2020年4月18日(土)時点のリスク資産評価額、終わってみればほぼ横這いの1週間。世界は無事経済活動を再開できるのか?

2020年4月18日(土)時点のリスク資産評価額、終わってみればほぼ横這いの1週間。世界は無事経済活動を再開できるのか?

引き続き新型コロナウイルスが全世界で猛威をふるっています。

7都道府県を対象に緊急事態宣言を発令して10日後、政府はその対象を全都道府県に拡大しました。

人との接触を8割減らそうと云う掛け声のもと、渋谷のスクランブル交差点も閑散としています。

仕事は普通の忙しさに加えてコロナ禍によるプロジェクト緊急停止の対応などがあってちょっとドタバタ。

なんとなく株のことは忘れがちになっているのは、3月に強烈なボラティリティを味わっているせいか、日々の評価額の増減に関する感覚が麻痺しているのかも知れません。ボラティリティが落ち着き始めて日々の増減も多くて数十万ですから、麻痺した感覚には平坦な遊び場みたいなものですね。僕はまたひとつ図太さの階段を昇ることが出来たようです。階段を昇り切ると、お釈迦様の境地に至ることができると言われています。

さて、とはいえ、わたくし千鳥足のような投資初心者は、世界の政治・経済の動きが市場にどういう影響を及ぼすのか、それを把握することが重要だと考えています。毎週末のリスク資産評価額の推移を記録しているのはそのためです。今週も淡々と記録を残しておきます。

 
 

2020年4月18日(土)時点のリスク資産評価額

2020年4月18日(土)時点のリスク資産の評価額は3627万円でした。ほぼ横這い。

前週末比でリスク資産の 評価損益は+13.3万円(+0.37%) です。

今週は毎月のiDeCoのつみたてに2.3万円の新たな資金注入がありました。出金(利益の生活還元)はありませんでした。

このためリスク資産の評価額は+15.6万円(+0.43%)であります。

4月16日(木)に今週の底がありますが、17日(金)・18日(土)と回復しました。トランプ大統領が米国の経済活動再開に向けた指針を公表したことで、17日(金)の日本市場、その夜から18日(土)朝にかけての米国市場がよく騰がりましたね。

 

まあまあ動いた日もありましたが、終わってみればほぼ横這い。
3月の嵐の如きボラティリティに鍛えられたハートには
この程度の増減はもはや微風です。

2020年4月18日(土)時点の市場概況

市場 指標 前週末比 我が家のリスク資産
日本市場 日経平均 +2.05%
+0.37%
TOPIX +0.87%
JASDAQ +3.14%
マザーズ指数 +10.28%
+1.85%
米国市場 NYダウ +2.21%
S&P500 +3.04%
NASDAQ +6.09%
ほか(ウォッチ対象) 上海総合 +1.50%

今週も前週につづきウォッチしているすべての指標が騰がりました。

ただし前週とは違いだいぶ落ち着いた騰がり方です。一点、マザーズ指数の騰がり方が目を引きますね。

米国市場も堅調。こちらはNASDAQが強いです。

 

2番底は来るのか来ないのか?がみんなの関心ごとです。
僕には正直そんなのわかりません。
底付近で売った方々の買い戻しがあったあと、
またがっつり下げるかも知れませんが
そのときに前回の底をさらに下掘りするか否かもわかりません。

2020年4月18日(土)時点の保有資産概況

ヒートマップで表す保有資産の概況

保有資産の前週末比のヒートマップです。ヒートマップは自作のEXCELのマクロで作成しています。

今週は緑(評価額増)と赤(評価額減)が半々くらいでしょうか。

米国株式はおおむね評価額増、国内株式は大型株が評価額減、中小型株が評価額増ですね。

 

米国株式でも国内株式でも高配当系のETF・個別銘柄が弱いですね。
またドル円が107円台まで下げたために
米国株式・債券は価格の推移ほどには伸びていません。
株高で流動性確保のためのドル需要が後退しているとの見方があるようです。

値上がり銘柄ピックアップ

保有銘柄の個々の騰落は、以下のツールを使って管理しています。保有銘柄数がだいぶ増えてきたので、毎週末の株価を取得&記録するのに便利です。よろしければ使ってくださいね。

【EXCELで株価取得】国内株・米国株の株価を銘柄・日付指定で取得するツール

保有51銘柄中、値上がりしたのは23銘柄でした。

[8963]インヴィンシブル投資法人 が前週末比+11.71%。底からはだいぶ戻りましたが分配金利回りは未だ11.93%。まだまだ買いどきではありますね。

[]相模ゴム が同+9.75%。コロナショック前の水準まで戻してきました。巣篭り銘柄として5週連続の続騰であります。

[3994] が同+9.66%。14日発表の1Q決算はBtoC、BtoBのビジネスともに依然として高い成長が見られ好感されました。

マネーフォワード1Q決算、連結売上高は71%成長で過去最高

[SPXL]ディレクション・デイリー・S&P500ブル3倍ETF は同+8.69%。

[JNJ]ジョンソン&ジョンソン が同+7.64%。14日発表の4半期決算では純利益が55%増とコロナウイルスの流行が却って業績を後押ししました。配当金の引き上げもおおいに歓迎されました。

米J&Jの1~3月期、純利益55%増 通期予…(写真=ロイター)

値下がり銘柄ピックアップ

保有51銘柄中、値下がりした銘柄は28銘柄でした。

が前週末比-7.06%。

[8591]オリックス が同-5.16%。

[7729]東京精密 が同-3.83%。

[6326]クボタ が同-3.46%。

が同-3.26%。

今週の売買

[1655]S&P500連動ETF を買い増し

毎月積み立てている [1655]S&P500連動ETF 。

2番底が来るとか来ないとか分かりませんが、毎月のつみたてモノですし、タイミングを測りすぎるのもストレスかかるだけなので、まずはさくっと20口だけ購入しました。

これで同ETFの保有口数は都合599口となりました。

今月中にあと30~40口購入する予定です。

[MSFT]マイクロソフト を購入

MSFT 欲しい気持ちを、でも色んなETFに色濃く組み込まれてるしなァという気持ちが長らく勝っていたのですが、やっぱ欲しい!となって4株だけ購入しました。

どうせ保有するなら50株くらいは持っておきたいなァと思うものの、いまいまは(先週 [7701]島津製作所 を衝動買いしてしまったために)資金がありませんので、4株だけで我慢です。

これからの投資作業

「方針」とか云うほど高尚なものではないので「作業」と言い切ります。

  • 債券上昇・株価下落の場面が再現されるならば、BNDからSPYDへの入れ替えを進めます。
  • [1655]S&P500米国株ETF のつみたてをする。

 

米国は経済活動の段階的な再開という希望を見せました。
日本もひとまず5月6日に緊急事態宣言の解除を見込んでいます。
2番底が来るとしたら、これらの希望が打ち砕かれたときかも知れません。
ウイルスの蔓延に歯止めがかかり、経済活動が無事再開されると良いのですが…。

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