2020年1月 月次運用レポート、イベント満載で増えたり減ったりの1ヵ月!! ウイルス相場で月間47万円の減。

2020年1月 月次運用レポート、イベント満載で増えたり減ったりの1ヵ月!! ウイルス相場で月間47万円の減。

2020年が明けて早くも1ヵ月が経過しました。

中東情勢の緊張に米中貿易協議、新型コロナウイルスの蔓延と英国のEU離脱、世界情勢を見てもイベント一杯のひと月でありましたが、我が家にとっても嫁の手術を月末に控え何かと慌ただしく神経削るひと月でありました。

2020年1月のリスク資産の運用状況を確認します。

 
 

2020年1月末時点 我が家のリスク資産

リスク資産評価額の推移

2020年1月末時点のリスク資産評価額は4248万円でした。前月末対比で47万円の減でありました。

2020年1月のリスク資産評価額変動要素

リスク資産評価額の変動要素は以下のとおりです。

新たに23万円の資金注入をしました。これに対し評価損益が前月末評価額に対し-1.27%の約55万円減、加えて利益の出金(生活還元)が15万円ありましたので、相殺した結果47万円の減であります。

月間47万円減は、昨年末時点のリスク資産評価額4295万円に対して-1.09%の損益率に相当します。

生活還元を含む損益の推移

株式の売買による確定損益と保有したままの含み損益の別を問わず、リスク資産口座の中に留めている損益は「含み損益」と捉えています。利益の出金(生活還元)こそが「確定損益」と云う考えですね。この「確定損益」は出金した瞬間リスク資産評価額から引かれてしまうので、リスク資産評価額中の損益には表れてこないのですが、この額を含めた損益の推移は以下のとおりです。

原資3746万円に対する合計損益+680万円の損益率は+18.15%です。

2020年年初来では-1.27%となっています。

2020年1月の市況概況

おおざっぱに言うととてもイベントの多い一ヵ月でしたね。

中東の緊張、米中の第一段階合意、そして新型コロナウイルスの蔓延、ちょっとついていけないわ…くらいに盛りだくさんでした。日本市場、米国市場の各種株式指標は、最後の新型コロナウイルスの一件で下落に転じましたね。

市場 指標 増減率 我が家のリスク資産
日本市場 日経平均 -1.91%
-1.27%
TOPIX -2.14%
JASDAQ -2.87%
マザーズ指数 -8.26%
東証リート指数 +3.27%
米国市場 NYダウ -0.99%
S&P500 -0.16%
NASDAQ +1.99%
ほか 上海総合 -2.41%

新型コロナウイルスの懸念が相場におおきな影響を与えて1月が終わった印象が強いですが、米国市場は「横這い」と言って良いレベルですね。ハイテク銘柄が多いNASDAQはむしろ堅調な伸びを示しました。

弱いのは日本市場ですね。特にマザーズ市場の下げがキツく、個人投資家が好きな新興銘柄の弱さを物語っています。

 

マザーズ市場の下げきっつw
そして昨年終盤調整が入った東証リート指数が、
株式の下げと相反して上昇に転じている点が興味深いですね。

2020年1月 保有リスク資産の概況

リスク資産評価額の月間推移

リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。米国市場の引けを考慮して2月1日(土)を1月末の数値として評価しています。

グラフ中に置いた1~4付近の動きについてイベントを整理しました。

  グラフ中のイベント 

  1. 米国がイランのソレイマニ司令官を殺害し軍事衝突が警戒されましたが、両国の穏便な対応により緊張は急速に緩和され相場は上昇に転じました。
  2. 1月15日には米中貿易協議が「第一段階の合意」に達しました。その内容は虚ろなものにも見えますが市場は好感してリスクオン相場に拍車がかかりました。
  3. 中国湖北省武漢市発の新型コロナウイルスの感染拡大が報じられリスクオン相場に冷や水。
  4. 感染が世界各国に拡大し中国国内でも歯止めがかからない様子に一気にリスクオフに傾きました。

 

保有銘柄の騰落

昨年12月末時点・1月末時点でともに保有していた銘柄は、米国株・日本株合わせて46銘柄でした。値下がった銘柄数のほうが圧倒的に多かったです。

銘柄数 値上がり銘柄数 値下がり銘柄数 変わらず
46
15
31
0

保有銘柄の騰落率、上げのトップ5

2020年1月の月間騰落率、値上がり率トップ5です。

銘柄 値上がり額 月末株価 値上がり率
[V]ビザ +11.07$ 198.97$ +5.89%
[VGT]米国情報技術セクター +9.33$ 254.18$ +3.81%
[8591]オリックス +47円 1,858円 +2.60%
[8304]あおぞら銀行 +71円 2,962円 +2.46%
[9437]NTTドコモ +69円 3,107円 +2.27%

米国のハイテク銘柄と国内の高配当銘柄がランクインしました。

[V]ビザ は決算で顧客に支払うインセンティブの伸びが嫌気されて売られましたが月間では堂々の値上がり率トップでした。

保有銘柄の騰落率、下げのトップ5

2020年1月の月間騰落率、値下がり率トップ5です。

銘柄 値下がり額 月末株価 値下がり率
-380円 1,406円 -21.28%
[6464]ツバキ・ナカシマ -302円 1,297円 -18.89%
[8963]インヴィンシブル投資法人 -7,000円 54,900円 -11.31%
[6197]ソラスト -132円 1,151円 -10.29%
-133円 1,320円 -9.15%

値上がりトップ5の値上がり率のショボさに対して、値下がりトップ5の値下がり率の凄惨すぎますねw

決算で売られた [7713]シグマ光機、[6464]ツバキ・ナカシマ が2トップ。[8963]インヴィンシブル投資法人 はいまいち決算+新型コロナウイルスの騒ぎで売られましたね。

2020年1月の確定損益

確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部でしかありません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。

項目 2020/1単月 2020年累積
FXの利益 -321,123円 -321,123円
有価証券売却益 ±0円 ±0円
配当・分配金収入 +37,803円 +37,803円
雑収入(貸株金利等) +221円 +221円
合計 -283,099円 -283,099円

FXは昨年来のポジションをがっつり解消して-321,123円。こんなことなら昨年中に損出しして閉じとけば良かった。長いこと含み損のまま持っていたポジションなので、リスク資産評価額には影響は出ていません。…と云う言い方はチョット不誠実な響きがありますね。長い時間をかけてリスク資産評価額を圧迫してきた一因であることには間違いありません。

株式の売買は無く、配当・分配金、貸株金利等の雑収入を加えると、1月単月で-283,099円の確定損失 となりました。

税処理上はFXの損益と配当収入等株式の損益は合算できないので、このFXの損失を無駄にしないためにはFXで同額くらいは利益を得ておきたいところですね。まあでも以前に比べてFXへの興味はだいぶ薄れているので、撤退も視野に徐々に資金を退いていきましょうかね。

今後の資産運用方針

今後(2020年2月)の資産運用として以下3点を方針として掲げます。

  • コロナショックに乗じてリスク資産中の現預金約110万円を順次株式に替えます。
  • 毎月23万円の積み立てを継続します。
  • 別途70万円ほどの新たな資金注入を行います。(生命保険の解約で戻ったおかねが元手)

 

コロナショックの大底を掴みたい…!!!
のだけどw、どこが大底かなんて分かるわけもないので、
銘柄を定めて時間分散しながらチョイチョイ購入していくこととします。
うまくいくかな~?ww

 

以上、2020年1月の投資活動のまとめでした。

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