するのに便利です。よろしければ使ってくださいね。

【EXCELで株価取得】国内株・米国株の株価を銘柄・日付指定で取得するツール

保有52銘柄中、値上がりしたのは24銘柄でした。値上がりトップ5銘柄は以下のとおりです。

順位 銘柄 増減率
1 [2311]エプコ +16.80%
2 [7621]うかい +8.41%
3 [4182]三菱瓦斯化学 +8.28%
4 [7729]東京精密 +7.32%
5 [1717]明豊ファシリティワークス +6.91%

[2311]エプコ が5月11日(月)に1Q決算を発表、業績が好感されて高騰しました。主力の設計サービス事業は新規住宅着工件数の減少で苦戦していて手放しの楽観はできませんが、他事業が堅調に伸びており楽しみな企業でありますね。

エプコ大幅続伸、第1四半期営業益29%増で上半期計画進捗率74%

[7621]うかい が高騰。緊急事態宣言の解除が見えてきたことで外食産業全般に騰がっていますね。決算出たらガッツリ下げそうですけれど。笑 休業していたうかいの各店舗、最近になってテイクアウトを始めたようです。嗚呼、超絶買いに行きたい。

ちなみにうかい亭の「もやしパン」とは…。

[4182]三菱瓦斯化学 は減収減益の前期業績、同じく減収減益の今期予想とともに配当の意地を発表しました。結果、株式は買われましたね。今期業績の見通しは「上半期中は世界経済の低迷が続くものの、下半期から回復軌道に乗る前提で算定」しているとのこと。はてさて。

[7729]東京精密 も減収減益の前期業績を発表。今期の見通しは上半期の業績までの発表となりました。ちなみに上半期予想は増収増益。5G関連の需要が旺盛とのこと。もっとも前期上半期は米中貿易摩擦の激化で利益半減レベルの減速だったので回復の途上と云うところ。

[1717]明豊ファシリティワークス は乱高下の一週間。5月15日(金)の引け後に発表された決算は、前期業績は減収増益(減収はピュアCMの割合増に因る)、今期業績は減収減益減配の予想となりました。次週下げてきそうですね。

値下がり銘柄ピックアップ

保有52銘柄中、値下がりした銘柄は28銘柄でした。値下がった銘柄のほうが多かったのです。値下がりトップ5銘柄は以下のとおりです。

順位 銘柄 増減率
1 [8963]インヴィンシブル投資法人 -23.58%
2 [DON]WisdomTree U.S. MidCap Dividend Fund -7.21%
3 [SPXL]Direxion Daily S&P 500 Bull 3X Shares ETF -6.68%
4 [SPYD]SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF -6.22%
5 [8304]あおぞら銀行 -6.07%

[8963]インヴィンシブル投資法人、配当予想は1,812円⇒30円と98.3%減らしてきましたね!! 減配はおろか無配も織り込み済みでしょ?と思っていたのですが、どうやらそうでは無かったようでホテル系リート全般に衝撃が走った様子w 3月下旬のように2万円割れまで行きますかね~。

[8304]あおぞら銀行 は前期減益、今期予想減益・減配を出して下落でした。かるーく減配してきますね。

今週の売買

[1655]S&P500連動ETF を買い増し

毎月積み立てている [1655]S&P500連動ETF を40口買い増ししました。

同ETF の保有口数は679口になりました。

これからの投資作業

「方針」とか云うほど高尚なものではないので「作業」と言い切ります。

  • 債券上昇・株価下落の場面が再現されるならば、BNDからSPYDへの入れ替えを進めます。
  • 淡々と積み立てを継続します。1655はまだ数口の買付枠が残っているので使い切ります。

 

中国が米国のみならず豪州、ドイツなどとも対立を深める中、
中国では延期されていた全国人民代表大会が次週22日に開幕となります。
中国が世界に対し強硬な姿勢を示し、応じて米国らが強硬姿勢を示す、
しばしプロレス外交が継続するんではないかと思います。
一時的には株式市場にダメージ及びそうな悪寒がしますね。

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