9月終盤の勢い冷めやらぬまま10月に入り、てっきりそのままの勢いが継続するものと思いきや、米長期債利回りの高騰を嫌気した急落から始まる強烈な下げによって、2018年10月は投資初心者には少々きつい相場でした。
2018年10月の投資活動について整理しました。
2018年10月末時点のリスク資産評価額
2018年10月末時点のリスク資産評価額は3418万円でした。
リスク資産評価額、2018年10月の損益は実に-161万円…!!!
下の表では当月末時点と前月末時点のリスク資産評価額、損益などを比較しています。
項目 | 2018/09末 | 2018/10末 | 月間変動金額 |
---|---|---|---|
(a)リスク資産評価額 | 3569万円 | 3418万円 | -151万円 |
(b)投入原資 ※再投資額は含まず | 3311万円 | 3330万円 | +19万円 |
(c)含み損益 ※(a)-(b) | 258万円 | 88万円 | -170万円 |
(d)出金(生活還元)した確定利益 | 87万円 | 96万円 | +9万円 |
(e)合計損益 ※(c)+(d) | 345万円 | 184万円 | -161万円 |
(f)損益率 ※(e)/(b) | +10.42% | +5.53% | - |
月間の損益は-161万円となりました。賞与が軽くふっとんだような額です。(´;ω;`)ブワッ でも含み益が幻なら、飛んだ額だって幻だよねウン。
月間損益の前月末時点リスク資産評価額に対する割合は、-4.51% です。
なお、ここでは、いわゆる修正ディーツ法とは異なり、配当金や譲渡益の再投資は原資に数えていません。もともと投入したおかねが、資産運用によって幾らまで膨らみどれだけ生活還元できているか、僕はそれを知りたいのです。
リスク資産評価額、2018年は注げど注げど増えない構図w
同じく当月末時点と前年末時点のリスク資産評価額、損益などを比較しています。
項目 | 2017/12末 | 2018/10末 | 月間変動金額 |
---|---|---|---|
(a)リスク資産評価額 | 3307万円 | 3418万円 | +110万円 |
(b)投入原資 ※再投資額は含まず | 3032万円 | 3330万円 | +298万円 |
(c)含み損益 ※(a)-(b) | 276万円 | 88万円 | -188万円 |
(d)出金(生活還元)した確定利益 | 14万円 | 96万円 | +82万円 |
(e)合計損益 ※(c)+(d) | 290万円 | 184万円 | -106万円 |
(f)損益率 ※(e)/(b) | +9.57% | +5.53% | - |
298万円を新たに投入したけれども、内106万円は溶けた云う数値です。なんやここは賽の河原か…?!
つみたてNISA 2018 pic.twitter.com/8ByyaOgFih
— 千鳥足 (@chidoriashi_sh) 2018年10月26日
2018年10月の確定利益
FXで決済して利益を得る。購入した株を売却して利益を得る。これらの利益を確定利益と云うけれど、その確定利益を再投資してしまえば再び不確かな存在となり流動するので、一体「確定」と云うべき確かさはどこにあるんだろう。と云う疑問を常々抱いています。が、税金はこの確定利益に基づきによって決まるのです。
項目 | 2018/10単月 | 2018年累積 |
---|---|---|
FXの利益 | 83,909円 | 862,909円 |
有価証券売却益 | 77,444円 | 375,502円 |
配当・分配金収入 | 61,653円 | 847,916円 |
雑収入 | 1,719円 | 17,957円 |
合計 | 224,725円 | 2,104,284円 |
じっさい、2018年の累積で210万円の確定利益を得ているにも拘わらず、損益は2018年において-106万円と目減りしているわけで、まるで「確定」していないことが判ります。笑 えッちょっと待ってどういうこと。なんかこれ計算どっかでミスってるんじゃないの?(;^ω^)
2018年10月の市況と保有資産の動き
市場の概況
市場 | 指標 | 増減率 | 我が家のリスク資産 |
---|---|---|---|
日本市場 | 日経平均 | -9.12% |
-4.51%
|
TOPIX | -9.42% | ||
JASDAQ | -7.08% | ||
マザーズ指数 | -15.78% | ||
東証リート指数 | -1.76% | ||
米国市場 | NYダウ | -5.99% | |
S&P500 | -7.94% | ||
NASDAQ | -11.00% | ||
ほか | 上海総合 | -7.75% |
いやあ、こうして見ると、2018年10月がいかに厳しかったかが分かりますね。毎度のことではありますが、震源地である米国市場よりも、日本市場のほうがおおきな下落率になっています。
保有銘柄の騰落数
米国株、日本株合わせて手持ち44銘柄の値動きは下の表のとおり、ほぼほぼ下げです。
銘柄数 | 値上がり銘柄数 | 値下がり銘柄数 | 変わらず |
---|---|---|---|
44 |
8
|
36
|
0 |
保有銘柄の騰落率、上げのトップ5
2018年10月の月間騰落率、値上がり率トップ5です。
銘柄 | 値上がり額 | 月末株価 | 値上がり率 |
---|---|---|---|
[MO]アルトリア | +4.73$ | 65.04$ | +7.84% |
[1717]明豊ファシリティワークス | +26円 | 510円 | +5.34% |
[SO]サザン | +1.43$ | 45.03$ | +3.28% |
[2764]ひらまつ | +14円 | 472円 | +3.06% |
[5108]ブリヂストン | +70円 | 4,363円 | +1.63% |
[MO]アルトリア が好決算を受けてとても強い値動きをしました。[2764]ひらまつ が意外にもランクイン。特に何もニュースは無いのですが。
保有銘柄の騰落率、下げのトップ5
2018年10月の月間騰落率、値下がり率トップ5です。
銘柄 | 値下がり額 | 月末株価 | 値下がり率 |
---|---|---|---|
[3994]マネーフォワード | -1,250円 | 3,800円 | -24.75% |
[2311]エプコ | -321円 | 1,050円 | -23.41% |
[6197]ソラスト | -292円 | 1,187円 | -19.74% |
[7713]シグマ光機 | -280円 | 1,767円 | -13.68% |
[6464]ツバキ・ナカシマ | -261円 | 2,080円 | -11.15% |
上げのトップ5の値上がり率の貧弱さに対して、何この値下がり率の強靭さ…!
[3994]マネーフォワード と [2311]エプコ はこの地合いの直前にあまりよろしくない決算もしくは業績予想の下方修正を出していて、一気に溶けました。
[6197]ソラスト と [7713]シグマ光機 は何ら悪材料なく、この地合いでそれまでの高騰を戻された感。
運用の点検とこれからの運用
2018年10月の運用の点検
10月にやるべきことに掲げた事項は以下4点でした。
- 新興国株式への投資方法を決める。
⇒何も決められていません…。 - 「毎月配当」エリアでは、毎月50万円分ずつドル転する資金で、BND、HDV、DYM、VYM などを買い集めてポートフォリオを作る予定だが、配分や買い付けルールが決まっていないので決める。
⇒そもそもドル転がまるで進まなくって…。何も決められていません。 - 「アクティブ」エリアも同様にどのETFをどれだけ購入するのか決めておく。
⇒VIG、VGT を買うとは決めているのですが、どれだけまでは決められていません。 - 家計を黒字に浮上させるために、手ごろな株を2,3銘柄売却する。その利益だけ生活還元する。
⇒[3543]コメダ を売却しました。あとたまたまですが [9201]日本航空 をデイトレ的に捌いて利益を得ました。10月の譲渡益は77,444円でした。ごちごち。
素晴らしく何もできていません…!!
2018年11月の運用方針
やるべきことをたくさん挙げて何も実施できていないので、シンプルにしましょう。
以前、我が家の資産状況を確認し、構成比率の変更を進めることにしました。
我が家の資産構成について考える。無リスク資産をリスクの海原へ…!
この方針に基づき動くために、米国株のETF購入や新興国株の購入検討をやるべきことに挙げていたのですが、すでに購入したぶんと日々の株価の変動でいま現時点がどのような構成になっているのか、しばらく確認できていません。まずは再度現状を確認するとともに、次の方針を決めます。これを11月中の目標とします。
以上、2018年10月の投資活動のまとめでした!
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