2021年9月4日(土)時点のリスク資産評価額、さあ自民総裁選・国政選挙に向けて経済対策論争だ!予想より早めにきた大相場の端緒に乗って堅調に増えたよ。

2021年9月4日(土)時点のリスク資産評価額、さあ自民総裁選・国政選挙に向けて経済対策論争だ!予想より早めにきた大相場の端緒に乗って堅調に増えたよ。

こんにちは、千鳥足です。

菅首相の総裁選不出馬発表は驚きました。

誰がやっても厳しかったろう時期に火中の栗を拾いにいって、よく働き・よく健闘したと思いますが、政局的には不出馬決定によって衆議院議員選挙に向けて立ちこめていた暗雲が晴れたのは事実です。発表直後に市場が株高で反応したとおり、これは長い目で見れば良い決断だったと言われるときがくるでしょう。

コロナ禍からの回復、そしてさまざまな方面で明らかになった国としての脆さ・弱さの克服に向けて、若いリーダを選ぶ選挙がこれから始まるわけです。ワクワクが株価を押し上げるのだとしたら、株価はまだもう一段・二段、結果によっては三段伸びて良さそうに思います。

さて、このブログでは、我が家のリスク資産の動きを毎週末に記録しています。後々になって「あのときの状況」「あのときの感情」を辿ることができるよう、ログのようなものです。今週も淡々とリスク資産の動きを記録していきます。

 
 

2021年9月4日(土)時点のリスク資産評価額

2021年9月4日(土)時点のリスク資産の評価額は5654万円でした。資産評価額は前週末比+147.7万円(+2.68%)と大幅続伸という結果になりました。

リスク資産評価額は5600万円台に到達しました。

リスク資産評価額推移

1週間のリスク資産評価額の推移をグラフと図に整理しました。

今週は9月の積み立て資金の一部である18.0万円を新たに資金注入しています。また8月の配当収入の一部3.5万円を出金(生活還元)しました。

資金注入額・生活還元額を足し引きすると、評価損益の増減は+133.2万円(+2.42%)ということになります。

前週米国株の上昇を後押ししたパウエルFRB議長の講演を好感して市場は引き続き上昇基調にありました。

特に国内市場は週初から資金が流入し、日経平均株価は5日間の連騰となりました。この資金流入には当初より今秋の自民党総裁選・衆議院議員選挙に向けた大相場期待の思惑が関係していたものと思われますが、9月3日に菅首相が突如自民党総裁選への出馬断念を発表したことで加熱、日経平均株価は6月終盤ぶりに29,000円台を回復しました。

米国の経済指標はパッとしなかったものの、利上げの先延ばし期待でハイテク銘柄が騰がり市場を支えました。

年初来のリスク資産評価額推移

年初来で見ると我が家のリスク資産の推移はこんな感じです。

8月半ばの急落を乗り越えて上昇、はじめて5600万円台を超えました。

2021年9月4日(土)時点の市場概況

この1週間の各指標値の動きは以下のとおりです。

米国市場は経済回復の鈍化によって、NYダウは停滞するもNASDAQは堅調。

国内市場は自民党総裁選さらには衆議院議員選挙に向けた大相場期待で大型株に資金が流入し強い上昇となりました。

我が家のポートフォリオの増減率は+2.55%と国内株の上昇に牽引されて上昇しました。

2021年9月4日(土)時点の保有資産概況

現在の保有資産の状況とこの1週間の増減率をヒートマップで表しました。増減率は円で評価しているので為替も影響しています。

期間中に買い付けをした銘柄には「BUY」のマークを付けています。また、現物と同時に信用取引もしている銘柄には「信用+」のマークを付けた上で、現物の評価額に信用取引の評価損益を足してヒートマップに配置しています。

大半の銘柄が緑色(評価額増)ではありますが、国内の好業績銘柄に再評価の買いが著しいです。反面、米国の個別株は好悪はっきり分かれる結果となりました。

なお、ヒートマップの分類は我が家のリスク資産の分類に合わせています。資産の分類にはもうひとつ「目的別貯蓄」のエリアもありますが、無リスク資産で構成するエリアなので上のヒートマップでは表していません。なお、ヒートマップは自前の簡易ツールで作成しています。

【EXCELでヒートマップ】投資資産の増減率をヒートマップで可視化するツール

増減率上位の銘柄群

決算で好業績が確認されながらも売られていた銘柄に、証券各社のレーティング引き上げ等を通じて買いが入っています。

[4182]三菱ガス化学 が前週末比+13.4%と急騰しました。週末終値基準では2週連騰して2,000円台さらには2,200円台を回復しています。好業績ながらもシクリカルな銘柄のせいか売り圧力が凄かったですね。証券会社のレーティング引き上げが切っ掛けとされています。

三菱ガス化が4日続伸、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」・目標株価2900円に引き上げ – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス

[2801]キッコーマン の強さは継続、前週末比+10.0%で9,000円に到達。7月末の6,680円から実に+34.7%の上昇率となりました。

[2413]エムスリー は前週末比+8.27%と急上昇。信用枠で保有している建玉の損益率も改善し、我が家のポートフォリオにおける現物評価額+信用評価損益額では前週末比+83.2%の増加率となりました。

増減率下位の銘柄群

[]オートデスク が前週末比-8.5%と続落しました。決算をミスったことによる売りなのでしょうが、正直何もここまで売らんでも…という気持ちで一杯です。

[]ビザ が同-3.4%と継続して売られています。経済回復の鈍化懸念と同時に、新興のフィナンシャル銘柄の活況に資金を奪われてる感がありますね。

[XMTR] が同-3.3%で反落。まあ…、これは気にせずにおきます。

今週の売買記録

NASDAQ100 投信の買い増し

2021年6月の昇給を受けて、毎月5万円ずつ「eMAXIS NASDAQ100インデックス」を積み立てています。9月の5万円ぶんの買い増しがありました。

同投信の保有口数は12.2701口となり、評価額は15.5万円となりました。

今のお気持ちと今後の資産運用展望

横浜市長選の敗戦もあって、衆議院議員選挙に向けて自民党大敗となれば市場への影響必至と危惧しておりましたが、菅首相総裁選不出馬決定により雰囲気がガラリと変わりました。自民党総裁選に向けた経済対策の議論の活発化、そして新総裁を戴いた衆議院議員選挙の安定的な通過期待で、市場は今後の大相場を期待しています。これは予想よりもだいぶ早い大相場の始まりです。

菅首相は非常に困難な状況下、不満ばかり言う野党やメディアや国民を相手によく働きよく健闘したと思います。有り難うございました&ご苦労様でした。退陣にあたっても株価を押し上げにくるなんて、なんと素晴らしい幕の引き方だろうと感心しました。

予想よりも少し早めにきた大相場を受けて、今週のやるべきことは以下2点です。

  • 信用2銘柄(エムスリー、バンダイナムコHD)の売りの指値を微調整して対応
  • []S&P500連動ETF の手動積み立ては毎月のとおり淡々と実行

やることはあんまり変わりません…笑

以上、今週の記録でした!

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