2020年7月 月次運用レポート、ブフッあの人「資産運用」してるくせに今月もおかね減ってるんだってww

2020年7月 月次運用レポート、ブフッあの人「資産運用」してるくせに今月もおかね減ってるんだってww

2020年の7月が終わるのと同時に、関東では梅雨が明け、夏が到来しました。

けれど新型コロナウイルスの国内感染者数は日に日に増えつつあり、どうにもパッとしない夏になりそうです。

夏祭りに花火大会、各地の夏のイベントも中止がほとんどのようですね。女子の浴衣姿を見る機会も、今年は(下の画像以外は)無いかも知れません。

あの人、「資産運用」してるくせに今月もおかね減ってるんだってww

それでは、2020年7月のリスク資産の運用状況を確認します。

 
 

2020年7月末時点 我が家のリスク資産

リスク資産評価額の推移

2020年7月末時点のリスク資産評価額は3890万円でした。前月末時点では3949万円だったので、前月末対比で60万円の減であります。

 

原資3991万に対して評価額3890、また含み損が膨らみました。
いわゆる夏枯れ相場ってヤツですね。
え、みんな夏枯れしてるんですよね?
我が家だけじゃないですよね…?

リスク資産評価額の変動要素

リスク資産評価額の変動要素を簡単にまとめました。

7月は新たに約24万円の資金を注入しました。

評価損益は前月末評価額に対し-1.72%と68万円の減でした。

利益の生活還元は6月の配当収入の一部である15万円を出金して旅行積立に充てています。

差し引きすると、リスク資産は約60万円の減でした。

原資を24万足して生活還元を15万しているので、
差し引き9万増えているはずなのに、リスク資産は減りました。
もしかして。いやもしかしなくても、
これは、ノンポジマンに劣後しているということですギギギギ…!

生活還元を含む損益の推移

我が家では「株式の売買で得た確定損益」と「保有したままの含み損益」を分けずに、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做しています。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。

この考えに基づくと「確定利益」はリスク資産の口座から出金した途端に評価額から引かれてしまうのですが、累積の利益には数えたいので数えます。「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。

2020年7月末時点では「含み損益-101万円+確定利益+210万円=合計損益+109万円となりました。黒字です。まだ黒字です!

なお、原資3991万円に対する合計損益+109万円の損益率は+2.73%です。

 

5月末までのあの戻しの勢いはすでに失われていて、
厳しい夏となりそうですね。
夏を越えても米国大統領選を控えて不安定な相場が続きそうです。

2020年7月の市況概況

2020年7月は、米国株とくにNASDAQの強さと、日本市場の軟弱さが改めて示されたでありました。

金融緩和でじゃぶじゃぶになったおかねが、金や銀のコモディティに流れているほか、NASDAQを主戦場とするハイテク銘柄に流れています。

日本市場は急速なドル安の進行もあって、TOPIXとマザーズが非常に弱い一ヵ月になりました。

 

こうしてみると我が家のポートフォリオ、よくぞ-1.73%で収まりました。
米国株があがって為替が落ちて・国内株がめためたで、
間を取って-1.73%てところですね。

2020年7月 保有リスク資産の概況

リスク資産評価額の月間推移

リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。

グラフ中に置いた1~4付近の動きについてイベントを整理しました。

  グラフ中のイベント 

  1. 米国雇用統計の改善。
  2. 米国および国内の感染拡大と、ETF分配金拠出の売り拡大、ドル安進行。
  3. ワクチンの期待による急上昇。
  4. 米国経済先行懸念、米国GDP-32.9%。国内株は4-6月期決算で業績悪化企業続出。

7月最終週の急落がキツかったですね。
4-6月期の決算発表が続き、軒並み業績悪化の国内株が死にました。
GAFAは好決算でしたが、米国株も高配当ETFがPFの多くを占めているので
あまり好影響は及びませんでした…寂。

高配当の…高配当の亡霊が投資家を襲う…!!

リスク資産評価額の年初来推移

年初来の評価額の推移は次のグラフのようになっています。

こうして見ると5月の尖り具合が先走りすぎて異常なのであって、6月・7月がその調整だったと見えなくもないですね。

すでに金融緩和は出尽くし感がありますし、感染者数が収束しない間は上値の重い展開になりそうですね。

保有銘柄の騰落

7月1ヵ月間での保有銘柄の騰落の状況は次のヒートマップのとおりです。

国内株式ががっつり下げて、米国株式がまだら模様。

ただ、為替の要素を除外すると、米国株式は [V]ビザ を除いてプラスでした。

株価の騰落だけで見ると、個別株およびETF全52銘柄のうち値上がり23銘柄・値下がり29銘柄。国内株の大半が下がり、米国株の94%が騰がりました。

保有銘柄の騰落率、上げのトップ3

2020年7月の月間騰落率、値上がり率トップ3です。

順位 銘柄 騰落率
1 [SPXL]Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF +9.3%
2 [8986]大和証券リビング投資法人 +6.6%
3 [VGT]米国技術情報セクターETF +4.3%

[8986]大和証券リビング投資法人 は、保有するJREIT銘柄の中でも、コロナ以降も比較的堅調な推移をしています。保有する他銘柄にホテル系が多いのに対し、住居&ヘルスケア施設というポートフォリオの銘柄なので、安定感が買われているのでしょう。

[VGT]米国情報技術セクターETF は、AAPLのように爆謄した銘柄もあれば、INTCのように爆下げした銘柄もあって、混ぜ混ぜすると+4.3%という結果でした。

 

 

米国株のほとんどが堅調な値動きをしている中で、
PFで多くの面積を占める高配当系のETFは
騰がってはいるものの弱々しい値動きでパッとしません。

 

保有銘柄の騰落率、下げのトップ3

2020年7月の月間騰落率、値下がり率トップ3です。

順位 銘柄 騰落率
1 [7751]キヤノン -21.5%
2 [3472]大江戸温泉リート投資法人 -19.0%
3 [9020]JR東日本 -18.8%

[7751]キヤノン は初めて四半期の最終赤字を発表し、33年ぶりの減配を決定しました。減配に衝撃を受けた投資家が投げ売り、前月末比で-21.5%と酷いありさまとなりました。同社がこの時期に下期決算時の配当を「未定」とするのは例年のとおりですし、配当を減らして投資に充てるという方針も同社が置かれた環境を思えば至極正しいですし、売らずにそのままホールドでいきます。

キヤノン、四半期初の最終赤字88億円 33年ぶり減配

[3472]大江戸温泉リート投資法人 は2020年5月期の決算が嫌気され前月末比で-19.0%と売られました。2020年5月期分配金は前期比-3.6%・2,328円の実績、11月期は5月期比で-17.7%・1,915円と減配が予想されています。不調は不調ですけれども、[8963]インヴィンシブル投資法人 などと較べると比較的堅牢な運営となっています。

[9020]JR東日本  は…、言うまでもありませんね。なんでこの株買っちゃったんだろうなあ…笑

JR東日本、過去最大の1553億円最終赤字 4~6月

2020年7月の確定損益

確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部でしかありません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。

項目 2020/7単月 2020年累積
FXの利益 -1,998円 -2,273,392円
有価証券売却益 +503,350円 +533,655円
配当・分配金所得 +33,235円 +493,902円
雑所得(貸株金利等) +121円 +1,898円
合計 +534,708円 -1,243,937円

FXはもう退学したのに、とある都合で1万円ほど入金する機会があり…。すぐに出金するつもりだったのですが、ついついポジってしまい、美しいくらいあっさりと損を出しました。ドヤアア!(´;ω;`)ウッ…

有価証券売却益は、IPOで当たって以来保有していた [3994]マネーフォワード を売却、約50万円の確定利益を得ました。1,550円が6,600円になりました。その後同銘柄は7,000円台で伸びているのですが、精神衛生に悪いのであまり株価を追わないようにしています…。

7月は配当所得が高校生の月間のバイト代ぶんくらい入りました。生徒会長の森七菜さんが僕のために働いてくれたおかげです。

2020年7月の配当収入は?!高校生のバイト代の平均月収並みでした!

ほかに貸株金利の雑収入が121円。

7月単月で+534,708円の確定利益 となり、2020年の累計で-1,243,937円と云う状態となりました。

冬のあいだに被ったFXの確定損失が重くて、確定損益だけでプラスにするのは今年中は難しいかも知れませんね…。

今後の資産運用方針

今後(2020年8月)の資産運用として以下2点を方針として掲げます。

  • 毎月21.8万円の積み立てを継続します。
  • 車を買うことにしたので、夏の賞与は預金のままとっておく。
  • 車の購入に向けて、リスク資産の取り崩し方を検討する。

 

おおきな買い物の予定ができたので、
毎月の積み立てだけを継続して、夏の賞与はそのまま取っておくことにします。
おおきな買い物にあたっては、生活防衛資金に手を付けたくないので
リスク資産も少し取り崩すつもりでいます。
どんなふうに取り崩すかを検討する8月になりそうです。

以上、2020年7月の投資活動のまとめでした。

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